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【子どもの習い事】浦安から未来の代表選手を!考える力で全国制覇!“思考するサッカー”を育てるマルバサッカースクール

2025年8月、駒沢オリンピック公園で行われた「第35回バーモントカップ全国少年フットサル大会」。
日本中の小学生チームが集うこの大会で、マルバ千葉FC U-12」が見事、全国優勝を果たしました!

その「マルバ千葉FC U-12」の活動拠点のひとつが、ここ浦安です。
市内では、鉄鋼団地にあるフェローズスポーツで活動する「浦安校」と、イオン新浦安店の屋上にある「新浦安校」の2拠点を展開。関東を中心に25校を持つマルバサッカースクールの中でも、浦安はまさに“主軸”といえる存在なのだそうです。

特に「浦安校」は、一般クラスに加えて、マルバの中でも上位カテゴリーを目指す子が集まる校舎。そのため、市外から電車で通う子どもたちも多く、日々の練習から全国レベルの熱気に包まれているんです――。


そんな「マルバサッカースクール」ですが、

なぜここまで成長を遂げてきたのか。
なぜ多くの子どもたちと保護者に選ばれ続けているのか。
そして、その環境の中で子どもたちはどのように変わっていくのか――。

その答えは、マルバが大切にしてきた“考える力を育てる指導”と、地域とともに積み重ねてきた育成のしくみにありました。

今回は、浦安市サッカー協会のフットサル委員会実行委員長であり、浦安校で長年指導にあたるエリアマネージャーの横手コーチに、お話をお伺いしてきました。

「言われた通り」じゃなく、「なぜそう動くか」を考える子に


マルバサッカースクールは1996年に誕生し、今年で30年。3歳から中学生までが在籍し、日本代表・上田綺世選手を育てたことでも知られています。


「マルバが大切にしているのは“思考力”です」と横手コーチ。

「小学生年代だと、足が速いとか体が大きいとか、それだけで勝ててしまうんです。さらに、コーチが子どもたちを操るように動かせば、試合にも勝ててしまう。でも、その先で伸び悩む子が多いんです。そうやってきた子は、中学・高校になると活躍できないこともある。だからこそ、言われた通りに動くだけではなく、自分で“なぜそう動くのか”を考えられるようになってほしいと思っています」

なるほど! 勝たせることより、考えさせることを大事にしているんですね。

マルバでは、答えを教える“コーチング”ではなく、問いかけて考えさせる“ティーチング”を徹底。たとえば低学年の「だんごサッカー」もあえて止めません。ボールに触りたい気持ちを大切にしながら、「どうしたら抜け出せるか」を自分で見つけていく。その試行錯誤が、判断力と創造性を育てるのだそうです。

フットサルで磨かれる「瞬時の判断力」


もうひとつ、マルバが力を入れているのが“フットサル”。
狭いコートで常に相手と向き合い、判断と動きが一瞬で変わるスポーツです。

「フットサルは“考えるスポーツ”なんですよ」と横手コーチ。
小さなスペースでの駆け引きや瞬時の判断、チームメイトとの連携――。この環境で身につけた力が、サッカーのピッチでも大きな武器になるそうです。
今回の全国優勝も、まさに“考えるサッカー”の成果なんですね!

“多競技”で育てる、柔軟な発想

マルバの面白いところは、サッカーだけにこだわらないこと。
「低学年のうちは、いろんなスポーツに触れることが大事なんです」と横手コーチ。

バスケットや陸上、バレーなど、ルールも目的も違う競技を経験することで、体の使い方はもちろん、考え方の柔軟さも身につくんだとか。
「サッカーだけの頭じゃなくなる」――この言葉、印象的ですよね。

確かに、視野を広げる経験が“判断力の引き出し”を増やしてくれるんですね!

「継承」と「積み重ね」で強くなるチーム

全国優勝の裏には、マルバならではの育成システムもあります。
一般クラスから最上位クラスまで5段階の強化クラスがあり、年2回のセレクションで昇降格が決定。厳しいけれど、努力がきちんと評価される環境です。

さらに、下級生を大会に帯同させて上のレベルを体感させる仕組みも。
「先輩がこうしていた」という姿を見て育つことで、次の世代が自然に意識を受け継いでいく。“勝つため”の強化ではなく、“人を育てる”ための継承。これがマルバの強さの源なんですね!

“挨拶からはじまるサッカー”

もうひとつ印象的だったのが、礼儀の大切さ。
マルバでは練習や試合の前後にきちんと挨拶をすること、仲間や相手への感謝を言葉にすることも徹底しています。

「挨拶ができない子がいれば、“学校や家庭で何かあったのかな”と気づけるんです」
技術指導だけでなく、子どもたちを見守る“もうひとりの大人”としての役割も担っているのだそうです。

浦安という街もサッカー選手を育てている

「浦安には、ブリオベッカ浦安やバルドラール浦安など、プロチームもすぐ近くにあります」と横手コーチ。
確かに、プロの試合を間近で観られる環境は、子どもたちにとって最高の刺激!
「同じ街に目標となる選手がいる」――そんな日常が、夢への距離をぐっと縮めてくれます。

マルバは浦安市サッカー協会とも連携し、トレセンの選抜指導などにも関わっています。
地域とともに、子どもたちの未来を育てているんですね。

「技術より思考」で、世界へ

子どもたちが自分の頭で考え、仲間を思い、プレーを楽しむ。
そんな姿こそが、マルバの目指す「世界で通用する選手像」です。

全国優勝はゴールではなく、通過点――。
これからもマルバは、浦安の地から次の夢へと走り続けます。

浦安から、未来の日本代表が生まれる!
そんな日も、遠くないかもしれませんね。

横手コーチ、取材ありがとうございました!

施設URL→https://malva-fc.jp/
体験申込はこちら → https://malva-fc.jp/taiken/

malvaサッカースクール浦安校
浦安市港3番地(第二鉄鋼団地内)
047-355-8411 (9:00~23:00)

・malvaサッカースクール新浦安校
浦安市入船1-4-1 イオン新浦安店4F
047-350-2255

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