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全国にファン続出!テニスしない人も注目してほしいテニス専門店LAFINO【浦安市当代島】

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当代島に店舗を構えるテニス専門店LAFINOさんは「浦安市内でテニスそれなりにやってる人なら、知名度は100%近くあるのでは」(テニス歴25年の編集室スタッフ談)なんて話も出るくらい、市内のテニス愛好者には知られた存在。しかし実は浦安市内だけではなく、その確かな腕ときめ細かいサービスをネットショップでも提供し、日本のテニスショップ界隈の中でも屈指の有名テニスショップなんです。
なぜ全国に多数のファンを獲得するまでになったのか───。LAFINOさんが愛される理由とその魅力に迫ります。テニスをする人はもちろんのこと、やらない人もこれから始めたい人もみんな注目!

日常使いもOK!膝や腰の痛みに悩む人必見、身体に疲れを残さないインソール

LAFINOさんには、テニス以外の分野でも専門性が高い優秀なスタッフが在籍しています。その一人、店長の冨貴塚(ふきづか)さんは「シューフィッター」という資格を持ち、足に関する高い専門知識と靴合わせの専門技能を獲得しています。

「足というパーツは実はたくさんの小さな骨が集まっていて、人体の土台となる部位の割にはバランスをとるのが非常に難しい構造なんです。」と冨貴塚さん。さらに、「踵の骨が真ん中には位置してなくて、すぐにずれてしまう。結果、足をよく使う人は他の関節へも無理な力が加わり、膝・腰・肩といった全身に悪い影響が出てしまうんです。この土台を安定するように支えてあげることが足、ひいては全身の健康維持となります。翌日への疲れの残りにくさにも繋がりますよ。」とのこと。

足の骨の模型を手に解説してくれる冨貴塚さん。

この“足元を支える”ために靴選びはもちろん重要ですが、インソール(中敷き)選びにも目を向けてほしいと言います。
「テニスシューズに限らずですが、靴ってメーカーによって幅広だったり狭かったりですし、人の足の形もそれぞれなので、本当に自分に合うものを探すのって難しいです。」

そこでLAFINOさんがお薦めしているのが、アメリカで開発された『SUPERfeet』というインソール。元々テニス用として売り出されたものではなかったものの、試しに使ってみたところその疲れのたまりにくさにびっくり。お店でも取り扱いを始めてお薦めしているうちに、テニス用としてはもちろん、子供のサッカー靴用やウォーキング用、登山用など様々な用途で購入しにいらっしゃる方が増えたそうです。中には立ち仕事が多い方や、作業用の安全靴用として買っていかれる方も。立ち仕事がメインのLAFINOスタッフの皆さんも仕事中の靴に装着済みで、もはやこれなしでは仕事ができないなんて声もありました。

SUPERfeetもいくつかラインナップがあり、用途に応じて適した種類があるといいます

このSUPERfeet、LAFINOさんのネット販売でも購入できます。ただし用途や種類によっては足や靴に合わせた加工をした方が◎。気になる方は事前に問い合わせてみてください。
また店舗で普段履いている靴にサンプルを入れて実際に履いてみることもできます。特に捻挫癖があるような人にはぜひ試してもらいたいとのことでした。

冨貴塚さんは「ここまで靴にうるさいテニスショップは、私の知る限りでは全国に他に1~2店あるかどうかじゃないでしょうか」と胸を張ります。そして「『怪我せず、快適に、楽しく』という思いを大事にしています。ご来店される方にもネットでご対応となる方にも、そういう思いや視点で日々ご対応しています。」と言います。

テニスシューズの種類もたくさん!同じサイズでも各メーカーによって形の特徴が違うので、足の形に合うメーカー選びのアドバイスも受けることができます。

初心者も道具選びに迷わない!一人ひとりの特性に沿ったアドバイス

「寒い冬や行動制限で鈍った身体、暖かくなってきたしテニスでもやろうかな。」と思っても、いざ始めるとなると迷うのが道具選び。どこまで揃えればいいのか、どんな種類を選べばいいのか、予算は…と迷った挙げ句やっぱりやめた!なんて人も…。

LAFINOさんでは、初心者の方のラケット選びをお手伝いするときは、その人のスポーツ経歴や筋力・体力レベルなどをヒアリングしているそうです。
あくまでも傾向ですと前置きした上で、「例えば若い野球経験者の場合、ラケットに球を当てる感覚が上手な上にパワーを持て余す方が多いので、敢えて重めでコントロール重視の中上級者モデルをオススメすることもあります。逆に全く運動をしてこなかった方や筋力が弱い方には、軽くて当てるだけでよく飛ぶラケットがマッチすることが多いです。」とのこと。ラケットってどれも同じように見えて、そんなに違うものなんですね…

壁一面に並ぶラケット。それぞれ重さや面の大きさ、硬さなど様々な特徴や特性があるそう。

冨貴塚さんは「『あこがれの選手が使っているから』という理由で上級者モデルを選んだり値段だけで選ぶと、怪我をしてしまったり使いにくかったりと、テニスが楽しくなくなってしまう恐れもあります。せっかく始めるのにそれはもったいないし、やはり1年2年と長く楽しんで欲しいじゃないですか。テニスは、道具がその人に合ったものかどうかで楽しさが全然変わりますから。」と言います。
うーん、錦織選手モデルなんて持ってるだけで上手くなりそうな気がして買っちゃいそうです…
「プロ使用モデルは、実際にプロが使っているラケットとは厳密には違うんですが、それでもラケットの真ん中で安定して打てる上級者向けがほとんどで、これからテニスを始める方にはオススメしないでしょうか。」と。なるほど!

もちろんテニス経験者もワクワクできる、敷居の低いお店に

冨貴塚さんに経験者の方に向けたお話を聞くと、「現役プレイヤーの方も、上達することでまた好みが変わったり合う道具も変わってくるんですよね。ちょっとした違和感とかどんな小さな疑問や相談でも、気軽にお店に来て話しかけてくださると、喜んでアドバイスします(笑)。話しかけてもらえればわかるんですが、ウチは専門店だからといって決して敷居が高い店ではないし、これから始める人から上級者の方まで、どんなことでもフランクに会話しに来ていただけるお店でありたいと思っているんです。」と。
お店で働くスタッフもそんなやりとりを楽しみ、働きがいも感じているようで、10年以上在籍している方がほとんど!最新グッズのインプレッションなども定期的に実施していて、実際に使ってみた感想なども直接聞けるので、上達したい現役プレイヤーにとってもワクワクできる場所ではないでしょうか。

店長の冨貴塚さん。テニスYoutuberとしても活躍中で、ガットを張っている姿を見た視聴者さんから「ガット張れるんですね(笑)」言われることも

また、店頭で取り扱っているガットの種類も豊富。ガット選びのアドバイスももちろん受けることができますが、LAFINOさんの特色の一つとして『ガット張り担当者の指名』もできるそうです。
ガットは張る人によって締めるタイミングやスピードがそれぞれクセがあり、打ったときの感覚にこだわる人はそういった微妙なクセにも好みが出てくるそうです。「張る人に良し悪しがあるわけではなく、道具もそうだけどこれはもう本当に好みです。」と。気にしなかった人でも担当者を敢えて変えてみると意外な発見があるかも?

店頭に置いてあるガットはこの写真でもほんの一部。

支持される理由──『人の想い』に寄り添い続けてきた歴史

取材を通じて、スタッフの皆さんの『相手に寄り添い、できる限りサポートしていきたい』という親身な姿勢をこれでもかというくらい肌で感じました。
そんな人気店のルーツは──。
今から32年前、浦安出身でもあるオーナーの相田さんが一人でスタートしたところから始まっています。

相田さんの生家は清瀧神社近くの境川沿いでガソリンスタンドを経営、漁船の燃料や海苔の乾燥機用の重油の販売などをしていたとお話されます。
「当時はこのあたり(浦安駅周辺)はだだっ広いただの蓮畑でね。でも町が漁業権放棄をして、そのうち町も発展してきて。それで自分はテニスをそこそこやってたし、浦安にはテニスショップがなかったし、そういうお店で数年修行もして、お店を出すことになって。テニス専門誌とのツテもあったから、オープン時から通販の広告も雑誌に掲載してね。」

大会で来日したトップ選手たちと撮った写真もたくさん。古くはジミー・コナーズ選手、アガシ選手やワウリンカ選手とも

オープンした頃は今よりテニス人気が高かった時代。浦安市にはテニスショップがなかったものの、千葉県はテニス用品激戦区だったそうです。そんな中で最初にお店を出した場所は今の店舗近くの雑居ビルの2階。「不動産屋にも『こんなところで商売になります?』って心配されたよね(笑)。入り口も分かりづらくて、外から恐る恐る覗くお客さんも多かったし…」と笑いながら話します。そんな実店舗を一人で切り盛りしつつ、通販でも全国にファンを地道に広げていきます。相田さんはこう続けます。

「ウチは(ガットの)張り代なんか見ても大手や量販店に比べれば高いし、他のお店に値段では勝てないところもあるよ。それでもこうやって三十何年も生き残ってやってこれたのは、ウチでしか提供できない、それこそきめ細やかなサービスをお客様に納得してもらえてきたから。ラケット一本売るにしても、他では『お買い上げありがとうございます!』で終わるところを『本当にそれで大丈夫ですか?』って、お客様にとって何が一番なのかを考えてお話をする。新しいラケットのほうが性能はいいけど、10年20年前の古いラケットを持ってくる人を否定しないし、そんなラケットをまた使いやすいようにグリップを変えたりもする。そういう細かい積み重ねが支持されてきたのかな。通信販売の時代から今も贔屓にしてくださってるお客様もいるのは嬉しいよね。」

LAFINO浦安店スタッフの皆さん。中央がオーナーの相田さん。

冨貴塚さんは「今の時代、実店舗だからこれはできない、ネット販売だからこの対応はできない、という紋切り型の対応ではいけないと思うんです。当然我々にできることにも限りはあるんですが、可能な限りお客様の望みに応えられるように臨機応変に全力で応えています!」と言います。

利用者への愛情とも言って良い心配りがスタッフにも受け継がれてお店の根幹にあり続け、利用する人たちもその心地よさと満足度の高さからリピートする。そんな良い循環ができているのだと感じました。お店に行くことがあるときは全力で頼れるスタッフに何でも聞いてみることをオススメしますよ!

テニスショップLAFINO…千葉県浦安市当代島3-1-29 
浦安店:047-380-3831
ネットショップ:047-311-4915
水曜定休 10時30分~20時

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