浦安ってこんな街!
1.182018
食の安全を真摯に考える『真面目』な企業。高洲の「インシップ」さんを取材しました!
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高洲に本社をもつ『インシップ』。主に自社で開発・生産をした健康食品を販売している企業です。「創業は1998年。以来ずっと浦安で仕事をしています」。お話をしてくださったのが、代表取締役社長の小野伸二郎さん。生まれも育ちも浦安で、浦安が大好き!という生粋の浦安っ子です。
「以前は他の会社で作られたサプリを取り扱っていたのですが、色んな食品に触れる中で『あれ?日本の食の安全って壊れている?!』って気付いたんです。自分たちが食べたいと思うものでないと、お客様に販売してはいけない! そう思い立ち、自社で食品の開発を進めるようになりました」。とにかく安心して食べられるものを…と、商品を構成する材料にはかなりの力を注いだと言います。また、材料だけでなく商品表記にもこだわりました。賞味期限だけでなく製造年月日を表記したり、動物由来原料不使用を宣言したり…さらには、原産地のみならず『採取地』まで明記! これは業界では初の取り組みなのだそう。徹底的に情報開示にこだわる理由…そこには、小野さんの食に対する『真面目な想い』がありました。
「毎日口に入れるものだからこそ『安心して食べられる』というのは絶対条件だと思います。じゃあ、安心して食べられるものを選ぶ方法は?大多数の方が自給自足が出来ないと思うので、どこかお店で購入をしますよね。その時に『安心して食べられる』と判断できる情報を開示すべきだと思ったんです」。それからインシップでは安心安全な食への追求、そして購入する方への真面目な想いを『5W1Hの明記』という形でまとめました。『5W1H』とは、「Why(なぜ)、What(何を)、Where(どこで)、Who(誰が)、When(いつ)、How(どのように)」の頭文字で、これが明記されることで私たちは安心して商品を購入することが出来ます。その功績が認められ、2014年に業界初の農林水産省食料産業局長賞を受賞するまでになりました。「サプリという加工されたものだからこそ、何で作られているのか、その原材料はどこで採れたものなのか。知っていただきたいし、知った上で納得して購入していただきたいです」。本当の意味でお客様に寄り添うこと…難しいこともあるけれど、と付け加えながら「食について、ウソの無い行動をしたい」とお話する目には、一つの迷いもありませんでした。
品質は維持しつつ、お客様が継続して購入できる価格を目指して…
インシップの商品の原価率を伺いましたが、その数字には驚きました。利益はあるのかな…と心配になりお伺いすると「良いものと分かっていても、お客様が続けられなければ意味がないですよね。せっかく納得して購入していただいているのだから、持続できる価格にしたかったんです」と、小野さん。「なので広報活動にかける予算がなく…(汗)。それでもお客様から『とても良いよ!』『友達や家族にも勧めたい』というお声をいただくと、自分が信じたことをやってきて良かったと思います」。評判は口コミが広がり、今では市内はもちろん北海道から沖縄まで、全国各地から問い合わせのお電話をいただくそうです。
地域に根ざした企業へ!ツボくんも出動しています。
インシップでは毎月14日を『インシップの日』とし、地域でのゴミ拾い活動を行っています。マスコットキャラクターの「元気のツボくん」も参加していて、ツボくんは地域の子ども達にも人気なのだそう。「今後は、様々な地域活動に積極的に参加をしていきたい」と小野さんは言います。「浦安は大好きな街だから、これからももっと浦安に貢献をしたいです。そして浦安にこんな会社があることを、知っていただきたいです」。
ずっとお客様に寄り添い、正直に向き合う会社で有り続けたい…。真面目すぎるほど食の安全に取り組む、正直な会社が浦安にあることを誇りに思いました。
株式会社 インシップ…浦安市高洲2-4-10(本社ビル) 047-381-1111 http://www.inship.jp/
※この記事は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」1・2月号に掲載された内容です。
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