浦安ってこんな街!
12.42025
浦中生徒会が企画して600人以上が参加した清掃活動「まちピカ大作戦」!

浦安の街中をイメージしてみてください。都内の繁華街などと比べると、清潔で整然としたイメージがあるのではないでしょうか。でも実際には…。
「浦安は比較的きれいな町だなと思いました。街中の目立つところには小さなゴミしか落ちていなかったからです」。しかし、草地や、人目につきにくい場所には結構な量のゴミが捨ててあるのだとか。そう教えてくれたのは、浦安中学校生徒会の1年生。
浦安中学校では、「日頃からお世話になっている地域のみなさんに恩返しがしたい」という思いから、生徒全員参加の清掃活動が行われました。題して「まちピカ大作戦」。
清掃活動は昨年も実施しました。そのときは、部活動に所属している生徒と地域の方のみで学区一部分だけの清掃でしたが、今年度は全校生徒参加で人員も規模もパワーアップ!

クラスごとに分かれ、浦中学区ほぼ全域を網羅した大がかりな清掃活動を行いました。

抜けるような晩秋の青空の下、ジャージ姿の浦中生たちがゴミ袋とトングを手に、道端に落ちているゴミをチェックしていきます。
「ゴミ拾いって、楽しい!」という生徒が多くいたのが印象的。「ポイ捨ては絶対にダメだよね」という声も、あちこちで聞かれました。

生徒たちの感想を聞いてみました。「前回と比べて、今年は細かい箇所までできた」「地域に貢献できたと思う」「来年以降もつづけていけたらいいな」。地域の方へ恩返ししたい、というまちピカの目標は果たされたようですね。「清掃する範囲をもっと広げてみてもいいかなと思った」という積極的な意見も。
「看板などを立てて、ポイ捨て自体をなくしていきたい」という提案や「人目につきにくいところにゴミが多いということは、ゴミを捨てる人にも罪悪感があるのかもしれない」という鋭い指摘もありました。
中1の生徒に同行した地域の方が「最初の方こそ、遠足気分だなーなんて思っていましたが、徐々にゴミ拾いに集中し、真剣に取り組んでくれていたのが嬉しかった」と話してくださいました。
アメや蜜柑を手渡してくれた近隣のシニアも。「ご自宅の敷地になっている蜜柑をとってくれていいよ、と声をかけられたそうなんです」。喜んで、蜜柑をとらせていただいた生徒は、合流した先生にもお裾分け。

卒業生の保護者は、「やっぱ、浦中。さすが、浦中!」と大絶賛。「浦中は、先生方が前向きでとても良いなと思います。ぜひ、今後もつづけていって欲しい」。
植え込みに捨てられた、飲み残しのペットボトルや缶ジュースなど、枝をかき分けながら一生懸命拾っていた生徒さん。見守っていた保護者の方が言います。「臭い臭いってギャーギャー言いながらも、しっかり拾っているんです。袋の端がしっかり縛られた犬の糞ゴミもあって…。そんなものまで拾ったんだ、と感心しました」。――捨てた人のモラルを問いたいところですね。
浦中卒業生の参加もあったそうです。元担任の先生を見つけ、地域の一員として一緒にゴミ拾い。「母校のためなら、と気持ちよく参加してくれる姿は頼もしい限り」と浦安中学校支援コーディネーター・西脇妙子さん。
「反省点や改善点はたくさんあるけれど、地域の方々へ日頃の感謝を伝える、貴重な機会になったと思います。今日のふれあいを大切に、今後も地域との繋がりを深めていって欲しい」と語っておられました。
こちらの水色ジャージは浦中で30年以上つづいた伝統あるデザイン。現在の1,2年生からは新しいジャージに切り変わっているため、着用しているのは3年生のみなのだとか。「水色ジャージもいよいよ見納めかぁ〜。感慨深い」という保護者の声もありました。

元町は3世代、4世代が大勢暮らしている地域。もしかしたらその親御さんも、この水色ジャージを着ていたのかもしれませんね。地域に根づいた清掃美化活動が今後も末永く続きますように。
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