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浦安在住の作家さんの描いた絵本『ポッポポーン』が、9月に発売されます!のびのび・わくわくの詰まった絵本、みんなに届け~!

あなたはどんな絵本が好きですか? 色鮮やかな絵本、ちょっと怖い物語、ゲラゲラ笑った絵本、大好きなキャラクターが登場する本…絵本には、子ども時代のいろんな思い出が詰まっていますよね。大人になってからは自分の子どもに読み聞かせたり、友人や親戚の子どもへのプレゼントに買ってあげたり。時代は変わっても、絵本の役割はそうそう変わるものではないんだなぁと感じます。

この9月、そんな絵本に仲間入りする一冊が、浦安から誕生します! 2020年『MOE創作絵本グランプリ』にて見事グランプリを受賞した『ポッポポーン』(白泉社)は、浦安在住のイラストレーターで作家のたまむらさちこさんの作品。発売前に、『ポッポポーン』誕生秘話や絵本にこめた思いをお伺いしてきました!

豆本の作成をきっかけに、再燃しはじめた『絵本を描きたい!』という気持ち

作者のたまむらさちこさんは、イラストレーター・グラフィックデザイナー・美術作家として、数々の出版物を手がけたり個展を開催するなど、幅広く活動されていらっしゃいます。4年前に取材をさせていただいた過去記事にも掲載されていますので、ぜひ併せてご覧ください!↓

「『MOE』は、私が小学生のころからある雑誌なんです。絵本作家さんの技法紹介なんかをうっとりしながら読んでいました」と、たまむらさん。『MOE』は絵本とキャラクターを扱う月刊誌。MOE創作絵本グランプリ』は絵本作家を目指す方の登竜門として2012年から公募が始まり、今までに新人作の絵本8冊が出版されています。

「20代のころから、絵本を描きたいな…と思っていて。仕事の合間に描いたりもしていたんですが、本格的に取り組み始めたのは10年くらい前かな。猫実のカフェ『猫実珈琲店』さんが、開業2周年記念に豆本(手のひらサイズの小さな絵本)展をするから、何か作りませんかと誘ってくれて。『猫実珈琲店』と店主・瀬古さんをモデルにした『はなねこさん』という豆本をつくりました。それが楽しくて。そこから『やっぱり絵本を出版できるようになりたい!』って、公募に応募し始めました」。一次選考はパス、でも二次選考が突破できないということを繰り返して迎えた4年前の公募で、はじめて最終選考に残ったものの、あえなく落選…。そんな時にアドバイスをくださったのも、『猫実珈琲店』の瀬古さんだったのだそう。「瀬古さんに、『MOE』の公募がいいんじゃない?って言われて。それまでMOEには応募していなかったから、そうかMOEか!って、2017年から『MOE創作絵本グランプリ』にチャレンジしたんです」

元気いっぱい、手放しでワーイ!と楽しめる…そんな絵本が描きたかった

初応募の2017年が準グランプリ、2018年も準グランプリ。今年こそは!と気合を入れて臨んだ2019年、なんと佳作に落ちてしまったのだそうで…「2019年は、自分の持ってる力を全部見せてやる!どうだ!みたいな、自己顕示欲みたいなものがあった気がします。あの時落ちてよかったと、今は思いますね」とたまむらさん。そこから原点に返り、『自分がどんな絵本を好きなのか』見つめなおしたと言います。「『ぐりとぐら』に出てくる、黄色いフワフワのカステラとか。『おおきなおおきなおいも』とか…ページをめくりながら、ワクワクして読んだなっていうのを思い出して。ちょっとイイ話や教訓じみた話とは違う、単純に『ワーイ!楽しい!』ってものを作ろう!と思ったんです」

そうして描いたのが『ポッポポーン』。 あらすじは、手作りポップコーンの中でふくらまなかったタネを植えたら…?というもの。実は同じアイディアでかいた話が他の公募展で落選したことがありましたが、「今の自分なら違うものが描ける」と、ストーリーも絵も全て描き換えたのだそう。実際本を手にしてから読みたかったので、私もまだ全体のお話はわかりません…発売までのお楽しみ☆

お話だけでなく、イラストももちろんたまむらさんの作品。竹ペンとスポイトで描いているという、自由に踊っているような線の気持ちいいこと!「最初は作ったポップコーンを見ながら描いてたんですが、意外と複雑な形をしていて、忠実に形を追い過ぎるとポップコーンに見えなくなったり、描いてるうちに勢いがなくなったりするんですよ。だからいっぱい実物描いて練習した後は、下絵も描かず、いきなり勢いで描くことにしました。そのほうが元気いっぱいな絵になるんです!」。次々とペンから生まれるポップコーンたち。もちろん絵本に登場する子どもたちも同じ躍動感あふれる線で描かれています。ああ、早く全ページ通して読んでみたい…!

9月3日発売。猫実珈琲店や本屋さん、Amazonでの予約受付も始まってます!

ポッポポーン』(白泉社・1320円)は、9月3日発売。猫実のカフェ『猫実珈琲店』さんではサイン入り特典付きで販売。全国の書店ほか、Amazonでも予約受付が開始されています。「ぜひ親子で読んで楽しんでほしいです。ポッポポーンという音の響き、次に何が来るのかのワクワク感…ページの中には『何に見える?』という仕掛けがあったりもします。親子のコミュニケーションの時間を楽しむのに役立ったら幸せです」とたまむらさん。本を読んで楽しんだあとは、子どもと一緒にポップコーンづくりをしてみるのもいいですよね♪

「絵本って、親が小さいころに読んでもらった本を子どもにも買ってあげる、という連鎖があるんですよ。そこに懐かしさや思い出がたくさん詰まっている。この『ポッポポーン』も、誰かの楽しい記憶にくっついた本になれたらいいな」。柔らかな笑顔で語ってくださったたまむらさん。実は次も絵本出版の準備が進んでいるのだそう(!)。浦安の誇る絵本作家・たまむらさんのデビュー作『ポッポポーン』、私も早速予約しました♪ 皆様も、ぜひゲットしてみてくださいね~!

ポッポポーン…https://www.hakusensha.co.jp/booklist/61218/
たまむらさちこさんTwitter

9月5日(日)~10月2日(土)、猫実珈琲店にて、絵本の元絵等が展示される『ポッポポーン展』を開催します! ぜひお立ち寄りください。ちなみに9/5(日)11 時~15 時 はたまむらさんの『サイン会』を開催! 絵本の販売・出来たて♡ポップコーンの販売もありますよ♪
猫実珈琲店…浦安市猫実 4-16-16/11 時~ 18 時 / 日月祝・定休
※イベントは変更の可能性があります。またサイン会は11時~13時までが予約優先、13時以降は先着順の予定です。詳しくはお店のInstagramをご確認ください。

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