ここ数日で浦安の桜もほぼ満開状態。入学式に桜の木の下で写真撮影するのは毎年定番ですが、暖かな日がつづいて、例年より開花が早まり、「卒業式」にすでに桜が咲いていました。春の訪れをいち早く感じられて嬉しい反面、ちょっとせわしない気持ちにもなりますね。

残念なのは昨年に引き続き、この看板があちこちに立てかけてあること。

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緊急事態宣言が明けて、市内公共施設も利用できるようになったとはいえ、まだまだ新型コロナは終息の気配が見えません。油断は禁物です。「シート等を敷いてのお花見（その場に留まり飲食を伴う宴会）はお控え下さい」という浦安市役所・みどり公園課からのメッセージをきちんと守って感染拡大を防ぎたいものですね。

一昨年までは、お花見シーズンといえば、気の合う仲間たちとの宴会が定番。花見と言いつつ、飲んだり騒いだりばかりで実はあんまり桜は見てなかったな…、なんて帰宅してから気づくのが常。ちょっと勿体なかったな、といまさらながら反省します。

アルコール抜きの、お散歩がてらのお花見なら、浦安の各所に咲き誇る美しい桜をゆっくりじっくり鑑賞することができそうです。

頭上を見上げると、桜の種類も色も本当にいろいろ。それぞれの桜に個性があるな、という感じ。

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雪のように真っ白なもの。薄紅色のもの。

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ピンクと言っても、肌の色のように、青みがかったブルーベースのピンク、黄色みがかったイエローベースのピンク。両方あります。

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ピンクが濃いもの。鮮やかなもの。色の濃淡も花びらの形も咲き方もさまざまです。

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街灯に照らされた夜桜の幻想的なこと。

境川沿いには、道を挟んで左右から桜の枝が寄り添い、桜のトンネルを形作っているところがあります。（とても短いトンネルですが）

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昼と夜とではまったく異なった表情ですね。

昼間が暖かくなった分、寒暖差で夜は急に冷え込んだように感じます。ひんやりした夜風に甘い匂いがふわっとたちのぼるときがあり、気のせいかと思ったのですが、調べてみると、大きめの花びらの桜にはしっかりした芳香を持つものもあるのだとか。これだけ多くの種類があるのですから、中にはきっと甘く香る桜もあるのでしょう。

夜桜散策でふわっと甘い薫りがしたら、しあわせな気分になれること、請け合いです。

境川の桜、といっても一斉に咲くわけではなく、日当たりや潮風の影響もあるのか、海に近いエリアの桜は早くに咲き、すでに葉桜になっていますが、駅近のあたりではつぼみの残ったところもちらほら。桜のシーズンはもう少し楽しめそうですよ。

この季節、なんだか上ばかり向いて歩いていますが、ふと足下を見てみると、

あ！　つくし。

頭上も足下も、もうすっかり春なんですね！