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浦安ってこんな街!

【浦安市100人カイギ】ってなに? 新たな出会いと新たな化学反応に期待。全国100以上の地域に広がる「100人カイギ」に潜入してきた!

「100人カイギ」は、街で働く100人を起点に人と人とをゆるやかにつなぎ、都市のあり方や価値の再発見を目的とするコミュニティです。
ルールは簡単。
・毎回、身近で面白い活動をしている5名のゲストの話を聞く
・ゲストが100名に達したら解散する
100人100様の生き方に触れることで、いつもの景色が少し違って見えてきます。
主に各自治体などで開催されている他、自治体を超え職業や大学にフォーカスした「100人カイギ」も開催されています。会社や組織、地域の身近な人同士がゆるく繋がれる場所として活動しているコミュニティなんですって。全国規模で行われている「100人カイギ」はここ浦安でも行われているのをご存じでしたか? とはいえ、実際にどのような方々が来てどんな事が行われているか、7月に行われた9回目の「浦安市100人カイギ」に潜入してきました!

会場は入船にある浦安市まちづくり活動プラザの3階。毎月第2土曜日に5名程度の方々が登壇する「浦安市100人カイギ」ですが、以前にはお店を借りして開催されたり、夜に実施することもあるそうです。お話を聞くセミナーな的なイベントなの? 参加するにあたって「自分は発言するの?」「手に職を持っていないと参加できないの?」「知り合いがいないけど大丈夫?」「子連れでも良いの?」となかなか参加しづらいな~、と感じる方も少なくないかと思いますが、会場に着くとセミナーという堅苦しい雰囲気は一切なく、スタッフさんが好きな場所に座ってくださいと案内していました。仕事柄顔見知りもたくさんいましたが、確かに緩やかな雰囲気もあり、会場の後方にはお子さまが遊べるようにとプレイマットにおもちゃや絵本が用意されていたのでお子さま連れでもOKとのこと。

7月に登壇された方々は、
「地域活動大好き会社員」須藤ややさん
「UFDC(浦安 認知症/だれでも フレンドリー クラブ) 」有料老人ホーム 人材育成部人材育成推進 課長 立崎直樹さん
「河童連邦共和国 ふるさと浦安かっぱ村」村長 宇田川敬之助さん
「株式会社明和地所」代表取締役 今泉向爾さん
「非営利型一般社団法人『Ejan新浦安』設立」理事 君塚広・直子夫妻さん
計5組の皆さま。

今回は浦安に住みたい!でもお馴染みの方々ばかり! そして参加されている方も浦安の方ばかりと思いきや他地域からの参加者も。こちらに参加するには事前予約で事前払いチケット(ワンドリンク付き)¥1,000、もしくは当日払いチケット(ワンドリンク付き)現金で当日お支払いも可能で、参加が可能。「浦安のことをもっと知りたい方、浦安で繋がりを作りたい方、地域活動に興味のある方、何か頑張っていることがある方などなど、多くの方々に参加していただき、何かしら持ち帰っていただけるかなと思っています!」と話してくれたのが、浦安市の地域コミュニティ「浦安市100人カイギ」の代表を務める、NPO法人 ブランディングポート 理事 秋葉美有紀さんです。

時間になると司会進行が進み、初めに行われたのが「ICE BREAK」。初めての参加の方でもリラックスして進むよう、近くにいる方々とグループになり、参加者同士のコミュニケーションが取りやすいようにちょっとしたミニゲームを取り入れていました。画面のアルファベットにはいくつか隠れた単語が潜んでいるようで、まさにその見つけた単語が自分自身を表しているという、なんとも面白いゲーム。なかなか見つけられない方もいたり、各グループが盛り上がっていくように感じました。自然とコミュニケーションが取れるって良いですよね~。

共通のテーマは「浦安」

会場の雰囲気も温まったところで、早速登壇者によるお話がスタートします。あ、あの方どこかで見たことがある! あの方は何をされているのだろう? どんな取り組みをしているの? と疑問に思っていたことが、フィルターを通さずとも直接ご本人から話していただけるというとっても貴重な時間になりそうな予感でなんだかワクワクしてきました。なんとなく知っているけど、実際どんなことをしているのか、登壇者はさまざまなツールを用いて、ご自身の紹介に活動など、浦安との関係だったり、さまざまな角度からその道のプロフェッショナルとしてお話をしてくれました。

共通のテーマは「浦安」ということですが、ジャンルは違えど、さまざまな角度からさまざまな視点で、浦安で何かをしている、何か発信し続ける方々が登壇しています。なんでもこの登壇者は、「浦安100人カイギ」のスタッフさん側からご依頼をして登壇されているようで、自らが話しをしたくっても誰でも登壇ができるものではないそう。だからなのか登壇される皆さんのそれぞれの情熱のこもったお話が聞けたことが何よりも印象に残りました。仕事柄取材を通して知っている活動でも、改めてお話を伺うと、そうだったのか…と自分の聞きたい事だけでないお話が聞けることは取材側の私たちにとっても貴重な体験でした。

また今の時代はどの情報も何かの記事や動画なのか、何かのフィルターを通し、情報を得ることが当たり前になっていますが、実際にお話しを聞くということは生のお話しを聞けるということで、実はなかなかない機会なのではないでしょうか? また毎回様々な方のお話しが伺えるので、自分の持っていない世界を覗けたり、もちろん興味のある方であったり、浦安に住んでいる方にはぜひともおすすめしたいコミュニティでした!

ゲストの話を聞いた後には、「ネットワーキングタイム」で登壇者と直にお話ができます。また、直近でご自身の活動を直接宣伝いただくことも可能です。いつも30〜1時間くらいの時間をとっているのですが、ギリギリまで皆さん話し込んでいて熱がおさまらなくて、とっても楽しい時間!

そもそも「浦安100人カイギ」を立ち上げたきっかけはなぜなのか、代表の秋葉さんに伺ってみました。
なんでも副業で参画しているキャリア支援のNPO法人の活動で、他地域の産官学民連携に携わらせて頂いたことがきっかけだと話してくれました。「色んな立場の関係者が一つになって地域を盛り上げることに魅力を感じ、浦安市でも地域のコミュニティを通して、何か化学反応を起こしたいと思いました。正直どんなことでも、参加したことがその人にとって少しでもポジティブに働いていたら嬉しいです!参加者皆様の課題解決の一助となれたら幸いですし、浦安100人カイギがハブとなって参加者同士で新しいプロジェクトや活動が生まれていくようなプラットフォームになれたら最高だな! と思っています。」

確かにそうした新たな出会いからの化学反応はとても面白いものが生れそうですし、ボランティア活動や地域活動、学内、仕事、施設、家族内など、それぞれの日常や活動などの課題解決など、さまざまな場面で役立つかもしれませんね。一回の100人カイギでなんだか人生をコンプリート出来そうなくらい? 満足度の高い有意義な時間であったことは間違いありませんでした! お話しが終われば、皆さんのそれぞれにお話しをされている方も多く、終った後も盛り上がりを見せていました。秋葉さん曰く、他地域の100人カイギの参加もされているそうですが、浦安の皆さんはこの地域に既に愛を持ってる方が多く、自発的に地域に関わられている方が多いと感じているそう。

現在「浦安100人カイギ」は41名が登壇、後59名が登壇したら100人になるとか。本家の「100人カイギ」では「100人達成したら解散」とうことだそうですが、浦安はどのようになるのか、その後の登壇者やその後の行方も気になりますね! 「何かリクエストあればぜひ!」と秋葉さん。そしてこうしたコミュニティは若い世代から高齢の世代まで年齢問わずに皆さんがお話しされているのも浦安の特徴的かもしれません。とにかく温かな会場でした。自分の世界だけでなく、世代をも超えて自分の世界を広げるに最高なコミュニティかもしれませんね。

次回はvol.10 は9月14日(土) 14:00  16:00の開催! すでに登壇者も決定しています。詳しくはhttps://urayasu100nin10.peatix.com/ こちらから詳細をご覧ください!

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