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【住み替えノウハウ短大】40代での住宅購入プランが厳しくなる理由とは。知っておけば回避できます。(登録者数10,000人突破!★YouTube書き起こし)《前編》|株式会社明和地所

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家を買うときに考えることでいろいろありますよね。例えば、どんな間取りがいいのか・マンションか戸建てか・新築か中古か…考えるべきポイントはたくさんありますが、今日はすべての原点にある正しい予算の考え方という点について、特に40代以降で購入を考えている方のヒントになるお話をしていきます。20代や30代の若い方も、今後の住宅購入タイミングを考える上での参考にしてみてください。

20代や30代の方のライフプランニングは、わりとポジティブな結果になることが多いんですが、40代以降の子育て世帯の購入プランニングになると厳しくなる方の割合が多少増えてきます。データ的には収入も伸びてくる40代での購入がなぜ厳しくなるのか。今日は自宅購入を検討するときの注意点や知っておくべきことなどをお話していきます。

公表されている各種データを見ると、結婚や出産の平均年齢は毎年じわじわと上昇してきています。晩婚化する理由は社会構造によるものでもあり、経済的な安定やキャリア形成などの面でメリットがあるので、それ自体に良い悪いはありません。
同じく住宅についても、平均購入年齢は国交省の調査で40歳前後となっているので、40代での住宅購入は普通によくある話です。国税庁の年代別平均年収データでも、40代は20代や30代といった若年層よりも年収が高く、ローンの審査上、より大きな金額を借りることが可能になります。

借入可能な年数については、80歳頃までに返済が終わるように設定している金融機関が多いです。購入する時の年齢が45歳くらいまでであれば、一般的な住宅ローンの最長な期間を35年と設定して借りることができてしまいます。数字で比較できるように、20代から50代までの男性の平均収入から一般的な金融機関でのローンの利用可能上限を比較してみました。50代では最長35年ローンが利用できないため40代との比較ということで、ちょうど10年短くして25年のローン期間としてみています。
20代の2470万円から30代の3790万円、40代の4693万円と利用可能な金額が増えていき、50代では平均年収は上がりますが、ローン期間が短くなるため、ローンの金額としては40代に及びません。つまり、40代での購入は、年収やローン利用可能期間のバランスから考えると、ほかの年代よりも金額の高い住宅の購入がしやすいということになります。

こんな話を聞くと、40代で長期のローンは組まないでしょうなどの意見もあると思います。しかし、国交省調査のローン借入時点の年齢と平均的な返済期間(表❶)から見ると、購入時点の平均的な年齢が40歳前後、ローンの利用期間が30年前後となっていて、70歳を超えての完済計画を立てている方が多いようです。

表❶ローン借入時の年齢と平均返済期間(国交省調査)


では、なぜ40代での住宅購入ライフプランが厳しくなるのか。それはライフイベントの発生が遅れ、人生三大支出である住宅費用・教育費用・老後費用の負担時期が重なるからです。

《後編》に続きます

【コラムを担当】
2級ファイナンシャルプランニング技能士
宅地建物取引士

 明和地所 白石智広
YouTubeチャンネル開設以来、浦安だけでなく全国から住宅購入プランニングの問い合わせが舞い込み、賢い住宅ローンの借り方、返し方や資産形成アドバイス、家計診断などを行っている。

YouTubeチャンネル「住みかえノウハウ短大」

株式会社明和地所
0120-948-679
浦安市入船4-1-1
9:30~18:30
水曜定休
https://www.meiwajisho.co.jp/

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2022年9-10月号に掲載された内容です。

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