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浦安市の仕組みって、どこまで知ってる? こどもたちと一緒に学んできました!【こどもがつくるまち@うらやす 打ち合わせ潜入レポ】

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「市議会ってなあに?」「市長さんって何する人?」「市役所の仕事って、どんなこと?」とこどもに聞かれたら、なんと答えますか? なんとなくは分かっていても、いざ言葉にして説明しようとすると難しい…そんな大人も多いはず、私もその一人です。先日、こどもたちが市の仕組みを学ぶ勉強会を開催するということで、これは私も聞いてみたい!と、いっしょに勉強取材してきました!  

『こどもがつくるまち@うらやす』とは?

小4~中3までのこどもたちが40名ほど、市内全域から市役所10階の傍聴室に集まりました。学区も年齢も様々のこどもたち、一体どんな集まりなのか…というと、9月と10月に開催される『こどもがつくるまち@うらやす』に公共スタッフとして参加する子たちなのです。

「こどもがつくるまち」とは、こどもが主役となり、働いたり、遊んだり、学んだりする仮想の街です。もともとドイツのニュンヘンで1979年に誕生した、教育に街づくりなどを取り入れたプログラムです。
 
子どもたち自らが「まちづくり」や「まちの運営」の疑似社会体験に参画し、主体性を発揮することで自主性や協調性、創造性等を育み、社会の仕組みや社会への参加について学んでもらいます。
 
 

『こどもがつくるまち@うらやす』は、今年で4年目を迎えるこどものイベント。過去に開催された『こどもがつくるまち@うらやす』の様子は、下記リンクからもご覧いただけます。
2016年↓

浦安っこの才覚、底力に脱帽!【こどもがつくるまち@うらやす】熱狂の日!

2018年↓

9月22・23日新浦安駅前開催 【こどもがつくるまち@うらやす】潜入(?)レポート!

公共スタッフ」として動くこどもたちに、実際の“公共”である浦安市がどんな仕組みになっているのか教えてくれるのは、浦安市議会の西川嘉純さんと中村理香子さん。


最初の挨拶は、今回副議長に就任した市議会議員の中村さんです。女性の副議長は久しぶりなのだとか。「毎回たくさんのこどもたちが楽しみにしている『こどもがつくるまち』、皆さんの夢を叶えるまちを実現するために、有意義な勉強会になるように、たくさん質問してくださいね!」。


続いてこどもたちへの講義をしてくださるのは、前浦安市議会議長の西川さん。「市議会のことって、こどもだけでなく大人も知らない人が多いんです。私たちの生活のことを議論している場所なので、もっと身近に知ってもらいたいなと思います」。

どこまで知ってる?浦安のこと

西川さんからこどもたちに、浦安に関する質問が出ました。あなたはどこまでわかりますか?

浦安市の
1.広さ
2.人口
3.世帯数
4.職員の数
5.公共施設の数
6.年間予算
7.事業の数

2まではなんとなくわかりますが、うーん3からはちょっと…難しい…。正解は、

浦安市の
1.広さ…約17㎢
2.人口…約17万人
3.世帯数…約8万世帯
4.職員の数…約1300人
5.公共施設の数…約300
6.年間予算…約1000億円
7.事業の数…約1800


「市役所は『行政府』と言って、市民の生活を守る仕事をしているところ。浦安市役所では約1300人の職員さんが働いているのですが、市長さんはこの1300人の職員さんがしっかり市民のために働けるよう、計画を作ったり方向性を決める人。市議会は『立法府』といって、みんなのルールを決めるところ。まちの人全員が一か所に集まってルールを決めていた時代もあるのですが、今はそうもいかないので、選挙で自分たちの代表——これが議員です——を決めて、話し合いをしています」。西川議員、こどもたちにもわかりやすく、具体例を交えながら説明を進めていきます。

市議会の中を探検!

続いて、市議会の中を見学します。
こどもや赤ちゃん連れでも入れる特別傍聴席、

歴代議長の写真が飾ってある議長室、

まちのルールを決めるのに必要な資料や議事録が保管されている図書室、

委員会室、

そして本会議場。
 
議長席や市長席に座ってもいいよ!と言われ、大はしゃぎのこどもたち! 西川議員にもたくさん質問が出ました。

Q.市議会は毎日やっているの?
A.3月・6月・9月・12月の平日にやっています。市の職員さんたちは、この3か月の間にいろいろ新しい計画をまとめて、議会に提出します。

Q.お給料はどのくらい?
A.内緒~(笑)! でも議員はみんなの代わりに仕事をしているので、みんなには知る権利があるから、市のホームページに載っていますよ。(平成30年4月現在、月額で議長63万円、副議長56万円、議員52万円だそう。こちらから

Q.あそこのモニターは何?

A.決議のときに賛成・反対が出ます。

Q.議員さんの机に入っているこの本は?

A.例規集と言って、まちのルールが細かく書かれています。これを決めるのが議会の仕事です。

で、『こどもがつくるまち』ではどうする? 

たくさん勉強した後は、感想を交えながら『こどもがつくるまち@うらやす』でどんな公共の仕事が必要か、グループに分かれて考えます。「ちょっと難しかった」「ピンと来なかった」という子もいましたが、中学生のお兄さん・お姉さんたちが話し合いをリードして、小学生の子たちも自分の考えや意見を述べていきます。
  

「市役所・銀行・警察は必要」「ハローワークも」「公民館を休憩所にして」「出版社と新聞社」「ちゃんとお店や会社が人を雇っているかチェックする人」「ルールのわからない子に教えてあげる部署」…昨年参加した子たちを中心に、たくさんの意見が出されました。

今後はさらにこどもたちで話し合いを進め、公共の仕事内容を固めていくそうです。その後、6月下旬には店長・社長の募集がありますので、参加したいという方はぜひチェックしてみてください! 本番は9月の新浦安駅前と、10月の市民まつり。こどもたちがどんなまちを作り上げるのか、楽しみで仕方ありません…!

こどもがつくるまち@うらやす http://kodomo-urayasu.com/index.htmlFacebookInstagram

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