浦安ってこんな街!
9.152017
認知症の人が安心して暮らせる浦安を目指して。初開催の『RUN伴(らんとも)』を取材してきました!
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9月10日(日)、総合公園の晴れ渡る空の下、記念すべき『RUN伴』浦安大会の第一回目が行われました。『RUN伴』とは、認知症の人が安心して暮らせる地域づくりを目指して、認知症の人と一緒にみんなでタスキをつなぎ、日本を縦断していくというスケールの大きなイベントです。会場には、認知症支援の象徴・オレンジ色のTシャツを着た方々がたくさん! 海沿いの遊歩道を、全18チームがタスキをつないで走りきりました。
開会式には、内田市長がいらしていました。もともと雨男だったそうですが、最近返上したのだとか…華麗なステップも披露され、なんてお茶目な市長! グッと親近感が沸いちゃいました。
それから子どもたちの選手宣誓! 3人ともとっても上手でした。
参加18チームの紹介が行われます。市民のチームはもちろん、市内にある介護施設、地域包括支援センターや市役所など、子どもから80代の方々まで様々。ブリオベッカ浦安の選手もサポートに駆けつけてくださっていました! 車椅子で参加された方もたくさんいらっしゃいました。
続いてみんなで準備体操。音楽に合わせて、楽しく体をほぐします。
チアリーダー「Cheer RAINBOWS」の女の子たちが応援に駆けつけてくれました! 手を振るランナーたちに、「がんばれ~!」と声援が飛びます。
子どもチームは、速い速い! 目の前をものすごいスピードで通り過ぎていきます(追うのを諦めました)。
このタスキ、実は走者全員の名前が書かれているんです! 次のチームへと渡され、つながっていくタスキ。渡した後、走者のおじいさんが「うん、気持ちよかった!」とおっしゃっていました。どこまでも続く青い空と青い海に囲まれて走るなんて、浦安ならではですよね!
境川でUターンしてきたタスキは、墓地公園をぐるり回って三番瀬の方へ…
この日の三番瀬は、幕張のほうまでよく見えました。遊歩道の端まで来ると、また折り返します。このコースは比較的元気な方々が走ることになっていて、確かに速かった!
元気のある人はコースをさかのぼり、みんなでゴールをすることに!
…その前に、実は今日がえびちゃんの誕生日だそうで、みんなでハッピーバースデーを歌いました♪
そしてみんなで手をつないで、ゴール! 参加者みなさんの笑顔が、とっても眩しいです。
ゴールの後、Cheer RAINBOWSが可愛らしいダンスを披露してくれました。リフトもあって本格的!
そして最後に、みんなで記念写真。「RUN」「URAYASU」に共通する『U』の字を作って、ハイポーズ☆ 皆さん、お疲れさまでした!
『認知症』と聞くと、「家族が大変そう」「自分はなりたくないな…」とつい思ってしまいます。でも、今回のRUN伴を見ていて、どなたが認知症の方なのかなんてあんまり考えませんでしたし、皆さんイキイキしていて、どなたも笑顔で楽しそうに走っておられたのがとても印象的でした。
同時に『認知症』についてまだまだ何も知らない自分に気づかされました。ネガティブなイメージばかりが先行しがちですが、今日のように『一緒に走る』イベントを見るだけでも、少し『認知症』に対するイメージが変わったように思います。そして、これだけたくさんの支援者さんがいらっしゃることは、とても安心だなと感じました。これは、RUN伴のコンセプトである「認知症の人が安心して暮らせる地域づくり」への、第一歩に違いありません。
2025年には700万人を超えるといわれる、認知症患者の数(厚生労働省 認知症施策推進総合戦略より※クリックするとpdfが開きます)。認知症は既に私たちの一部になりつつあります。そんな中で、認知症の人が安心して暮らせる地域づくりのために頑張っている方々――実行委員の皆さま、RUN伴にご参加された皆様をはじめ――が、ここ浦安にたくさんいらっしゃるということは、とても心強いことだなと感じました。
認知症についてはコチラの過去記事もあわせてどうぞ。
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