浦安ってこんな街!
1.142022
【Happy New 麺③】和食の料理人が魂込めて作り上げた『浦安そば』が絶品!サクッとラーメンを食べるもよし、一品料理とお酒を味わうもよし『浦安 幸来(こうらい)』
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浦安駅からほど近い、北栄のやなぎ通り沿いにある『浦安 幸来(こうらい)』さん。扉を開けて入ってみると、白と木目を基調としたラーメン屋らしからぬこざっぱりとした空間、そして何より特有の脂臭さが全くない! その清潔感に驚いていると、「お客様からもよく言われますね。うちは脂をほとんど使っていないんですよ」と店主の新井さんが笑顔で応じてくれます。
(トップ写真:長野県出身の新井さん。結婚を機に浦安へ引っ越し、それから25 年以上ずっと浦安に住んでいらっしゃいます。「浦安は第二の故郷。もっと浦安を盛り上げたいですね!」と話します。爽やかな笑顔と朗らかなお人柄、美味しいラーメンだけでなく新井さんに会いに来るというお客様も多いに違いありません!)
幸来さんがオープンしたのは2019年7月。看板メニューの『浦安そば』は、魚介や昆布など海のものを使ったあっさりしたスープが特徴。瞬く間にファンが増え、たくさんのお客様で賑わう人気店になりました。「ラーメンって地域性を出しやすいメニューだと思っていて。浦安は海が近いから、海のものをふんだんに使ったラーメンを作りたかったんです」。
上に乗るのは海苔に大きな蛤、そしてチャーシュー代わりの鯛! 地産地消にもこだわり、素材はなるべく千葉県産・国産のものを使っているのだそう。
毎日手打ちする自家製麺。国産小麦を使い、小麦本来の旨味を味わえる麺に仕上がっています。細めですが歯ごたえしっかり、ちょっと蕎麦っぽさも感じる麺。
琥珀色のスープを一口飲むと、あっさりしているのにダシが効いていて滋味深く、体の奥までスーッと染み渡っていくような旨さ…。実は新井さん、高校卒業後から帝国ホテルの懐石料理『吉兆』にて修業をされていた、和食の料理人なんです。「和食の世界は本当に奥が深い。料理の美味しさはもちろん、立ち上る湯気の香りや季節に合わせた器選び…やればやるほどその魅力にのめり込みました」。21年勤めたのちに独立を考え、人事や経理を学ぶために個人店でも修業を積みます。転機となったのは、修業の一環で訪れたサンフランシスコでした。「3か月だけの滞在だったのですが、和風ラーメン店の手伝いをしたんです。日本のカルチャーを前面に出しているお店で、メニューも店内の雰囲気も日本を売りにしていた。それを目の当たりにして、やりたいことの発想が変わっていきました」。単価の高い日本料理に比べ、1杯1000円前後でたくさんの方に食べてもらえるラーメン。もともと麺が好きだったという新井さん、長く愛されるお店を作りたいと考えた末たどり着いたのが、ラーメン屋でした。
『浦安そば』をはじめとしたラーメンはもちろん、冬は寒ブリに牡蠣、春は筍に山菜といった旬の一品料理が美味しいのも、和食で修業した新井さんが作るからこそ。最近は日本酒のラインナップも増えました。お酒と一品料理を楽しんで最後はラーメン、ここだけで飲みから〆まで楽しめちゃうのも幸来さんならではですね。週末はお子様連れのお客様も多く、お子様がラーメンを食べている間に親御さんが一品料理で一杯…という利用の仕方もあるのだとか。
浦安市内の酒屋さんから仕入れる日本酒。ちょっと珍しい銘柄や、ワインと見紛うデザインの銘柄など、常時6 種類以上を取り揃えています。一品料理の種類も豊富なので、ほんのちょっとだけ飲みたい…そんな利用の仕方もアリですね。
今後は多言語対応や後進の育成、二店舗目の出店も視野に入れていると話す新井さん。「これからも浦安で長く愛されるお店づくりをしていきたい。『浦安そば』を浦安の名物にしたいですね」。しょっぱくて脂っぽくて健康に悪そう…そんなラーメンのイメージを覆す、和食の料理人が魂込めて作り上げた『浦安そば』。ぜひ一度ご賞味ください!
浦安 幸来(こうらい) Instagram
047-383-9455
浦安市北栄1-1-4
11:30 ~ 14:30(LO)/平日18:00 ~ 22:00(LO)・土日祝17:00 ~ 22:00(LO)
月曜定休
※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2022年1-2月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。
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