浦安ってこんな街!
11.82020
【消防団員募集中】地域に貢献したい方、災害対応を学びたい方、消防車に乗りたい方も! 消防団に入団しませんか!?
『消防団』をご存知でしょうか。消防署と同じ消防機関なのですが、消防署員は公務員であるのに対し、ふだんは本業を持つ人たちが火災・風水害・震災などの際に消防団員として出動し、消防活動を行う組織です。そんな消防団の団員が、絶賛募集中! 漠然と「地域に貢献したい」とお考えの方、火災だけでなく風水害や震災などの災害対応を学びたい方、子どものころ憧れた消防車に乗ってみたいという方も、ぜひ消防団へ入団してみませんか? 現役の消防団員の皆さまに、インタビューさせていただきましたよ!
消防団って何をするの?
まずは月に一度、訓練があります。初心者はまずここで消防車の整備や点検、消火の戦術などを学びます。下の写真は消防署と消防団の合同訓練の様子です。
続いて、年に1度開催される『消防操法大会』への参加。消火の戦術や、放水を行なって的に当てる競技などが行われます。浦安の消防団は人数は少ないものの、東葛支部大会で優勝するなど優秀なのだそう! 仕事の後や日曜日などに訓練を行いながら、大会に備えます。
そして実際の消火活動。建物火災が発生すると、その時点で管轄の全団員へメールが配信されます(救急・救助・建物以外の火災では呼び出しはかかりません)。そこから各自が所属する分団の詰め所へ集まり、消防服へ着替え、消防車に乗って出動します。この出動がかかるのは、男性団員のみ。火災はいつ発生するかわからないので、仕事中や夜中に呼び出しがかかることも、もちろんあります。
女性団員は、予防啓発活動や広報などを担当します。現在、浦安の女性消防団員は、全員が応急手当指導の資格を持っているのだそう! 学校や自治体などの主催する救急訓練の中で、救命指導を行なっています(残念ながら、現在はコロナの影響でほぼ中止となってしまいました)。
その他、小学校5・6年生の子どもたちが所属する少年消防団も活躍中。2年間の間に、大人と同じように放水訓練や救命講習、啓発活動、震災時対応訓練などを行なっています。
消防団はどこにあるの?
大三角線沿い、江川橋のたもとにあるのが『第一分団』。堀江・富士見・東野・富岡・弁天・舞浜が管轄。
当代島の旧道沿いにあるのが『第二分団』。当代島・猫実・北栄・海楽・美浜が管轄。
昨年10月に移管し、日の出の消防出張所と一緒になっているのが『第三分団』。入船・今川・日の出・明海・高洲・鉄鋼通り・港・千鳥が管轄。
地図はこちらです↓。
どの分団にもポンプ車が2台あり、消防器具などが置いてあります。以前は分団のポンプ車は9台あったのだそうですが、人数減少により6台に減ってしまったのだそう。この6台のポンプ車で、市内全域で起きる火災をカバーしています。
消防団にはどんな人がいる?
現在、浦安の消防団員の数は、残念ながら条例で定められている定数の半数以下。そんな中、消防活動に携わる団員さんへお話を伺うことができました! 左から、第一分団の田中さん・梅田さん・狩野さん・小野瀬さんです。
■入団のきっかけは?
消防団へ入団したのはなぜなのでしょうか。「現団員の方に誘われて」「親族が消防団に属していて、転勤をきっかけに入団」「東日本大震災で家が半壊したとき、ボランティアの方々に助けられた。今度は自分が地域に恩返ししたいと入団を決意」…と、きっかけは様々。ですが『地域の役に立ちたい』という想いは皆さん共通して持っていらっしゃいます。
■日々大変なこと
日々の活動の中で大変なことを伺ってみたところ、やはり一番聞かれたのは現場への出動に関して。「時間や自分の気持ちに余裕を持たないと、すぐに現場へ出動が難しい」「日頃から常に警戒心を持って過ごさなければならず、オンとオフの切り替えが大変。実際やってみると想像よりも通知メールが多く、こんなに影で動いてくれていたんだな…と知った」。また、本業が別だからこその悩みとして「訓練などで日程を合わせるのが難しい」という意見も。「厳しい仕事をしてきたので、それほど大変さは感じていない」という声もありました。
■消防団のやりがい
大変なことはあるけれど、活動を続けている理由とは?消防団のやりがいをお伺いすると…大きく分けて『地域の役に立っていること』『仲間ができること』の2つが挙げられました。「仕事をしてるだけでなく、地域の役に立てていることがやりがい」「地域の方が笑顔で平和に暮らしている姿を見ると、嬉しくなります」「同じ分団の仲間はもちろん、消防署も含めた人間関係が宝」「地域の仲間とのつながりができたこと」といった意見が聞かれました。
11/15は分団の訓練日。見学自由、ご興味のある方お待ちしています!
来る11/15(日)、11月の消防団の訓練が行われます。ちょっとでも興味のある方、ぜひ見学にいらしてみてください! 第一分団(堀江)は、境川にて放水訓練を行う予定とのこと。第二分団(当代島)・第三分団(日の出)の場所は未定ですが、近くなったら消防署総務課へお問い合わせ(047-304-0142)いただければ、訓練場所を教えてくださるそうです。
第一分団の皆さんに、どんな方が消防団に向いているかをお伺いしたところ、「地域に貢献したいけど何がしたらよいか迷っている方」「人のために働きたい方」。その他「災害時の対応を学びたい方」「子どものころ、消防車に乗ってみたい!とか制服がカッコイイ!と思っていた方」という意見もありました! 高い志がなくても、ちょっと興味があったらまずは訓練の見学から、訪れてみてはいかがでしょうか?
浦安市消防団…https://urayasu-shobodan.jp/
- 報酬 年額5万円【団員階級】(階級により異なります)
- 被服の貸与 消防団に必要な被服が貸与されます。
- 公務災害補償 消防団活動中に負傷した場合などの補償制度があります。
- 退職報償金 一定期間以上勤務して退団した際は、退職報償金が支給されます。
問い合わせ先:消防本部総務課 047-304-0142
第一分団…浦安市堀江2-1-1
第二分団…浦安市当代島2-3-19
第三分団…浦安市日の出4-1-3
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