浦安ってこんな街!
11.82022
【特集:つなぐ②】浦安で35年、信頼と技から生まれる美味しいステーキ。創業者の思いを姉弟が繋いでいく「ステーキハウス Rib」
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漁業の町として栄えた浦安。魚屋さんや佃煮屋さんが多い街ですが、実は美味しいお肉が食べられるお店も多いんです! 今回ご紹介するのは、浦安で35年の歴史を誇る「ステーキハウス Rib」さん。市内に堀江店・北栄店と2店舗を有し、地元はもちろん遠方から訪れるお客様も多いお店です。
Ribを創業したのは、北海道・室蘭出身の斉藤さん。上京し日本橋の洋食店で修業、シェフを任されてからは店を6店舗に増やし、40人近いコックさんのトップとして長く腕をふるいました。
45歳ごろに独立を考え、住まいのある浦安で物件探しを始めます。「カニコロッケやエビフライなんかも出したかったのだけど、一人で作るんだからメニューを得意料理に絞ろうと。それでステーキを中心に、ハンバーグやビーフシチューを提供することにしたんです」と斉藤さん。50歳を目前に、堀江に「ステーキハウス Rib」をオープンさせます。
お店はさくら通り沿いではあるものの、地元の人以外はなかなか通らない立地。最初は集客に苦労したそうですが、口コミで徐々に美味しさが広がり、一度来たお客様が友人や家族を連れてリピート。またその方が友人や家族を連れて…とたちまち繁盛店に。ほどなく北栄店もオープンし、週末は店の前に人と車の行列ができるほどだったと言います。
美味しさの秘密は、50年来のつきあいだというお肉屋さん。「前の店に勤めていたころからのつきあいで、信頼できるお店。どういうお肉を欲しいかよくわかってくれています。そこで仕入れた確かなお肉を熟成させ、スジを取って重さを量り、いい状態にしてからお店で出しています」。Ribさんのステーキは、レアからミディアムレアでいただくのがオススメ。
鉄板の上でジュージュー音を立てて運ばれてくるので、思わず「わあ~!!」と声が出てしまいます。サーロインはジューシーで、肉の旨味と脂の甘味をしっかり感じられます。
さっぱりとしたヒレはやわらかく赤身なのにとろける旨さ。
付け合わせの野菜に冷凍は使わず、全てお店で仕込みをしているのもこだわり。
長らく現場に立っていた斉藤さんですが、5年ほど前に現場を子どもたちに任せ、現在は肉の仕入れやソース作りを担当しています。
「堀江店は娘と娘婿に、北栄店は息子夫婦に任せています。どちらのお店でも二代目が頑張っていますから、ぜひ食べにいらしてみてください」と斉藤さん。堀江店店主の山津さんは、「これからもRibの美味しさを家族で受け継いでいきたいです」と話します。
Ribを訪れるのは、オープン当初から長年通ってくださっている地元の方、遠方からディズニーに来るたびに寄ってくださる方、三世代でお肉を食べに来る方など様々。店内でたまたま知り合い同士が顔を合わせ、話に花が咲くことも多々あるのだとか。スタッフさんとお客様の距離感も、とっても心地良いのです。地に足の着いた確かな美味しさと居心地の良さが、長きにわたってお客様に支持されている秘訣なのだな、と感じました。
斉藤さんご夫妻が耕した土壌に、二代目が種を撒き育てている。きっとこれから先も、Ribの美味しさと思いはここ浦安で受け継がれていくことでしょう。
Instagramをチェック!⇒Instagram
さくら通り沿い
ステーキハウス リブ 堀江店
047-354-4495
浦安市堀江6-2-20
ランチ11:30~13:45
ディナー17:00~20:45
木曜定休・不定休あり
駐車場有り(4台)
※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2022年11-12月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。
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