浦安駅からバイパス沿いに真っすぐ行くと赤いタイルが印象的な安藤クリニック（旧：安藤病院）。バイパス沿いを通る方はご存じの方も多いのではないでしょうか。総合病院ではありませんが、安藤胃腸科外科として開業したのが1979年、今から43年も前なんですって。「浦安市民の方々もかかりつけ医として通院される方もいらっしゃいますよ」。と教えてくれたのが、安藤修一医師。

あんどうファミリークリニック行徳

なんとこの10月4日に、行徳駅からほど近く「あんどうファミリークリニック行徳」を開業されるそう。それまでに勤務されていたあんどうクリニックの想いを継承し、新たなに時代に合わせた必要な医療を提供されたいと、さまざまなきっかけが重なり、あんどうクリニックの近くに開くことになったそうです。

開院前の院内に一足先にお邪魔してきました。初めて安藤修一医師にお会いしましたが、とっても優しい柔らかなお人柄。約20年間、安藤病院を中心に各科の専門医と診療を行い、内科や外科などの垣根を超え診療してこられました。なんでも幼い頃からご両親の働く姿を見て「格好いいな～」と医者の仕事に憧れていたそう。医師を志したのは自然の流れでしたと話します。また、新宿の出身だそうで、父の開業によって市川市行徳に移り住んでこられたんですって。

（安藤修一医師）「43年間もの間、地域の皆様や多くの職員の方々に温かく見守られ、時代が移ろい、さらにコロナ禍という局面を迎えた今、改めて大勢の患者様の診療を通し、ひとりひとりの生き方、大切にしているものやさまざまな想いを知り、喜びや悲しみを共有させていただきました。クリニックの名称には皆様への家族同然の想いから「ファミリー」を、また私を育ててくれた「行徳」を加えました。地域に寄り添い、これまで以上に地元行徳の新たな場所で、家族のように気軽に相談できる、身近で信頼されるクリニックを築いていきたいです。」

ここへ来れば何とかなる

新たなクリニックの内装は柔らかな照明に木のぬくもりを感じてしまいそう。清潔感があって奥の部屋には広いリハビリルームが。受付、診察室が二部屋、作業スペース、レントゲン室と、どのお部屋も気持ちがホッとしそうな空間でした。以前あんどうクリニックでは9科目で診療されていましたが、こちらのクリニックでは5科目に絞り、それまでの経験を生かした「内科」「整形外科」「リハビリテーション」「泌尿器科」「肛門科」で内科外科を問わず幅広く診てくれます。もともと整形外科から始めた安藤修一医師はその時の状態や症状によって、どこの科目へ行けばいいかわからない時も「ここへ来れば何とかなる」と思われるようなクリニックにしていきたいと話します。

そして予防的な取り組みやリハビリテーションを通じて健康寿命の延伸や、近隣の医療機関や介護福祉機関、公的機関と連携を行い安心して生活出来るようにサポート。さらに薬は院内処方(一部院外処方となります)とのこと、これはとても助かりますよね。また土曜日午前中診療もしています。

こうした幅広く診ていただけるクリニックは嬉しいですよね。またオープニングスタッフとして理学療法士を募集しているのだそう。地域のホームドクターを目指し、看護師･理学療法士･薬剤師･受付事務、全てのスタッフが力を合わせ働きやすい職場作りをめざしていくそう！ 関心のある方はぜひ問い合わせをしてみて！

最後に、病院の先生が元気で健康で居られる秘訣を聞いてみました！ 「大きな声で僕は健康です！ とは言い切れませんが…、少なくとも好きな仕事をしていることで心の健康は保たれている気がします。開院したことで心が自由で居られる反面、責任も増え大変なことばかりです。しかしやりがいのある好きな仕事ですのでそれは嬉しいこと、これからもずっと続けていきたいです」。と少し照れながらお話くださいました。開院するのは10月4日(火)、地域にこうした幅広く診てくれるクリニックがある事はとても心強いですね。

	月	火	水	木	金	土	日
9:00-12:30	〇	〇	〇	〇	〇	〇	／
15:30-18:30	〇	〇	〇	／	〇	／	／

あんどうファミリークリニック行徳
市川市行徳駅前2-21-7 グランデュール峯崎3 1F
東京メトロ東西線　行徳駅より徒歩3分
旧安藤病院より徒歩１分、弁天公園前
休診日：木曜・土曜（午後）、日曜・祝日（終日）
ホームページはこちらから