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浦安ってこんな街!

浦安の職人さんが集結して作った空間には、人の手の温かさがたっぷり満載でした。【新助 アトレ新浦安店】

 「とにかく毎日が祭りのようで楽しかった!」当時を振返りながら、目を細めて楽しそうにお話をしてくださったお三方。『新助 アトレ新浦安店』改装に携わられた『チーム浦安』の皆さんです。

▲今回お話をお伺いしたお三方。左から、建築家 小川 裕之さん((株)小川都市建築設計事務所 03-6277-5512)/ 施主 新助オーナー 横内 新一さん/ 施工管理 福田 明さん((株)リンク 047-701-5255)

 昨年リニューアルオープンをした『新助 アトレ新浦安店』。改装にあたり、オーナーの横内さんには一つの想いがあり… 「お店の改装をするなら、地元浦安の人たちの手で作り上げたい! そう思ったのが、このチーム結成のきっかけでした。」浦安の人の手で手掛ける…そんな横内さんの想いから、浦安に縁のある様々なプロが新助に集まりました。

「とにかく『こんなの初めてだ!』という経験ばかりの現場でしたよ!」楽しそうにお話してくださったのが、現場の施工管理をされた福田さん。浦安が大好きで浦安に住み、ご自身のオフィスも浦安に構える、浦安愛いっぱいの方です。「新助を良い店にしようって、皆が同じ方向を向いてとことん追求していてました。終いには、大工さんの所に設備さんが『ここはこうしてみない?』と提案をしていたり…。業種の壁を越えて意見を言い合えるなんて、普通の現場ではありえないことなんですよ! 皆がみんな、一番最高の形に作り上げるぞ!!って、最後の方は職人達の技術勝負大会みたいになってましたね(笑)。」

特に新助は100坪以上の大型店舗、通常は図面通りに作られていくのがセオリーです。なので、それぞれの職人が意見を言える現場など、珍しいどころか今まで一度も経験したことが無いと福田さんは言います。「現場の皆、仲が良くていつも活気付いていた!」お話を聞いていると、その活気溢れる様子が目に浮かぶようでした。

 どうしてそんな『珍しい雰囲気の現場』となったのか…お伺いをしました。「アレかな、やっぱり冷蔵庫がきっかけだったかな。」ん?冷蔵庫? きょとんとしていると… 「 施工が夏の暑い時期でね、工期も押しちゃってちょっと現場がピリピリしてたの。そんな時に、横内さんが現場に大きな冷蔵庫を持ってきてくれて、中にはキンキンに冷えた飲み物がどっさり! え?!オーナー自ら持ってきたの?って現場の皆が驚いたんですよ。それから不思議なんだけど、雰囲気がすごく良くなったんですよね。」

そんなお話に「そうなの?! いつもやっていたことだったから、そんなきっかけになってたとは…。」と驚きの様子の横内さん。「昔は家を建てる時に見られた『職人さん達へのお茶出し』。それがコミュニケーションを生んでいたんですよね。横内さんはそんな雰囲気の作り方を知っていた。今回の現場は、横内さんだから作り上げられたんだと思いますよ。」と、建築家の小川さん。浦安に住んでいて、新助は改装前からよく訪れていた大好きなお店だったそう。「色んな現場を見てきたけど、こんな現場は初めてだった!」と当時を振返りつつ改めて驚いていました。施主であるオーナーさんが、ほぼ毎日現場にいることもすごく珍しいことなんですよ、とも…。「僕自身が現場が好きだからかな。一生懸命やってくれている現場の人は、大切にしたいからね。」横内さんの優しさと心意気がたくさんの人の心を動かし、チーム浦安は一つの目的に向って動き始めました。


 「施工の進行で、悩んだら試しに作って皆で検討する。そんなことが現場のいたるところで起こっていたんですよ! スゴイでしょ。工期に余裕があった訳でもなく、むしろ間に合うかな…って思うくらい短かったんですけどね。でもね、本当に一人ひとりが『絶対に妥協しない』って決めて、作っていたんだと思うんです。」職人達のまとめ役としても、工期中はほとんど現場に出向いていた福田さんが感じた『一人ひとりの気持ちの変化』。新助には、そんな職人達のこだわりと想いと、浦安愛が、いたるところに散りばめられています。

まるで芸術作品のように美しい店内…自分達の利益ではなく、『人の想い』を優先したからこそ出来た空間でした。「なかなか出来ることじゃないよ。」と福田さんと小川さんは言いますが、「妥協せずにやってもらうことで、職人さん達にもやりがいのある現場になってほしかったんですよね。」と横内さん。チームの信頼関係があったからこそ出来た、唯一無二の空間なんだということを改めて実感しました。

こだわりのテーブル周りの照明…全体の雰囲気は照明を落としてモダンに、でもお料理の出るテーブルは明るく。その演出のために何個も電球を試し、コレだ!というものを全国から取り寄せたそうです。

 「タイル一つにしても、電球一つにしても、皆がすごくこだわってくれたし、提案もいっぱいしてくれました。だからこそ僕はこれから、この新助をもっと『良いお店』にしなければならないと思っています。」横内さんが今でもお店に立ち続けられる理由は、ここにありました。

「外側がどんなに良くても、中身が伴っていないとお客様から『良いお店』とは言ってもらえない…。誰かに『新助って良いお店だよね』と言われた時に、職人さんたちが『新助を作ったのは俺なんだ!』と胸を張って言えるように…。中身のお店作りをしていくのが、これからの僕の責任だと思っています。」新鮮な魚介を中心に、丹精込めて手作りされたお料理を楽しめる新助。お店で出される魚介は、横内さん自らが早朝に築地へ出向き、仕入れをされていると言います。

洗練された個室。木目の壁は一枚一枚職人さんが手で貼っています。床にもこだわりが…座れば丁度良い柔らかさ、ですが立った時にもちゃんと踏み込める固さ。楽しい食事の時間を邪魔しないための絶妙な調整は、職人ならではの技です。

 

 これから浦安で、どんなお店にしていきたいですか?とお伺いをすると、「浦安の人たちに楽しんでもらえるお店にしたい。ファミリーの多い街だから親子三世代で、楽しく食事の出来るお店にしていきたいです。」実際に新助に行くと、お孫さんを連れたおばあちゃんや、親・子・その子ども…と三世代でお食事をされている方が多く見られます。いち早く全席禁煙を取り入れたのも、三世代が楽しめるお店へという想いから(店内に喫煙スペース有り)。そして帰りには『美味しかった!また来たい!』と子ども達のとびきりの笑顔…。この笑顔の輪、今後ますます広がっていきそうです。

 新しく生まれ変わった新助。一歩足を踏み入れると、すごく洗練された空間なのにどこか温かく、人の手の温もりを感じられる…。それは、『最高に良いお店を作ろう。』という一つの目標向かって、それぞれの立場を超えて言葉をぶつけ合い、それぞれの『想い』をたくさんこめて作られた場所だからなのだと思います。「本当に楽しかった! 何度振返っても、やっぱり『楽しかった』としかいいようがない!」「またチーム浦安で、何か面白いことをやっていきたいね。」新助改装プロジェクトから結成され出会った『チーム浦安』の皆さん。これからの活動がとても楽しみです!

1. 新鮮魚介!お刺身べか舟盛り1,500 円+ 税 

浦安と言えばべか舟!そんなべか舟から溢れんばかりに盛られた旬のお魚は見た目も鮮やか。刺身一つ一つも新鮮で、醤油に少しつけただけでふわっと広がる油膜…脂ののりと新鮮さを物語っています。これで1,500 円…驚きです。 

2. 鮪上握3 貫680 円+ 税/6 貫1,280 円+ 税 

ねっとりとした舌触り、なのにトロっととろけてしまう…。甘い脂がたっぷりのった、一口頬張れば誰でも笑顔になってしまう握り。この握り目当てに訪れる方も多いとか。

3. 銀だらの味噌焼き880 円+ 税 

お店厨房で切り身一枚一枚に味噌を漬け、寝かせ…と繰り返すこと1週間。手間隙かけて作られた銀だらの身はとろけてしまうほど柔らかく、一度食べたら忘れられなくなります。 

4. ネギ焼きそば550 円+ 税 

もう一度食べたくなる!あと引く美味さが〆にも最高です。


新助 アトレ新浦安店…浦安市入船1-1-1 047-380-4900
ランチ月~土11:00 ~ 14:00(祝は休業)、ディナー17:00 ~ 24:00(LO23:00)

 

※この記事は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」7・8月号に掲載された内容です。

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