浦安ってこんな街!
10.202021
浦安で、新潟名物『ぽっぽ焼』を広めたい! クラウドファウンディングに挑戦中の23歳、Nanamiさんを取材しました
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突然ですが皆さん、『ぽっぽ焼』ってご存知ですか? 新潟県下越地方の名物で、お祭りや花火大会などで屋台が出る、細長い黒糖味の蒸しパンです。関東では食べられる場所がほとんどないという『ぽっぽ焼』。実は今、浦安在住のNanamiさんが「ぽっぽ焼をキッチンカーで広めたい!」とクラウドファウンディングに挑戦中なんです! 新潟やぽっぽ焼への思い、そして開業にかける思いを、Nanamiさんにお伺いしてきました。
おばあちゃんの懐かしい味『ぽっぽ焼』を、キッチンカーで広めたい
東京都出身のNanamiさん。「おばあちゃんの家が新潟なんです。『ぽっぽ焼』はお祭りの時なんかによく食べていました。素朴な味なんだけどクセになる、新潟の人が大好きな食べ物なんですが、関東では表参道にある新潟のアンテナショップくらいしか食べられるところがなくて…。懐かしい味の『ぽっぽ焼』を、関東の人にも届けたい!と思いました」。小麦粉と黒糖と重曹で作るという、シンプルな蒸しパン『ぽっぽ焼』。新潟の屋台では、ベビーカステラのように袋でガサッと購入して食べ歩くスタイルなのだそう。今回Nanamiさんが試作されているのは、そんなぽっぽ焼を今風にアレンジしたもの。丸い形にトッピングを加えて写真が撮りたくなるような、オリジナルのぽっぽ焼です。
お店の名前は、ハワイ語で“贈り物”を意味する『makana』。新潟名物をハワイ語のお店で売るというのも新たな組み合わせですよね!「私の好きなものを選んだらそうなっちゃいました」と笑うNanamiさん。ロゴもご自身でデザインされたそうですよ。
キッチンカーでの出店を考えたのはなぜなのでしょうか。「コロナで遠くまで外出が難しくなってしまったけれど、キッチンカーならどこへでも移動できて、より多くの人に届けられる。浦安でも東野のヤオコーなどキッチンカーが出ているところもありますよね。浦安や千葉、江戸川区をはじめ都内の公園など、浦安を中心にいろんなところに出店したいなと計画しています」
クラウドファウンディング挑戦中! 来年2月にオープン予定です
クラウドファウンディングには9月から挑戦されています。「キッチンカーで開業したいと思ったけれど、現実問題手元に資金が足りなくて…。お金を貯めてからということも考えたんですが、23歳の今だからこそ挑戦したい!と思った。クラウドファウンディングの仕組みを知って、ご支援をお願いすることに決めたんです」。10月27日までの挑戦ですが、実はもう既に目標金額である100万円は達成されているのだそう!「知り合いや、新潟にゆかりのある方が支援してくださって。本当にありがたいです。目標金額達成したので、もう動き始めます! 今月中にキッチンカーの内装・外装を打ち合わせして、年明けに納車、2月にオープンの予定です。情報はSNSにて随時発信するので、ぜひいらしてください!」。現在はネクストゴール150万円を目指しているとのこと、Nanamiさんのクラウドファウンディングのページをチェックしてみて♪
「昔から食べることが好きで。ちょっと元気がないときにも、美味しいものを食べると『明日も頑張ろう!』と思えるじゃないですか。そうやって料理で人を元気づけられるのってすごくステキだなぁと思って、料理の道に進もう、いつかは自分のお店を持ちたい!と思うようになったんです」とNanamiさん。料理の専門学校卒業後はホテルでの勤務をはじめ、店舗のオープンに立ち会いたいと飲食店でのオープニングスタッフを経験されたり、小笠原の島でリゾートバイトをしたりと、様々な経験を積んできました。
浦安には今年2月に越してきたばかりだそうですが、「とっても住みやすいです!」と話します。「治安がいいし、お店もたくさんあるし。あと浦安を選んだのは、海が近かったから。私、海が大好きなんです。釣りもやりますよ!」。弾ける笑顔でご自身のことを話してくださるNanamiさん。そんなNanamiさんが夢を手繰り寄せようと動く姿に、「がんばれ!」と背中を押したくなりました! まずはクラウドファウンディングの成功を祈って。そして2月のオープン時には、Nanamiさんオリジナルのぽっぽ焼を食べに行くのが楽しみです♡
makana…クラウドファウンディングページ、Instagram・Twitter(最新情報はこちらから)
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