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【コロナ禍でもできること】マンションの防災倉庫を、子どもたちみんなでペイント! 富岡のマンション『サンコーポ浦安』の取り組みを取材しました

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コロナ禍で世の中がガラッと変わって早1年。この間、中止を余儀なくされたり、開催を断念せざるを得なかったイベントは数知れず…地域の子どもたちが集う『子ども会』も例外ではありません。夏祭りにハロウィンにクリスマス会、特に飲食を伴うイベントはことごとく中止となってしまったところが多かったのではないでしょうか。

そんな状況の中、富岡にある大規模マンション『サンコーポ浦安』で、マンションの防災倉庫を子どもたちがペイントするというとっても楽しそうなイベントが開催されました! サンコーポの子ども会主催で開催されたこちらのイベント、飲食せずに屋外開催というだけでなく、感染リスクに配慮して3部制をとるなど、コロナ対策にもしっかり配慮。子どもたちの真剣な眼差しとのびのびとした筆が青空に映える、とってもステキなイベントでしたよ!

イラストレーターさんと一緒に、防災倉庫に絵を描こう♪テーマは『サンコーポのあそび』

防災倉庫をペイントする会、『倉庫に絵を描くぞ大会』が開催されたのは4/3(土)。本来ならば3/21に開催されるはずが雨で流れ、さらに予備日の3/28も雨で流れ…2回の延期を経ての4/3(土)は、春らしい晴天! この日を祝福してくれているかのよう。

絵を描くのは、こちらにずらっと並んだ大きな倉庫。サビがひどく、塗りなおしをしなければ…という時期に差し掛かっていたとき、「この1年子ども会として何も活動できていない。進級前に思い出作りをしてあげたい!」と、子ども会の部長さんからみんなでペイントする案が浮上。まずは大人が真っ白に塗り上げ、講師の井上ヤスミチさんがサンコーポの中庭にある丘をイメージした緑を描き加えています。ここから『サンコーポのあそび』をテーマに子どもたちが絵を描いていくのですが、どんな世界が広がるのか、とってもワクワクしますね…!

密を防ぐため、ペイントは3部制。11時からは未就学児と中学生、13時からは小学校1・3・6年生、15時からは2・4・5年生の時間です。私がお邪魔したのは一番はじめ、11時~の回。小さい子たち、そして中学生のお兄さんお姉さんが参加します。

講師でイラストレーターの井上さん(帽子が楽しいのでぜひ注目!)は、5年ほど前からサンコーポの夏祭りで毎年フェイスペイントをされていたのだそう! サンコーポの子どもたちにとってはお馴染みなんですね♪ まずは井上さんから、テーマ『サンコーポのあそび』についてと、絵を描くときの約束が説明されます。

  1. 嫌な気持ちになるものは描かないこと
  2. 文字とキャラクターは描かないこと
  3. 色は勝手に混ぜないこと

今回は井上さんだけでなく、美術部の中学生が『カラフルさん』としてお手伝いに入っています(バッジかわいい!)。「水色をつくりたい」「ピンクをつくりたい」…そんな時はカラフルさんを呼べば作ってくれるというわけ。

もう子どもたちは描きたくてウズウズ…手の消毒をして、靴を脱いで、いざペイント!

どんどん筆が進んで、世界が広がっていく

みんなとっても思い切りがイイ! どんどん絵が生まれていきます。お花、虹、自転車、マンション…

この回は未就学児と中学生。高いところは中学生のお兄さんお姉さんが、下のほうは小さな子たちがわちゃわちゃと、棲み分けながらペイントが進みます。「こんなに大きなところに描くことがないから、新鮮」「これ、ぼくのおうちだよ」「カラフルさーん、こっちー!」。筆を持っているみんなが夢中。同じサンコーポに住む仲間同士、見守っているお父さんお母さんたちも、みんな笑顔で楽しそう!

第一部は11時~12時まで。ですが、途中参加もOKだし、描き終えた子から順次帰ってOK♪ 頑張った子どもたちには、飲み物とお菓子をもらえます。

太陽と風船を描いていた女の子たちに、コンセプトを聞いてみると…「サンコーポって明るい感じがするから」とのこと! なるほど~、住んでいる子どもたちもそんなイメージを抱いているんですね。

「ふだん小さな子たちと関わることがないので、一緒に描けて楽しかったです」と中学生の女の子たち。確かに同じマンションに住んでいるとしても、年の離れた子同士で関わることってあんまりないかもしれません。このペイント大会は貴重な交流の場にもなっていたのですね。

第一部はここで終了!

子どもの自由さを活かしながら、作品として仕上げる。最終的にどうなったかというと…!?

この休憩時間を利用して、講師の井上さんにお話を聞いてみました。「5年ほど前からサンコーポ浦安には来ているんですが、この広い中庭で子どもたちがのびのび遊んでいるのを見て、すごく良い環境だなと思ったんです。車も来ないし、親が近くにいなくても子どもたち同士で走り回ったり、木に登ったり…。こんなに自由な環境で育っている子どもたちだから、いろんな行事やここでの遊びをシンプルにそのまま描いてもらうのが一番描きやすいかな、と思って『サンコーポのあそび』テーマを決めました」と井上さん。

今回のキャンバスである防災倉庫は、書き上げたあともこの広場にそのまま残ります。だからこそ、子どもたちが思い思いに描いたものを、ただの落書きではなく統一感を持たせ、一つの作品に仕上げていく作業が肝心なのです。「最後に少し手を加えて、顔に手足をつけたり、花に葉っぱと茎を足したりして、つじつまが合うように仕上げていきます。今回は美術部の中学生たちがカラフルさんとして手伝いに入ってくれたので、何かしら形になりそうだなという予感はしていますね」。さて、第二部・第三部を経ての仕上がりは…!?

じゃじゃーん!! 遠くからでも存在感を放つ、とっても楽しい防災倉庫に生まれ変わりました!

マンションに咲くたくさんの笑顔、花々と木、お祭りにハロウィンに花火、蝶にハチに京葉線…

側面や裏側にも。なんとフォトスポットも登場してました!

震災など大きな災害が起きたときに活躍するであろう防災倉庫。ここを開けるときは、もしかすると辛く悲しい気持ちになっているかもしれません。でも、この子どもたちの描いた笑顔やお花や楽しいイベントの絵を見ることで、ふと笑みがこぼれたり、心の奥にポッとお花が咲いたり、少しだけ元気をもらえるんじゃないか…そんな気がしました。

コロナの影響で、様々な楽しい催しが出来ない状況が続いています。でも、こういう時こそ知恵を出し合って、“出来ないこと”に代わる“楽しいこと”を生み出し、日々を豊かにする——人の強さと賢さに、誇りを感じた取材でした。

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