浦安ってこんな街!
10.42022
ラグビーって楽しい!選手が気さくでカッコイイ!観るだけじゃない、プレーする楽しさを体験できるイベント「おとラグ」取材してきました♪
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ラグビーって、なんとなく知っているけれどプレーしたことはない…という方がほとんどではないでしょうか。サッカーや野球とは違い、なかなか学校の体育でもやらないし、大人になってからやってみたいなと思ってもハードルが高いですよね。そんな大人の皆さんに向けた『「おとラグ」きーるの大人ラグビー体験/教室』が、9月25日に浦安で開催されました!
このイベント、昨年までシャイニングアークスで活躍されていた喜連 航平(きれ こうへい)選手が、企業やチームのバックアップなしに、ボランティアやサポートスタッフの選手たちと一緒に運営しているんです。アットホームで和やかな雰囲気で、皆さんそれぞれがフレンドリーで…本当にステキなイベントでした。ラグビーのことはなんとな~くしか知らなかった筆者ですが、一気にファンになってしまったほど♡ 詳しくレポートします!
場所はイオン新浦安4階。気持ちの良い晴れで「おとラグ」日和♪
大人のラグビー体験の場である「おとラグ」は、今年から始まったイベント。ラグビーリーグワンに所属するチームの地元を中心に、7月から東陽町・刈谷・豊田と開催され、浦安にもやってきました。
開催場所はイオン新浦安4階のセントラルスポーツ屋外コート。受付には続々と参加者さんが集まり、ボランティアのスタッフさんたちとも和やかなやりとりが交わされます。「最初はみんなラグビーファンとして一人で観戦に来てた人が多いんです。でも徐々にTwitterでつながって、現地で一緒に応援したりして、仲良くなっていった感じですね。もちろん初めて参加される方もいますよ」とスタッフさん。受付では、9月の世界アルツハイマー月間に合わせて、オレンジ色のアイテムを身に付けて参加した方にはスペシャルノベルティのバッヂがプレゼントされていました!
会場となるのはこちらの屋外コート。近くにいながら初めて入ったのですが、こんな気持ちいい場所がイオンの屋上にあるとは…! お天気も良くて最高の「おとラグ」日和♪
参加者の皆さんたちが入場し、主催の喜連選手、サポートのJAL WINGSの選手やシャイニングアークスOBたちも続々姿を現します。…もっといかつい選手たちを想像していたんですが、皆さん穏やかな笑顔の親しみやすい方ばかり。
「では皆さん、輪になって。選手たちも!」と喜連選手から声がかかり、選手も参加者も同じ輪になります。「今日は怪我のないように、しっかり準備運動をして、みんなでラグビーを楽しみましょう!」
遊びの要素を交えた準備運動で、会場が徐々に盛り上がっていく
まずは準備運動から。走りながらボールをパスしたり、屈伸や柔軟などの体操をしていきます。
「じゃあ僕が手を叩くんで、その叩いた数で集まってグループ作ってください!」。喜連選手の手拍子にみんなが耳を傾け、「5人だ5人!」「こっちあと一人!」と大人たちが大はしゃぎ! 初めて会った人たちも、参加者も選手も、同じコートで同じ目線で同じように笑い合い、焦ったり喜んだり…。驚いたことに、参加者と選手の間に壁が全くないんです! この写真でも参加者と選手の区別が全然つかないのがわかるかと思います。
何度目かのグループ作りのあと、チーム内で自己紹介。そこからゲーム形式でパス練習をします。やっぱり最初はボールのある場所に集まりすぎてしまったり、チームの仲間が誰だかわからなくなってしまったり…見ているこっちも展開についていけません!「こうやってパスが飛び交うと混乱するでしょ? 試合でもそうなんです。観戦しているときはぜひ優しく見てください(笑)」と喜連選手。
続いてボールを使ったビンゴゲーム。2チーム対戦で、自分のチームのボールを3つ並べてビンゴ出来れば勝ち! リーチの箇所では熾烈な陣地争いが繰り広げられます。チームに分かれてゲームをすることで、応援したり一緒に喜んだり…はじめは他人だった人たちが、どんどん仲間になっていく。会場が盛り上がっていくのがわかります。
これぞラグビー! タックルやスクリューパスの体験も
休憩を挟んでからは、なんとタックルの練習が!「大人はタックルやりたい!って人が多いんです。本気でやると危ないので、危なくないタックルの仕方を教えますね」
まずは選手が前で見本を見せて、その後二人組に分かれて練習。そばで選手が見守ってくれるので安心です。選手にタックルするなんていう貴重な経験もできていましたよ…! まさに選手とファンの触れ合いですね! タックルでこぼれたボールを奪うジャッカルの練習も、別のコートで行われました。
続いてはスクリューパス。ラグビーボールを投げた経験なんて、ある人のほうがきっと少ないはず。あの形のボールを投げるときにどう力を入れてどう回転をかけるのか、やってみて初めてわかることも多そうです。
2対1に分かれて、パス→トライ。「ラグビーは前に投げたら反則です。投げ終わって前に走っても、相手は前には投げられないから、気を付けて!」。上級者のコートでは、3対4、4対5といった実戦さながらの熱い戦いが繰り広げられましたよ…!
選手・ファン・スタッフ…全員が「ノーサイド」
こちらはステップで相手を抜く練習。「速いだけじゃ相手を抜けないんです。これから観戦するときも、ぜひ気にして観てみてください」。これ、かっこよく決まると相手サイドからも「おお~!」と歓声が上がります。そう、話に聞いたことはありましたが、「ノーサイド」といって敵味方関係なく健闘を称え合う文化を持つラグビー。試合中でも、敵の良いプレーには拍手を送り合うのだそう。もちろん「おとラグ」は試合ではありませんが、選手と参加者が一体となってラグビーを楽しむ姿からは、そんなノーサイドの精神を垣間見ることができました。
ラグビーと言えば…スクラム! 危険そうなイメージがありますが、スクラムの体験も行なわれました。頭と肩で組みあい、最初は1対1、次は3対3。選手やOBがきちんと見ていてくれるので、女性グループもがっちりとスクラムが組めていました。これはカッコイイ☆
2時間にわたるラグビー体験教室も終盤です。「今日はご参加ありがとうございました! ぜひ今日仲良くなった仲間と試合を観に行ってみてください。最後はお疲れの『おとラグ』グータッチで締めましょう!」…参加者同士も、選手も、OBも、ボランティアスタッフも、みんなで「おとラグ」グータッチ! 皆さんの晴れやかな笑顔がとっても印象的でした。
女性もお一人様も大歓迎!気軽にラグビーを体験できる「おとラグ」、要チェックです☆
大人が気軽にラグビーを体験できる場、選手とファンが交流できる場、そしてファン同士が交流できる場である「おとラグ」。もともとは喜連選手がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、ファンの「大人もラグビーを体験してみたい!」という声から「おとラグ」の企画が持ち上がったのだそう。今回ボランティアスタッフとして運営を担っている皆さんも、ラジオを通じて集まった仲間です。なんと奈良県から遠征しているというスタッフさんもいらっしゃいました!
「女性も初心者も、気軽にラグビーを体験しに来てほしい。一度体験すると、観戦したときの見方も変わってくると思います。もちろん浦安でもまたやりますよ!」と喜連選手。「おとラグ」はラグビーリーグワンが始まる直前の11月まで日程が組まれており、浦安近郊だと10月30日(日)に船橋にて開催予定です。詳細は「おとラグ」note、Instagram、Twitterからチェックしてみて☆
「おとラグ」を取材しに行ったら、きちんとラグビーの試合を観たくなってしまった私…。2023年のラグビーリーグワンの開幕は12月です。浦安D-Rocksはもちろん、喜連選手の在籍する横浜キヤノンイーグルス、JAL WINGSも応援してみたいな~!
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