浦安ってこんな街!
10.172026
HOME STORYー住まいのバトンー|母のこれからと、実家のこれから。48年暮らした家を手放して、今思うことー

「住まいと暮らしのこれから」を考えるすべての方へ。「これから、どんなふうに暮らしていこう」そんな想いへとつながる、人生の節目にある住まいの選択と、そこに込められた家族それぞれの物語をご紹介します。
「今は、心が静かなんです。湖面に波がないような感じというか――」そう話してくださったのは、浦安市内に暮らす、いそべやきさん(仮名)。高齢のお母さまの施設入居をきっかけに、市内の実家を売却しました。そこは、借家暮らしが長かったお母さまが、初めて購入した念願のマイホーム。いそべやきさん自身も中学生から暮らした、家族の思い出が詰まった場所でした――。
母に、どう伝えるか
お母さまは次第に足腰が弱くなり、介護サービスを利用しながら自宅で生活していました。しかし、転倒・入院をきっかけに、家族は施設入居を本格的に考えることに。同時に向き合ったのが、誰も住まなくなる実家のこれからでした。「一番悩んだのは、母にどう話すかでした」長い年月を過ごしてきた家。きっと手放すことには寂しさがあるだろう――。そんな中、大きな力になったのが奥さまでした。「僕はどうしても理屈で話してしまう。でも妻は、母の気持ちを考えながら話してくれた。それが大きかったと思います」これから安心して暮らしていくための選択であることを話しながら、少しずつ新しい生活へと進んでいきました。
実家の売却を任せた決め手は、細かなところに見えた「スムーズさ」
施設探しと並行して、複数の不動産会社へ査定を依頼。その中で売却を任せたのが(株)明和地所でした。「連絡がとにかく早かった。いろいろなことが同時に動く時期だったので、まず結論を示し、そのあとに説明してくれるなど、そのスムーズさも大変ありがたかった」担当したのは、売買コンサルティング事業部の矢部さん。「共有名義のため、所有者皆様との意思疎通を大事にしつつ、一つずつ整理しながら進め、販売開始から売却まで82日と順調にお取引を進めることができました」そして、より広い部屋を探していたご家族がこの住まいを気に入り、新しい暮らしを始めることになりました。そしてそこには、かつていそべやきさんがこの家に越してきた頃と、ちょうど同じくらいの年齢のお子さまも。約半世紀の時を経て、今度は新しい家族の暮らしが始まりました。
「1人で抱え込まなくていい」
お母さまは現在、新しい施設で元気に過ごしています。「人生のステージが変われば、暮らし方も変わっていく。母のためにも必要な決断だったし、家も新しい方に使ってもらえる。それでよかったと思えるようになりました」そして、同じように親の介護や実家のことを考える人へ、こんな言葉も。「1人で抱え込まなくていい。ケアマネさんやケースワーカーさん、不動産会社の方、3人4脚でも5人6脚でもいい。みんなで進めていけばいいんです」家族や介護に関わる人たちをはじめ、さまざまな人の力を借りながら、一つずつ家族のこれからを整えたいそべやきさん。「今は、心が静かなんです。湖面に波がなくて、鏡みたいになっている感じ――」
お母さまには新しい暮らしが始まり、思い出の家には新しい家族の日常が始まっています。浦安の街の中で、人から人へ、家族から家族へ。今回もまた、ひとつの「住まいのバトン」が渡りました。

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2026年09-10月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。
浦安を中心に不動産売買・賃貸仲介・賃貸管理を手がける明和地所グループの中核企業。本記事は浦安での実績を踏まえて制作・監修しています。
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