浦安ってこんな街!
3.222025
【可愛いを持って♡】地域の想いが交わり生まれたブックカフェ ――とっておきの一杯と美味しいサンドで心温まるひとときを過ごしてみませんか?|BOOK CAFE Dan

やわらかな陽が降り注ぐ窓辺で、コーヒーの香りに包まれ本を開くー。浦安市中央図書館のラウンジの一角にある「BOOK CAFEDan」は、本を読みながらこだわりのコーヒーや美味しいホットサンドが味わえるブックカフェ。浦安公園に面したカウンターからは、図書館の利用者でなくてもテイクアウトが可能で、公園でのピクニックのお供にもぴったりです。
カフェを運営するのは、「労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団(略※)」の皆さん。地域の人々が力を合わせ、必要な仕事を自分たちで作る協同組合で、「地域に役立つ物や場所を作りたい」と市内各所で活躍されています。「このカフェが生まれたきっかけは、『子どもたちの美味しいおやつ』からだったんですよ」とお話ししてくれたのは、ワーカーズコープの橘高(きつたか)さん。市内の放課後クラブ「うらっこクラブ」を運営する中で、「美味しくて安心なおやつを届けたい」という想いが広がり、もともと営業許可を取っていた「はっぴーキッチン」を使って、地元の主婦や子育てママたちがおやつを作りはじめました。手作りのおやつは優しくて美味しくて、子どもにも親御さんにも評判になっていきます。そんな中、「カフェをやるのが夢だった」という声が上がります。「皆が気軽に立ち寄れる、温かい場所があったらー」と想いが重なり、本格的に始動。「私たちの面白いところは、自分たちで事業を立ち上げられることなんですよ」と話すように、組合員が出資し、働きながら運営を始めました。こうして生まれた「BOOK CAFEDan」は、「暖」と「団」の意味を込め、訪れる人が心温まり、自然と集いたくなる場所を目指してスタートされました。
※労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 東関東事業本部 浦安地域福祉事業所 HP: https://urayasu.roukyou.gr.jp/







メニューには、浦安の美味しさもたっぷりと詰め込まれています。ホットサンドやトーストには、日の出のパン屋さん「LITTLE BYLITTLE」の生食パンを。ふわっとした食感と優しい甘みがシンプルながらも満足感のある味わいです。「のりチーズサンド」は、地元の老舗「丸茂海苔店」さんの風味豊かな海苔を使用。チーズとのバランスが絶妙で、一度食べたらやみつきになる美味しさです。コーヒーはフレンチプレスで一杯ずつ丁寧に、豆の香りと味をしっかりと引き出して。チャイはスパイスの調合から手作りした風味豊かな一杯。「メニューは、全員で意見を出し合い、ときに喧嘩もしながら(笑)」と笑う橘高さんですが、「もっと美味しく」「もっと温かく」ーそんな気持ちが、一杯のドリンクや一皿のサンドにギュッと詰まっているから、本当に美味しくて、それでいて心が落ち着くようなやさしい味わい。あれこれ試作して、「これだ!」という味にたどり着いたときの喜びはひとしおだそうです!勉強の合間にふらりと立ち寄る学生さん、静かな時間を求めて訪れる大人たち、夏には50円の「アイス棒」を目当てにやって来る子どもたちもー。とっておきの一杯と美味しいサンドで、心温まるひとときを過ごしてみませんか?
●BOOK CAFE Dan
☎070-1306-4145
浦安市猫実1-2-1浦安市中央図書館内
10:00~17:00(食事は10:30~16:30)
☆定休日は中央図書館の休館日に準じます
Instagram @bookcafedan.jp
※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2025年3-4月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。
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