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【9月のノノパルフェ】品のある紫、鮮やかな黄緑、こっくりとした茶色…まるで貴婦人のように艶やかなブドウのパフェ。月に一度のお楽しみ、ゆったりと味わってみてはいかがでしょう?

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お酒は飲めない、カラオケも行けない、旅行もダメ。コロナ禍でのストレス発散、皆さんどうされていますか? 近場で非日常を味わいたい、そして甘いものに目がないアナタにオススメしたいのが、オープンから1周年を迎えた日の出のケーキ屋さん『l’atelier de nono(ラトリエ ドゥ ノノ)』さんの『ノノパルフェ』! この7月からイートインでパフェ提供が始まったノノさん。7月はマンゴー、8月は桃、そして9月は…『ぶどう』です♡

パフェを食べるには、事前予約が必要です

月ごとに素材が変わり、パフェの中身も変わっていく『ノノパルフェ』。7・8月の真夏は爽やかさ重視でしたが、9月の『ノノパルフェ レザン(ぶどう)』は、初秋を意識してコクや甘さもプラスしたパフェに仕上がっています。ノノパルフェは1日10食限定・完全予約制なので、事前に店頭もしくは電話にて予約をしてから足を運びましょう。予約時間がほかのお客様となるべく重ならないよう配慮してくださっているので、実は私もパフェを食べに行くのはこれで3回目なのですが、一度もバッティングしたことはありません。

パフェの組み立てを目の前で見られるのも、ノノパルフェの醍醐味。提供はカウンターのみになります。予約時間に訪れると、カウンターには私用のクロスとカトラリーが整えられていました。ここからも心を込めて迎えてくださっているのが伝わります…!

カウンターの向こうでは、店主の野々山さんがグラスを用意してスタンバイ。いよいよ『ノノパルフェ レザン』が、目の前に姿を現します!

目の前で出来上がっていくパフェに、ワクワクが止まらない♡

グラスの底にまず入るのは、巨峰のレモンマリネ。「湯むきをしているので味がギュッと凝縮しています。レモンシロップに漬け込んで、酸味を加えてさっぱりとさせています」と野々山さん。そう、この巨峰にたどり着くのはパフェを食べ進めただいぶ後半なのですが、甘いものがいっぱいの口の中をリセットしてくれて、とってもいい仕事するんですよ…!

続いてマスカットワインのジュレ。そういえばワインもぶどうから出来ているので、相性は良いに決まってますよね! 今回は辛口のワインを使用し、レモンの香りも付けているのだそう。

北海道産のチーズを使ったチーズクリームの上には、ノノのフィナンシェを乾燥させて砕いたフィナンシェロッシェ。ここには細かいロッシェが敷き詰められます。

プラリネノワゼット』は、へーゼルナッツのアイスクリーム。ペーストをつくるところから自家製にこだわり、ナッツ独特の香ばしい香りやふくよかな味わいを存分に引き出したアイスクリームです。実はへーゼルナッツ、ぶどうとの相性が良い食材なんですって! 「今回ぶどうがパルフェの名前になっていますが、影の主役はへーゼルナッツ。以前の職場でフランス人の同僚が何気なくやっていた組み合わせなんですが、これが美味しいんです! お互いがお互いを引き立て合う、この相性の良さをぜひ多く方に知ってもらいたいですね」

巨峰のソルベ』は、皮ごと潰して漉すのでこんな自然で品のある紫色になるのだそう。

ノワゼット キャラメリゼ』。へーゼルナッツをキャラメリゼしたものなのですが、これと巨峰のソルベがよく合うのでぜひ一緒に食べてみてほしい…! シャインマスカット、フィナンシェロッシェの大きなものも、ごろっと入ります。

続いて上部分。ガトーブルトン(クッキー)の上には、『ヌガーグラッセ ラムレザン』。メレンゲとはちみつのアイスに、ホワイトラムに漬け込んだグリーンレーズン、へーゼルナッツのキャラメリゼが入っています。これが見た目以上に軽くてペロッといけちゃうんです!

ヌガーグラッセをガトーブルトンで挟んだら、その上にブルーベリークリームを絞り、はちみつベースの焼き菓子・チュイルダンテルを飾ります(ダンテルはレースという意味だそう)。シャインマスカット、へーゼルナッツ、金箔をあしらって…完成です!

秋に相応しい、上品で艶やかな『ノノパルフェ レザン』

品のある紫に鮮やかな黄緑、秋らしいこっくりとした焼き菓子の茶色。慎み深い中にも艶やかさを失わない、貴婦人のようなパフェ。まずはじっくりと目で楽しんで、写真にもしっかり収めたいところ…ですが、あんまりそこで時間を使うとアイスやソルベが溶けてしまいますので、ほどほどに!

+300円で飲み物が選べます。オススメはホットティー、アールグレイなどちょっと強めの紅茶とも相性◎。実際に食べるときは、上部分を外して別々にいただきます。あとはもうお好きなところから、食べたい順で行っちゃいましょう♡

どこからどう食べても美味しいノノパルフェ。ですが今回、私が敢えてイチオシするのは『巨峰のソルベ』。本っっ当に美味しくて、こんな巨峰のスイーツ食べたことがない、巨峰以上に巨峰のソルベなんです! 単体で食べるのはもちろん、ソルベとへーゼルナッツ、ソルベとシャインマスカット、ソルベとフィナンシェロッシェ…どの組み合わせでもぶどうの向こう側へ連れて行ってくれるような、そんな懐の深さにも驚かされました。

へーゼルナッツとぶどうの相性の良さも、五感を持って実感しました。香ばしくて油分の多いへーゼルナッツと、甘味と酸味をバランスよく持ったみずみずしい巨峰、別々で食べるとそれぞれの持ち味は正反対に感じるのですが、一緒に食べるとこれがパズルのようにガチッとはまる! 正反対だけど組み合わせるとお互いが引き立つ、補色のような関係性なのかもしれませんね。こうして知らなかった食材同士の相性のよさに気づけるのも、パティシエと間近で話せるノノパルフェならでは。

近場で叶う、月に一度のお楽しみ。お早めにご予約ください!

ノノパルフェの提供が始まって3ヶ月。どんなお客様がご予約されるのかお伺いすると、「ご近所の方中心に来ていただいています。ご夫婦、親子、お一人の方も多いですね」と野々山さん。「自分へのご褒美に」「気分転換に」「子どもと一緒に近場で非日常を味わいたくて」…などなど、様々なシーンでご利用いただいているのだそう。リピーターさんも多く、“近場で叶う、月に一度の楽しみ”として定着してきているのが伺えます。

「カウンターの目の前で作るので、パフェの話はもちろんパティシエという職業のことだったり、お客様といろいろな会話ができる。皆さんパフェを前にすると童心に帰るというか、とっても楽しそうな表情をされるんです。そしてお帰りのときは『あれが美味しかった』『これだけ売ってほしい!』と生の声を聞かせていただいたり、何よりお客様が幸せそうで…そういう姿が見られるのは、とても嬉しいですね」

ノノパルフェは2,880円(+300円でドリンク付)事前予約制・1日10食限定。営業日の10時半~16時半で予約が可能です。お席は90分制なので、食べ終わった後もゆっくりしてOK。「時間を忘れて、ゆったりと非日常を楽しんでいただけたら」と野々山さん。予約は店頭もしくはお電話(047-329-2838)にて受付しています。9月の土日はだいぶ埋まってきているそうなので、平日が狙い目! ちなみに10月のノノパルフェは栗を予定しているとのことですよ♡

l’atelier de nono…浦安市日の出1-3-1 047-329-2838
10:00~18:00(Cafe ~17:00 LO)、火曜定休(水曜不定休あり)
Home | l’atelier de nono 新浦安 ケーキ 焼き菓子 (latelierdenono.com)
Instagram @latelie_de_nono

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