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【コロナの偏見をなくし、優しい社会を!】浦安市も賛同!「シトラスリボンプロジェクト」。浦安市社会福祉協議会南3支部が浦安ユースオーケストラの団員にリボンをプレゼントしました!

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みなさんは、「シトラスリボンプロジェクト」という運動をご存じですか?

 シトラス色の3つの輪がかわいらしいこのリボンには、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者、医療従事者への差別や偏見をなくし、暮らしやすく優しい社会を実現しようという思いが込められています。

シトラスリボンプロジェクト from ehime | ただいま、おかえりって言いあえるまちに みんなで広げよう、シトラスリボンプロジェクト。 (citrus-ribbon.com)

 はじまりは愛媛県。松山大学の准教授や企業経営者の有志の方々が設立した市民グループ、「ちょびっと19+」から生まれました。

リボンの3つの輪は、家庭、地域、学校(職場)をあらわし、私たちがこのリボンを身に着けたり提示したりすることで、感染した方や医療に従事する方々へ「おかえり」「ただいま」の気持ちを表現します。 昨年の5月に始まったこの運動は全国に広がりを見せ、浦安市もこのプロジェクトに賛同。 今年の3月上旬、浦安市社会福祉協議会南3支部は、ニューコースト新浦安で開催された「コロナ禍でできる介護予防」で、活動紹介と合わせてこのシトラスリボンをパネルで紹介し、4月下旬には高洲公民館でシトラスリボンのワークショップを開きました。


公民館には高洲・明海地区の高齢者およそ30人が集まり、シトラスリボンを作りました。 そして4月25日、浦安ユースオーケストラの今年度初の練習日に、社会福祉協議会南3支部から団員たちへこのかわいらしいシトラスリボンがプレゼントされました!

昨年からその感染が全国へと広がり、私たちの社会を一変させた新型コロナウイルス。多くの企業や団体、学校など、あらゆる機関が活動の自粛を余儀なくされ、社会では、医療従事者や感染者、濃厚接触者への差別や偏見が生まれています。

浦安ユースオーケストラでも定期演奏会の中止、練習の自粛などの決断に、団員や関係者は心を痛めてきました。それでも練習を続ける方法を模索し、感染対策をしっかりと行うことで音楽をあきらめなかった浦安ユースオーケストラ。

地域で活動し、音楽を通して地域の方とのつながりを大切にしている浦安ユースオーケストラにとって、このシトラスリボンの運動を知ることには、大きな意義があります。リボンが贈られたことで子どもたちはご家族やお友達にこの活動の話をし、中には部活動の仲間にシトラスリボンの活動を広めた子もいたそうです。

 医療に従事する方への心ない言葉。感染した方への偏見。憎むべきはウイルスのはずが、感染への恐怖、日々の活動を制限されるストレスから、その矛先が本来向かうべきところではないところへと向いている現実があります。

やさしい柑橘色のリボンを自らの手で編むその時間が、これらの問題を考える貴重な時間になることでしょう。そして浦安ユースオーケストラの子どもたちが、このプロジェクトが目指す「優しい社会の実現」の意義を地域社会へ積極的に伝えてくれることを願います!

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