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浦安ってこんな街!

浦安魚市場の閉場からもうすぐ4年。閉場までの1年間を追ったドキュメンタリー映画『浦安魚市場のこと』が、12月17日から公開されます!

かつて漁師町だった浦安。そしてその名残であった「浦安魚市場」。その浦安魚市場も、2019年3月末に惜しまれつつも閉場しました。あれからもうすぐ4年。浦安魚市場閉場までの1年半を追ったドキュメンタリー映画『浦安魚市場のこと』が、12月17日から全国にて順次公開されます。

「鮮魚 泉銀」三代目・森田釣竿さんを中心とした、魚市場の物語

『浦安魚市場のこと』は、映画監督の歌川達人さんが1年半にわたり撮影したもの。2017年、ひょんなことから「鮮魚 泉銀」三代目の森田釣竿さんに出会った歌川さんは、浦安魚市場の閉場を知ります。魚市場で働く人々と信頼関係を築き、早朝から動き出す魚市場を撮るために、浦安へ移住。文字通り浦安に密着して、撮影を進めました。

実は私、一足先に試写会で『浦安魚市場のこと』を観てきました。とにかく「懐かしい」。魚市場が閉場したのはたった3年前のことなのに、熱気にあふれる市場の中も、バイパス沿いに魚市場が建つあの風景も、魚市場前にあった歩道橋から見る景色も、今やもう見ることのできないものなんだな…と切なくなりました。

映画では「鮮魚 泉銀」三代目の森田釣竿さんとその家族を中心に、浦安魚市場で働く人たちが描かれます。豊洲に移る前の築地市場や、森田さんの同級生、市場以外の浦安のお店も登場します。魚の流通の現場、浦安の昔の映像も見応えアリ。浦安の人や風景はもちろん、歌川監督の撮る“絵”にも、ぜひ注目してほしい! ドキッとする構図や映画らしいカット、間合い、色合い…映画作品としての『浦安魚市場のこと』も、ぜひ楽しんでみてください。予告編はこちらからどうぞ!↓

魚市場を知らない方にも、観てほしい

『浦安魚市場のこと』は、魚市場のことを知らない方や浦安に住んでいない方にも、その軌跡がわかる物語として構成されています。魚市場が好きでよく通っていたという方だけでなく、最近浦安に引っ越してきたばかりの方や、ベイエリアに住んでいて魚市場の存在を知らなかった方、浦安市外にお住まいの方にもぜひ観てほしい映画です。まちの魚屋さんや八百屋さん、海苔屋さんに和菓子屋さん…日本全国でまちから個人商店の消えゆく昨今、魚市場閉場の物語は、誰にとっても他人事ではないでしょう。

浦安は個人商店の多いまちです。浦安の魅力というとディズニーリゾート、東京へのアクセスの良さがよく言われますが、「個人商店の多さ」も大きな浦安の魅力だと、私は思っています。そんな個人商店を守る・受け継ぐ人たちの生の声が、この映画には詰まっています。

映画は12月17日から渋谷で公開!

『浦安魚市場のこと』は、12月17日(土)から渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開されます。前売り券1300円、当日券1500円なので前売りをゲットするのが断然おすすめ! 浦安市内では、鮮魚 泉銀(浦安市堀江3-25-1 )/ウラヤスマーケッツ(浦安市北栄3-3-16)/猫実珈琲店(浦安市猫実4-16-16 )/徳兵衛商店(浦安市堀江3-10-18)で前売り券を販売しています。詳しいスケジュールは公開が近くなってから発表されますので、楽しみにお待ちくださいね♪

この映画に各所から寄せられたコメントも、一部ご紹介します。

これまで淡々と繰り返されてきた毎日が、途絶えると知った途端に愛おしくなる。そういう経験を、私たちは何度も何度も繰り返してしまう。この儚さの中に見える力強さを、どうしたら忘れずにいられるのだろう。

――武田砂鉄(ライター)

見終えて「ああ、もう市場はないのだ」とたまらなく寂しかった。行っておきたかったと悔やまれてならなかった。見納めだ、と目頭をおさえた「泉銀」のおかあさんの声に胸を打たれる。森田釣竿さんはじめ、地元有志の方々の熱い思いが心に残る。愛惜という尊くうつくしい気持ちに満ちあふれた98分だった。

白央篤司(フードライター)

浦安魚市場はたまに鰻などを買いに行っていました。本作の人情味あふれる場面を見てもっと行っとけば良かったと思いました。今度移転して続けてる泉銀さんや他のお店屋さんに行ってみます!

浜岡賢次(漫画『浦安鉄筋家族』シリーズ作者)

この映画は、浦安魚市場の閉場というばかりか日本の鮮魚店の激減という食文化の変容について考え、浦安という土地だけでなく日本社会の環境変化を思い巡らすことへと膨らんでいく。個人と生活環境、それを取り囲む社会のあり方を、観客の視線に巧みに結びつけて問いかける魅力的な世界である。

村山匡一郎(映画評論家)

写真集『浦安魚市場のこと』には、雑多な魚市場の記録が残っています

「映画という形にしようと思うと、どうしても一面的にならざるをえない。でも、魚市場で働く人たちは、皆さんそれぞれに様々な思いを抱えていらっしゃいました。そんな様々な思いや葛藤に手を加えず、生のまま記録として残したのが写真集『浦安魚市場のこと』なんです」と歌川監督。2019年に発売された『浦安魚市場のこと』には、1970年代の魚市場の写真や、市場で働く方々やお客様からの直筆のメッセージなども収められています。こちらの写真集は下記店舗にて購入・閲覧が可能ですので、ぜひお近くのお店で手に取ってみてください!

ぜひ劇場でご覧ください!

「もちろんこの映画に映っているものが全てではないし、僕自身が浦安魚市場の全てを理解しているわけじゃないんです。でもこの映画の公開をきっかけに、いろんな人の感想が聞けるのはすごく興味深くて。みんなはこれを観てどう思うんだろう、という気持ちが強いですね」と歌川監督。来月に映画の公開を控え、SNSなどで浦安魚市場の思い出を伝えてくれる方も多いのだそうで、「いろんな話が聞けてすごく面白いです」と話します。

浦安魚市場の跡地には、現在高層マンションが建ち、1階にはスーパーが入り、昔も今も変わらず人々が行き交っています。時代もまちも変わっていく中、変わらない思いを抱き続ける人がいる。浦安の人々の営みを記録した映画『浦安魚市場のこと』、12月17日(土)から上映が始まります。皆さん、ぜひ観に行ってみてください!

映画『浦安魚市場のこと』…https://urayasu-ichiba.com/
★12月17日(土)よりシアター・イメージフォーラムで公開!

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