浦安ってこんな街!
10.202022
【浦安アップルパイ探訪 vol.2】フランス流アップルパイ「ショソン・オ・ポム」と、りんごの恵みがギュッと詰まった「タルトタタン」…どっちが好き!?|l'ateleir de nono
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浦安で食べられる美味しいアップルパイをご紹介する連載【浦安アップルパイ探訪】。第二回は、日の出にある洋菓子店「l’atelier de nono(ラトリエドゥノノ)」さんです! お客様からのラブコールに応え、オープンから3回目の秋を迎えてようやくお目見えしたノノさんのアップルパイは、フランスの伝統菓子「ショソン・オ・ポム」。アップルパイに加え、りんごを使ったケーキ「タルトタタン」もご紹介いただいたのですが、こちらもアップルパイ好きにぜひオススメしたい一品でした…! さあ、あなたはどっちが好き?
羽が生えたように軽い!フランスの伝統的なアップルパイ「ショソン・オ・ポム」
こちらが「ショソン・オ・ポム」(780円)。いわゆるアップルパイと聞いて思い浮かぶものとは、形がちょっと違いますよね。「フランスの伝統的なお菓子です。向こうではケーキ屋さんというよりはパン屋さんで売られているものですね。『ショソン』はスリッパのこと。形が似ているからそう名付けられたようです」と店主の野々山さん。ちなみに表面の模様は一つひとつナイフでパティシエが描いています。
ノノさんのパイ生地は、逆さ折り込みという方法で作られています。北海道産の発酵バターで生地をくるみ、伸して畳んで伸して畳んで…と作っていくパイ生地は、焼くと空気の層が増えるため食感が軽いのが特徴です。試しにショソン・オ・ポムをナイフで切ってみると、サリサリ、ホロっと切れる。全然ガリッとしないんです!
中身はりんごのソテーと、アーモンドクリーム。「りんごは長野県産のブラムリーという酸味の強い青りんごを使っています。紅玉よりも酸味が強く、煮崩れしないんです。これを角切りにしてソテーし、アーモンドクリームと一緒にパイで包んで焼き上げます」。青りんごを使っているとは意外…実物を見せていただきましたが、 普通のりんごよりもちょっと平らで中身がギュッと詰まっている感じ。料理のソースなど調理用として使われることが多い品種なんですって。
いよいよ実食♡ 口に運んでまず感じるのは、パイの軽さと味わい深さ。生地の一枚一枚がパリッと薄いのですが、バターの香りが口いっぱいに広がるからか存在感があります。そしてりんごのどっしりとした酸味が登場し、その陰からアーモンドクリームの甘さと香ばしさがひょっこり顔を出す。ノノさんのお菓子はどれを食べても味わいが立体的というか空間的というか、甘いとか酸っぱいとかだけじゃなくて、ふわっと広がったり、泉のように湧き出たり、いきなりドーンとやってきたり…味の広がり方まで楽しめるんです! ひとしきり堪能してからの後味もさっぱり軽め。これはおそらく、香ばしくも軽いパイ生地の成せる技でしょう…! 羽の生えたアップルパイとでも言いましょうか、大きめですがペロッと食べれてしまいます。
りんごの恵みがギュッと詰まった「タルトタタン」もオススメ♪
そしてこちらが先週から販売が始まった「タルトタタン」(720円)。「前のお店で好評だったアップルパイは、ショソン・オ・ポムよりもこのタルトタタンに近いんです」と野々山さん。メインとなるのはオーブンでじっくり2時間ほど焼いたりんご。「秋映」という品種のりんごです。タルトタタンをつくるにあたり、6種類ほどのりんごを取り寄せてそれぞれオーブンで焼き、野々山さんのお眼鏡に適ったのが秋映でした。「甘すぎず酸っぱすぎずジューシィさもあって、これが一番でした。タルトタタンはほぼ秋映、素材を活かして仕上げています。一つのタルトタタンに、この大きさの秋映が半分ほど入っているんですよ」
ほんとだ、このりんご大きい…! ショソン・オ・ポムに使われているブラムリーは一般的なりんごと同じくらいの大きさなのですが、秋映は体積にして1.5~2倍くらいはありそう。りんごを主役で味わいたい方にはタルトタタンがオススメですね♪ ちなみに下に敷いてあるのはパイとクッキーの中間のような生地で、前のお店で出していたアップルパイの生地に似ているのだそう。
そんなタルトタタンを一口ほおばると、口いっぱいに広がるりんご・りんご・りんご! キュンとする酸味、ほんのりとした甘味、淡い香り、みずみずしさ、ふくよかさ…りんごを構成する全ての要素がこの一口にギュッと濃縮されています。そして脳裏に浮かぶのは、りんごの木とりんご畑、広い大地と吹き抜ける風。りんごの産地まで味わうかのようなタルトタタン、秋の恵みを感じずにはいられません…!
りんごシリーズは年内まで。クリスマスケーキの予約は11月中旬を予定
「ショソン・オ・ポム」「タルトタタン」は、秋の季節限定。おそらく年内いっぱいはあるとのことですが、材料がなくなり次第終了となりますので、ぜひ早めに味わってみて! 土日は早めに終了してしまうこともありますので、絶対に食べた~い!というときは電話予約がオススメです。
そしてこれからの季節、気になるのがクリスマスですよね♪ ノノさんでは11月中旬ごろから予約が始まる予定だそうです。焼き菓子ではクグロフやシュトーレン、生菓子では定番・ショートケーキのほかスペシャルも登場予定とのこと。お知らせが出るのはもう少し先になりそうですが、ぜひこちらもお楽しみに…♡
l’atelier de nono…浦安市日の出1-3-1 047-329-2838
10:00~18:00(Cafe ~17:00 LO)、火曜定休(水曜不定休あり)
Home | l’atelier de nono 新浦安 ケーキ 焼き菓子 (latelierdenono.com)
Instagram @latelie_de_nono
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