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【祝20周年】ブライトンホテルで開催された手作り品の展示販売会「アートコラボレーション」、そのクオリティと熱気に圧倒された…!

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毎年11月に開催されている、手作り品の展示販売会「アートコラボレーション」。浦安市明海の「アトリエレモンリーフ」という花インテリア教室の先生である影山さちこさんが主催し、浦安ブライトンホテルの宴会場を借り切って開催されているイベントです。そんな「アートコラボレーション」が、なんと今年で20周年を迎えました! おめでとうございます!! 記念すべき20周年の「アートコラボレーション」へ、準備段階から潜入させていただきました。じっくりレポートします☆

開場前から行列ができるイベント「アートコラボレーション」

浦安ブライトンホテル東京ベイの1階。フロントを抜けて奥へ進むと、見事な設えの宴会場が現れます。

私がお伺いしたのは10時。11時に開場を迎えるため、27組の出店者の皆さんは大忙し! 作品のバラエティの豊かさはもちろん、ディスプレイの仕方も商品の見せ方も人それぞれ。3つに区切れる宴会場を2つつなげた、広々と豪華な空間…なんてワクワクするんでしょう♡

10時15分になると、主催の影山さんから声がかかります。「皆さん!集合写真撮りますので、隣のお部屋に集まってください!」

既に椅子やカメラがスタンバイしており、ホテルスタッフさんが集合写真を撮影してくれます。皆さんやや緊張気味?と思いきや、「はいじゃあピースしましょう!ピースピース!」と影山さん、一気に場の緊張がほぐれて皆さん柔らかな笑顔に。華やいだ雰囲気が生まれます。

その後は持ち場に戻り、準備に勤しむ皆さん。27組の作家の皆さんの作品は、お花のアレンジに水引アレンジ、バッグに服にアクセサリー、ワイヤーアートに粘土アート、ビーズ雑貨に木の雑貨…と他種多様。27組全ての作者・作品を写真に収めると、いよいよ会場5分前!

…そう、私には撮りたい絵がありました。このアートコラボレーション、開場前に行列ができることで有名なんです。そ~っと扉を開けて外へ出てみると…人・人・人!! その列はホワイエまで続き、さらにはフロントのほうまで伸びていました。この日は駐車場も満車になり、入りきらない車が地上に列をなしていたのだそうです。これだけの人たちが、年に一度のこのイベントを待ち望んているんですね…!

会場へ戻ると「はい!じゃあ皆さん、開けますよ!」と影山さん、颯爽とドアの前へ歩いていき、自ら扉を開けてお客様へご挨拶。「お待たせいたしました。アートコラボレーション開場いたします!」

とにかくお客様の熱気がスゴイ!

11時~13時までは、原則販売はせず展示のみ。とはいえ訪れたお客様たちは、お目当ての作品を次々予約していきます。主催の影山さんのブースには、お花のアレンジメントがたくさん並んでいたのですが、ものの20分でほとんどの商品に予約が入るという盛況ぶり!

この会場の熱気。「この展示で自分の作品を見てほしい!」という作家たちと、「良いものに触れたい、見たい、買いたい!」というたくさんの人たちが集まり、熱気の渦がいたるところに生まれています。作家さんとお客様が気軽にコミュニケーションを取れるのも醍醐味の一つ。作品のこだわりや、次回展示の案内、「これならお安くしますよ」なんて交渉も成立したり…そう、ハンドメイドって楽しい! 対面って楽しい!

コロナ禍に見舞われてからも、欠かさず毎年開催してきた「アートコラボレーション」。それには浦安ブライトンホテルの強い後押しが欠かせなかったと影山さんは話します。「特に2020年はかなり対策に気を遣いました。検温・消毒・人数制限、ホテルスタッフさんが万全の体制を作ってくれたので、私も『あとはお客様に来るか来ないか選んでいただこう』と腹を括れた。始めは控室みたいな小さな空間でたった3組での展示だったんですけど、ちょっとずつ大きくなっていって…ずっと浦安ブライトンホテルで開催してきて、本当に良かったです」

今年は人数制限こそないものの、検温・消毒・マスク着用が徹底され、感染対策の中で賑わいと出会いの楽しめるイベントとなりました。毎年200~300名ほどが来場するそうですが、「正確には数えておりませんが、今年は400~500名が来場されたと思います」と影山さん。出店した作家さんは「毎年こんなに人を集められるっていうのは、本当にすごいと思います」と口々に話します。

女性だけでなく男性も、ご高齢の方も…

この日、各ブースでは、ホテル内のレストランで使える10%引き券が配られていました。お目当ての作品を早々に購入予約したお客様が、ブライトンホテル内のレストランでお食事をし、販売の始まる13時すぎにまた戻って来る…という流れがあるのだそう。この日もわかっているだけで50名以上がこのチケットを使われたそうです。「作家にとっても、お客様にとっても、ホテルにとってもwin-win。だからこそ20年続けてこれたんだと思います」と影山さん。

13時を過ぎると、先ほどまでとは打って変わって、紙袋を持ったお客様の姿が目立つようになります。「ここへ来ると、ついついあれもこれも…と買いすぎちゃうのよ」と頬を上気させたお客様。おしゃれをして来場し、可愛いものやステキなものを見て、それを自分のものにする体験ってウキウキワクワクしちゃうものですよね。

来場者は圧倒的に女性が多かったのですが、男性の姿もちらほら。そして驚いたのは、ご高齢のお客様もとても多かったこと。杖を付いている方、歩行器を押している方、中には車いすで来場した方もいらっしゃいました。性別も年齢も関係なく、「アートコラボレーション」には人を惹きつける魅力があるんだなぁ…としみじみ感じました。

13時半からは、ピアノの先生による生演奏も会場を盛り上げます。さっきまでとまた雰囲気がガラッと変わるから不思議。

お楽しみ抽選会では、数々のハンドメイド作品が当たりました

そして15時からは、お待ちかねの抽選会! 出店者さんたちから景品が1品ずつ出され、参加者は名前を書いた紙を白い箱にイン。くじ引き形式で景品がプレゼントされるんです♡

出店者の先生が一人ずつ前に出て、自己紹介と景品の説明をし、箱から1枚紙を引き出します。名前を呼ばれた方は見事当選! 私も参加しましたが、残念ながら当たらずでした~…。魅力的な商品がたくさん出ていて、当たった方がうらやましかったです~。

最後に主催の影山さんがマイクを握ります。「たった3組から始まったイベントも今回で20年。本当にあっという間でした。いつも協力してくださる浦安ブライトンホテルの力も本当に大きくて、こうした非日常の上質な空間はここにしかありません。決して出店料は安くないんですが、それを払って参加してくださる作家さんは皆さん本物のプロです。『自分の作品を見てほしい』という作家さんたちと『良いものを見たい』というお客様、きっと根っこの気持ちはみんな同じなんだなと思います。今日いらしてくれたお客様も、ぜひ自分でも作ってみてほしい。自分を表現するというのはとても心地よい体験です。これだけたくさん先生がいらっしゃるので、気に入った先生のお教室に参加してみるのも良いと思います!」

来年11月にも開催が決定! アートコラボレーションの物語は、まだまだ続きます

20周年を迎えてもなお、バイタリティとカリスマ性溢れる影山さん。「ホントはね、安室ちゃんみたいに引き際が大事だなとは思っているんですが…来年も予約しちゃいました!」と会場の笑いを誘うのも流石です。今年行きそびれてしまったというアナタ、ぜひ来年の「アートコラボレーション」をお楽しみに! 影山さんのお教室「アトリエレモンリーフ」も、随時生徒さんを募集されていますので、ホームページで最新情報をチェックしてみてくださいね。ステキなお花と言葉のつづられたInstagramも必見です☆

アトリエレモンリーフ…https://www.lemonleaf.jp/
影山さちこさんInstagram
★アートコラボレーションについてはこちら

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