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有機野菜とアートとコーヒーが楽しめる! 優しく自由なライフスタイルを目指すイベント「あしたのマルシェ」【次回は2月23日(木)開催@日の出「LITTLE BY LITTLE」】

コロナに戦争、気候変動にエネルギー問題、円安に少子高齢化…。先のことを考えると漠然とした不安が拭えない、未来に希望を感じるのが難しくなっている昨今。今のままではダメなことはわかってる、何か行動を起こしたい、でもどうやって? そんな気持ちの方も多いのではないでしょうか。

日の出のパンとコーヒーのお店「LITTLE BY LITTLE」さんにて、昨年12月に産声を上げた「あしたのマルシェ」というイベント。実はこちら、カナさんとシャーロットさんという二人の女性が「よりよい明日を作りたい」と立ち上げた、とってもステキなマルシェなんです! 次回開催に向けて、お二人を取材してきました。

「あしたのマルシェ」って何?

こちらが昨年12月に行なわれた「あしたのマルシェ」の様子。店頭には有機栽培の野菜がずらり! 神奈川県にある「ダメダメ農園」とそのお仲間の有機農園からやってきた野菜たちは、どれもビニールに包まれておらず畑で採れたそのままの姿。つややかで生き生きしていて、食べれば元気をもらえそうな野菜です。「日本のスーパーで売っている野菜って、全部ビニールに入ってますよね。プラスチックを減らす生き方を提案したかったんです」とカナさん。

野菜についているステキなポップは、グラフィックデザイナーでありカリグラファーでもあるアーティストのシャーロットさんが書いたもの! とってもおしゃれですよね♡

曲がったネギに、葉っぱのついたいろんな形のニンジン。そう、いつもはスッと真っすぐで大きさの揃ったニンジンばかりを見ている私たちですが、本当は曲がっているのもあれば二股に分かれたものも、突起のついたものもある。「ふだんは同一のものしか目に入らないけれど、野菜って実は多様なんです。それらはどれも尊く、多様は豊か。子どもたちにもありのままの野菜を見て、その多様性に触れて、食べてみてほしい」

店内では、シャーロットさんの描くアートワークの展示が行われていました。「自然と動物に優しいアートワーク」は、書と絵の融合。書の力強く柔らかな線と動物の躍動感に、グイグイ引き込まれます。ぜひじっくり見てみて! ポストカードの販売もありますよ。

もちろんLITTLE BY LITTLEのパンとコーヒーもいただけます。プラスチックフリーのマルシェで買い物をして、アートを見ながらコーヒーを飲んで、周りの人とちょっとおしゃべりをして…そんな過ごし方が「あしたのマルシェ」では叶います。

「あしたのマルシェ」誕生の理由

カナさん(左)、シャーロットさん(右)

「あしたのマルシェ」発起人であるカナさんとシャーロットさんは、実は義理の姉妹でもあります。シャーロットさんはフランス・パリ出身で、書道を学ぶために日本へやってきました。金沢美術工芸大で視覚デザインを学び、加賀友禅や和傘のデザインにも挑戦。新聞にも多数取り上げられているんです! 現在はデザイナーやアーティスト活動の傍ら、金沢創作アンバサダーとしても活躍されています。

カナさんは中学高校の5年間をアメリカで過ごし、大学入学と同時に浦安へ戻ってきました。「海沿いで、自由なゆるさがあって…浦安の雰囲気はすごく肌に合いました」とカナさん。大学を卒業後は教育系のお仕事に就き、2021年にはアメリカの教育大学院へ留学。初の日本人院生として学びながら、附属の公立高校(チャータースクール)でフルタイムのレジデントとして研修もされていたようです。「実在する課題や本質的な問いにチャレンジしながら、自分・他者・社会とつながる深い学びを深めていく先進的な教育に感銘を受けました。同時に、多様性を重んじる価値観や、ゴミをなるべく出さないライフスタイル、肉は食べずに魚と野菜中心の食生活を送る『ペスカトリアン』の友人の存在にも、大きく影響を受けました」

カナさんの研修先「High Tech High Mesa」。「公正」の概念を土台に「プロジェクト型学習 (PBL)」を教育手法の軸としてインクルーシブな教育を実践することで世界的に有名な先進校(カリフォルニア州サンディエゴ)。

留学を終えて浦安へ帰ってきたカナさん。日本の生活でまず気になったのが、普段の買い物に使われているプラスチックの多さでした。「シャーロットのお母さんはパリに住んでいるんですが、話す機会があって。パリでは普段の買い物ってどうしてる?って聞いたら、『私はマルシェ。週に1回マルシェで買い物して、その後友達とコーヒーを飲むわ。マルシェで足りないものがあったら、個人経営の商店やオーガニックのお店で買うのよ』って教えてくれた。その生活にすごく憧れたんです。でも現実的に、浦安ではそのライフスタイルは叶わない。それなら、自分でマルシェを作ればいい!と思いました」。たまたまカナさんの友人のパートナーが有機農園の農園長をしており、マルシェの構想を話したところ「いいですね!」と快諾してくださったのだそう。この構想をもSNSで発信したところ、すぐにLITTLE BY LITTLEのオーナー・中里さんから「いつやる?ぜひ巻き込んでください!」との反応が。トントン拍子に話が進み、シャーロットさんにも声をかけ、12月の開催が決定します。「突然と始まったように見えますが、私の中には、ずっと前から構想していたような感覚もあります。それは、一人のアーティストとして、また人として、より優しく、調和のとれたライフスタイルを模索していたからです。だから、このマルシェの立ち上げは必然でした」とシャーロットさん。

よりよい明日を、一緒につくる

第一回開催時。左から、カナさん、シャーロットさん、カナさん友人の「ダメダメ農園」のお二人、LITTLE BY LITTLEオーナー中里さん

「あしたのマルシェ」のテーマは、「Tomorrowing with you」。わたし、あなた、地球、みんなにとってよりよい明日をつくるため、優しく自由なライフスタイルを目指し、一緒に考えて学んでいこう。「Because it’s all about us」。なぜならこれは私たちみんなに関わることだから。――二人はそう呼びかけます。「人々とつながる場としてマルシェは最適。浦安というこの地域で、いろんな人たちとつながりながら、地域に合ったソリューションを考えていきたい。きっかけであり学びの場、そういうコミュニティを作っていきたいですね」

12月に開催された第一回では、ファミリー層の参加が多かったと言います。「子どもたちの楽しそうな声がすごく嬉しかった。道を歩いていて『何だろう?』と足を止めてくれる方いらっしゃいましたね」とカナさん。「反省点としては、全体のテーマを演出するのが難しかった。私たちのマルシェは、有機野菜だけでも、アートだけでもない。わたし・あなた・地球に優しく自由、という全体の世界観を、来てくださった方々にいかに伝えることができるかが次の課題です。気づきやコミュニケーション、学び合いさえも生まれるような、そんな場にもしていきたいです。次回開催ではそこを工夫します」とシャーロットさん。

次回は2月23日(祝)! 本の寄付も募ります

次回開催は2月23日(祝)! 次回は12月開催のときと同じく有機野菜販売、シャーロットさんのアート展示のほか、「認定NPO法人キッズドア」応援の一環で本の寄付を募ります。「認定NPO法人キッズドアは2009年の設立以来、日本の子どもの貧困問題に取り組んでいる団体。そこへ、本の寄付『charibon(チャリボン)』の仕組みを利用して、活動資金を支援します。もしご寄付いただける本があれば、ぜひ当日持ってきてください!」。本だけでなく、DVDやゲームソフトなども寄付の対象になるのだそう。寄付できないものは以下のとおり。

  • 2010年以前に出版された古い本
  • ISBNのない本
  • 百科事典
  • コンビニコミック
  • 個人出版の本
  • 漫画雑誌、一般雑誌
  • シングルCD
  • 児童買春・児童ポルノ禁止法に抵触する恐れのある全ての商品

有機野菜販売とアートの展示、本の寄付、そして美味しいコーヒー。2月23日はマルシェの空気を楽しみながら、Tomorrowing with you.Because it’s about us all.――明日のために今できることを、一緒に考えてみませんか? お友達やご家族と、ぜひぜひご来場ください!

あしたのマルシェ…Instagram
認定NPO法人キッズドア…https://kidsdoor.net/
★次回は2月23日(祝)10時~15時
★開催場所…LITTLE BY LITTLE/浦安市日の出5-5-1

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