浦安ってこんな街!
10.232020
「がいこくえほん展」へ行ってきました!
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皆さんは最近「面白い!」「ワクワクする!」と思った本を読みましたか? 筆者は久しぶりに面白い本にたくさん出会いました。それは、9月19、20、21日の3日間で開催された株式会社憧憬社さん主催の「がいこくえほん展」でご紹介いただいた本です。
このイベントは、入場無料で浦安市文化会館の3階第1会議室で行われました。「がいこくえほん展」は、なんと浦安では5年ぶりの開催! しかも、夜の回を除いて、3日間とも満席の大盛況だったそうです。
筆者は、9月20日(日)の午後にお伺いしました。小さなお子様を連れた親子が次々と集まり、ブックトークがスタート。5冊の外国絵本をとても丁寧にご紹介いただきました。「ここを見てみてください。」「これは、何かわかるかな?」と、お子様へ問いかけ、ページをめくりながら、絵本の内容をお話してくださいます。その絵本の世界観に会場にいる全員が、一瞬にして引き込まれました。
「絵をよーく見ると、実は、〇〇〇に描かれている!?わかったかな!?」「皆さんがよくご存じの『おやゆびひめ』も、実はこんなエンディングだったのです!」「図鑑のような絵本だけど、実はこんなものが隠れていたの、気がついていた!?」
本当によく作りこまれた素敵な絵本の数々をご紹介いただきました。
約40分のブックトークが終わると、「古典の名作、各国の昔話」「創作童話」「深い感動メッセージ絵本」「ユーモア、笑い」「知ること、学ぶこと」「少し贅沢な絵本」などジャンル別に並べられた各国の絵本を見ることが自由にできました。
当日の朝、たまたま目に留まった「がいこくえほん展」の広告が面白そうだと思って外出先から予約し、3歳のお子さんと一緒に来場されたお母さん。「本当に来てよかったです」と目をキラキラさせて帰られていました。 私たち親子もたくさんの面白い絵本に触れ、とてもワクワクした気持ちになりました。筆者の子どもは、今でも「あの時の絵本、面白かったね」と話すほど印象深い時間でした。
今回のブックトークをしていただいたのは、前職では某大手書店で洋書書籍を担当されていた武田さん。その時から数えると27年もの間、この業界でお仕事をされているその道のプロです。今の会社は、当時、その書店の洋書部門で様々な社会情勢から撤退せざるを得なくなった時に、「同じ仕事を続けていきたい」との強い想いから始められたそうです。
この27年で、多くの家族に出会い、多くの親子の成長を見てきて感じるのは、「絵本をしっかり読める人が大人も子供も減ってきたな…」ということ。昔は当たり前にやっていた遊び(おりがみ、工作etc)は、今やお受験塾での習うこと、つまり、「教育」になっているのです。昔は当たり前だった環境は、今の時代では親が作り出していかなくてはいけなくなっているのです。
特に、子供はたくさんの体験によって、人生が豊かになっていきます。旅行や博物館、動物園や水族館などへ実際に行って、見て、触れる中で様々な体験ができるでしょう。しかしながら、今のコロナ禍ではそれもなかなか難しい。そこで、絵本です。絵本の世界でたくさんの体験をするのです。
憧憬社さんの絵本は、「外国絵本全集ラポルト」という名前での外国絵本のセット販売やぶっくくらぶ(定期購読)という形で日本語の解説本を添えてお届けしています。「ラ・ポルト」とは、フランス語で「扉、入り口」の意味。「世界中のいろんな国々とつながる扉を皆さんにお届けしたい!」という想いが込められています。本屋さんには並んでいない世界中から集められた秀逸なものばかりです。
「読めないからこそ面白い」外国絵本。来月には、千葉市での開催が決定しています。ぜひご興味のある方は、様々な土地で行われている「がいこくえほん展」へ足を運んでその面白さを体感してください♪(入場無料。要予約。)
「がいこくえほん展」
場所 | 幕張勤労市民プラザ 2階多目的ホール 千葉市美浜区若葉3-1-8 |
日時 | 2020年11月7日(土)、8日(日) ①10:30~12:30 ②13:00~15:00 ③15:30~17:30 ④18:00~20:00 ※日曜日の④の回は19:00終了となります。 ※各回定員入れ替え制です。 |
予約 | がいこくえほん展HPより受付 https://www.gaikokuehon.com |
主催 | 株式会社憧憬社 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-4-9 TEL:0422-20-9102 HP:http://www.doukeisha.com |
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