【東京ベイシティバス潜入記】第三回では、前回と同じく運転士さんインタビュー！今回お話を聞いたのは、東京ベイシティバスで活躍する女性運転士・外川恵(とがわ めぐみ)さん。まだまだ数少ない女性運転士さんですが、と～っても元気でパワフルな、東京ベイシティバスのムードメーカー的存在の外川さんに、お仕事のやりがいや楽しさをお伺いしてきました！

おさんぽバスのかわいさに「運転してみたい！」

運転士歴5年、浦安在住20年という外川さん。高校生と大学生のお子さんがいらっしゃる、ママさん運転士です。「実は引っ越してきた当初、はじめておさんぽバスを見て『かわいい！私も運転できるかな！？』と思って、ベイシティバスに問い合わせたことがあるんです。他の仕事をしながらも、ずーっとおさんぽバスのことが頭から離れなくて…５年前に『やっぱりやりたい！』と、運転士の採用に応募したんです」

様々な仕事を経験してきたという外川さん。「人間、起きている時間の多くは仕事しているじゃないですか。それならやっぱり好きなことを仕事にしたいと思って。それが叶った今、毎日が楽しくてしょうがないですね」

東京ベイシティバスの「運転士養成制度」とは？

「私は普通免許しか持っていなかったので、運転士養成制度（大型二種免許取得支援制度）を使って運転士の資格を取りました」と外川さん。東京ベイシティバスでは、バスの運転に必要な大型二種免許を持っていない方でもバス運転士として活躍できるよう、運転士養成制度を設けています。「運転は好きだけど、人を乗せて大きなバスを運転するなんて私にできるのかな…？」と不安な方でも、安心してバスの運転ができるように、しっかり研修してくれる！ 未経験でも安心ですね。

「前職に勤めながら京成ドライビングスクールへ通ったので、3ヶ月くらいかかりましたけど…二種免許を取る課程もすごく楽しかった！」と外川さん。一番印象に残っているのは、教官に「二種免許ってどういう免許だと思う？」と聞かれたときのことだそう。「私は『絶対に事故を起こさないこと』と答えたんです。そうしたら教官が『それは大前提。二種免許を持ったら、周りに事故を起こさせない運転をすることだ』って。バスって運転席が高いから、周りがよく見えるんですよ。だから周りの車をよく見て、いろんな車の動きを先読みしながら、周囲の安全も確保する。それがプロドライバーとしての意識なんだと感じたんです」

このバスに乗ってよかった！と思ってもらえるように

バスの運転士になってからというもの、毎日が楽しくてしょうがないという外川さん。苦労したこと、大変だったことはあるのでしょうか？「毎日毎日、いろんなことがあって。もちろんいろんなお客様がいらして、ハプニングもあるけれど、それを苦労とはあまり思わないですね。笑ってすごせるかを試されている感じ」と外川さんは笑います。

「バスに乗るって日常のこと。例えば朝だと、毎日高校生や大学生もたくさん乗ってくるんですけど、バスを降りるときに『いってらっしゃい！』って元気に声をかけるようにしています。そうしたらある子が、『運転士さんのいってらっしゃいという言葉に元気をもらいました』ってコメントをくれて。高校生だって毎日生きてたらいろいろありますよね。そうやってちょっとでも生活の役に立てたなら、すごく嬉しい。このバスに乗ってよかったな、と思ってもらえるように、これからも頑張りたいですね」

感謝の気持ちってついつい伝えずにスルーしてしまうことも多いですが、私もまずは降車時に「ありがとうございます」と伝えるところから始めてみます…！

一緒にまちを明るくしてくれる運転士さん、大募集！

「もし『バスの運転やってみたいな』と思ったら、ぜひ飛び込んでみてほしい。第二の人生で60歳を越えてからチャレンジした方もいますし、女性運転士は今15名ほどですが、男性に負けずパワフルな乗務員が多いです。みんなで一緒にまちを明るくしていきましょう♪」。バス運転士の採用情報は、こちらのサイトに詳しく記載があります。気になった方は、ぜひチェックしてみてください！

運転士さんのインタビュー、いかがでしたか？ 次回は東京ベイシティバスをまとめる営業所長さんをご紹介します。営業所長さんということはつまり、東京ベイシティバスの営業所のトップということですよね…一体どんな方なのでしょうか！？ 乞うご期待！

【東京ベイシティバス潜入記】バックナンバー
・【東京ベイシティバス潜入記①】「千鳥車庫」って行ったことある？ たくさんのバスと運転士さんたちがいる、東京ベイシティバスの本拠地に突撃してきた！
・【東京ベイシティバス潜入記②】運転士ってどんな人？１日はどんな感じ？若手運転士さんにインタビューしてきた！

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