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今年は10年に一度の記念公演がやってくる!10月29日は、家族で『お囃子』を聴きに行ってみませんか。

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三社祭に水神祭、お正月に初午祭…浦安のお祭りを盛り上げるのに欠かせない『お囃子』。その澄んだ音色は厳かであり、懐かしくもあり、ワクワクさせてくれるものでもあります。来る10月29日(日)、このお囃子をじっくりと楽しめる『浦安囃子保存会 結成70周年記念公演』が開催されます! 10年に一度だけ開催されるこちらの記念公演、浦安囃子の魅力がギュッと詰まった内容になっていますよ。

浦安囃子のはじまりは、戦後すぐのころ。浦安に活気を取り戻すため、5人の漁師さんがお隣・江戸川区へお囃子を習いに行ったことから始まりました。昭和22年、現在の『浦安囃子保存会』の原型である『浦安囃子睦会』が結成されます。昭和50年には市の無形文化財に指定され、なんと海外で公演されたこともあるとか! 現在は若手~ベテランまで20名ほどが会に所属し、浦安囃子を後の世代にまで伝えていくべく活動をされています。会員は随時募集中とのこと、ご興味のある方はまず記念公演を聴きに行ってみてはいかがでしょうか?

今回の記念公演の見所を、浦安囃子保存会の吉野さんにお伺いしてきました。「お囃子には、ゆっくりしたテンポの曲・速いテンポの曲・情緒的な曲…など、様々な表情があります。それらの曲は、基本の楽譜を身につけたら、JAZZのように自分流にアレンジしていくんです。曲と曲のつなぎ目では、笛の合図(太鼓の合図のところもあります)が入り、次の曲へ移ります。どんな合図なのか、よく聴いてみるとわかると思いますよ」。浦安囃子は5名で演奏する「五人囃子」なのですが、その5人の息がピッタリ合っているかどうかも見所の一つです。お祭りでは聴いたことがあるけれど、お囃子単体をじっくり聴いたことはない…という方は、きっと目から(耳から?)ウロコなことばかりのはず! ちなみにお神輿を担いでいるときのお囃子は、ずーっと演奏し続けているので、途中で合図して交代しているのだそうです(全然知らなかった!)。

記念公演の第一部では浦安囃子に加え、『若手会員と浦安小学校お囃子部による祭囃子』が演奏されます。浦安小学校の『お囃子部』は、30名ほどが在籍する人気のクラブ活動! 保存会の方々が指導されているのだそうです。

第二部では『里神楽(さとかぐら)』。お囃子に合わせて、面を付けた役者さんが神話を演じます。「ほとんど無言劇なのですが、今回演じる『宝剣泥棒』は唯一セリフのある演目。初めて見る方にもわかりやすいと思います。泥棒から宝の剣を守る…というお話です」。

フィナーレを飾るのは『寿獅子と大黒舞』。浦安囃子の伝統である、獅子舞と大黒様の舞が披露されます。
 

たっぷり三部構成のこちらの記念公演は、なんと入場無料。当日は先着355名の定員ですので、お早めに来場いただくことをおすすめします。「伝統芸能って難しそう…」と堅苦しく考えずに、長年受け継がれてきたお囃子の音色をじっくり聴いて、楽しんでみてください! 10年に一度のこの機会、ぜひお見逃しなく…♪

【浦安囃子保存会 結成70周年記念公演 開催概要】

日時 2017年10月29日 13:30~15:40(受付開始12:30)
場所 浦安市文化会館 小ホール
浦安市猫実1-1-2 047-353-1121
定員 先着355名
入場料 無料
問い合わせ 浦安市郷土博物館 047-305-4300
主催 浦安囃子保存会・浦安市郷土博物館 共催

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