猫実5丁目の宮前通り沿いにあった自転車屋さん『believe』さんが、同じく宮前通り沿いの猫実4丁目へ移転し、9月20日(日)リニューアルオープンしました！ 表の顔は自転車屋さん、でも奥にはカフェスペースがあって、スイーツや軽食でほっと一息つけちゃう♪ そんな『believe』さんがリニューアルで目指すのは、自転車屋さんではなくカフェでもない、“いろんな人・才能の行き交う場所”。どんなお店になったのか、ご紹介します！

訪れたのはオープン前の内覧会。真新しい内装にはお花が飾られ、自転車がずらりと並べられ、ハッピーでワクワクな雰囲気に満ちています。

入ってすぐ右手には、イギリス製の折り畳み自転車『BROMPTON』。編集室でも一台お借りしているのですが、とにかく走るのが楽しい、走りたくなる自転車！ それでいてコンパクトにまとまるので、玄関や事務所のデスク下にもすっぽり収まります。海風で塩害がきつい浦安、自転車を外に置いておくとすぐにサビが出てボロボロになってしまいますよね…畳んで室内に置いておけば、そんな心配も無用です！

香川県で生産されている折り畳み自転車『Tyrell』もずらり！ この日はメーカー担当さんも香川県からお祝いに駆け付けていらっしゃいました。

奥に長い新店舗、中央部分にはカウンターが。今はお花がずらっと飾られていますが、ここは商談や打ち合わせをするスペースとのこと。

頭上にはディスプレイがあり、自転車の動画が流れています。「自転車は買って終わりじゃない。たくさん乗ってたくさん楽しんでほしい」という店主の山越さんの想いから、believeさんでは毎年自転車で街をまわるイベントを企画されているんです！ 場所はその時にもよりますが、宮古島・伊豆・鎌倉・房総半島などなど…すごく楽しそう！ その他、このディスプレイでは地元のサッカーチーム「ブリオベッカ浦安」の試合映像を流したり、イベント開催時に補助的に使ったり、これから様々な用途を考えていらっしゃるとのこと。

そして一番奥にはキッチンとカウンター！ ここが噂のカフェスペースなんですね♪(写真はプレオープン時のものです)
キッチンを担当するのは、パティシエのmegさん。浦安出身で、フランスに留学して修業をされた経験もお持ちなんです！ この日はタルトとキッシュが振舞われました。どちらも美味しかった～♡

ちなみにこのキッシュ、猫実の佃煮屋さん『西敏商店』さんの「マグロの佃煮」を使っているんです！「せっかくだから浦安のものを知ってもらいたいなと思って」とmegさん。最初食べたときには豚の角煮かな…？と思ったのですが、あっさりとした旨味はやはりマグロならでは。ちょうど内覧会に訪れた西敏商店の3代目・大塚さんご兄弟からも「美味しい！」の太鼓判をいただいていましたよ♪

カフェで提供されるメニューは、ドリンクと軽食・スイーツ。軽食とスイーツはメニューを固定せず、その時紹介したいものを柔軟に提供していく予定だそうです。どんなメニューが出されるのか、とっても楽しみ☆

believeさんでは、電動自転車の貸し出し『レンタルバイク』も行なっています（詳しい過去記事はこちら）。浦安市外のお客様にも浦安の魅力を伝えたい！という想いから、『URAYASU CYCLING MAP』を作成されました。

「浦安に住みたい！」編集室もデザインなど協力させていただきました！ 市外の方はもちろん、市内の方にもぜひお手に取ってご覧いただけたら嬉しいです♡

「ここを『自転車屋』でも『カフェ』でもない、いろんな人やいろんな才能が行き交う場所にしたいですね」と山越さん(右)。「自転車もカフェも、あくまでツールであって。それを媒介にいろんな人が集まって、何か面白いことや新しいことが生まれていく、そんな場所を作りたい。チャレンジするための場所を、このリニューアルで整えられたと思います」。「コロナでいろんなサービスがオンライン主流になっていますけど、自転車も食も生で体験するもの。日常の中で、ちょっとした楽しみを実体験できる空間でありたいですね」とmegさん(左)。

自転車を修理しに行ったら、お店の奥から流れて来る美味しそうなケーキの匂いに誘われて、修理を待つ間にカフェでお茶してみたり。浦安ぐるっとレンタルバイクで走って、松の湯の熱～いお風呂で汗を流して、帰りにbelieve kitchenで舞浜地ビール・ハーヴェストムーンを飲んだり。自転車だけじゃなくカフェでもない、×∞の楽しみ方ができる新生・believeさん。ここでこれからどんなワクワクが生まれるのか、期待せずにはいられません…！

街の自転車屋さんbelieve…浦安市猫実4-21-13　047-390-5577
10時～19時、火・水定休
https://www.city-believe.com/