浦安ってこんな街!
11.122025
【Urayasu Made】木の鏡餅|Okalu

稲毛海岸にある小さな木工房「Okalu」。木の香りがふわっと広がり、ウクレレやシェイカーボックス、そして「木の鏡餅」が並ぶ。どの作品にも手仕事のぬくもりが息づいていて――。
工房を営むのは、浦安在住の木工作家・横山和男さん。30年サラリーマンとして働いてきましたが、自宅のリフォームをきっかけに木工の世界へ。大工だった父親の背中を思い出し「久しぶりに木を触った瞬間、血が騒いだ気がした」と笑い、夢中で木を削るうちに「もっといいものを作りたい」という思いが膨らんでいったと言います。40代で飛騨高山の工芸学園に通い、本格的に木工を学び始め作品作りに没頭していきます。

「Okalu」の代表作のひとつ「木の鏡餅」。「同じ木でも木目や節の出方でまったく違う表情を見せる。
だから隣同士の木から取る。無駄が出ても、それをやらないと全体の調和がとれないんですよ」と話
します。木の自然な表情を生かした鏡餅に、真鍮の葉が上品なアクセント。毎年人気の作品ですので、
気になる方はぜひWEBショップを覗いてみてください。
【Okalu】もうひとつの代表作「ウクレレ」と「ウクレレ製作教室」
妹さんがハワイで買った一本のウクレレを見て、「作ってみたい!」と思ったのが製作のきっかけ。外国の本を頼りに独学で挑戦し、3か月かけて完成させたのが最初の1本でした。「“いいじゃん、鳴ってるじゃん”って言われて、それだけでうれしくて」と笑います。その後、本格的に本場ハワイの工房にも通い作品作りを始めます。「厚みが0.2ミリ違うだけで音が変わる。でもそれが面白いんです」。一本一本に手の温度が宿るそのウクレレは、木の命を奏でるような温かな響き。作品はOkaluさんの Okalu公式HP でもご覧いただけます。



※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2025年11-12月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。
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