美味しいものたくさんの秋がやってきました！栗やさつまいも、りんごや柿、きのこなど…色んなところで秋メニューが続々と登場していますね。日の出の洋菓子店「l’atelier de nono（ラトリエドゥノノ）」さんからも、美味しい秋のお便りが届きました♪

ふわふわサックサクの新食感♡とろけるようなアップルパイは、一口食べた瞬間、虜に。

今回ご紹介するのが、こちら「ショソン・オ・ポム（500円）」。フランス版のアップルパイだそうで、日本で馴染みのある形とはちょっと違うイメージです。ショソンとはフランス語でスリッパという意味らしく、「フランスの人にはこの形がスリッパに見えるみたいです」と店主の野々山さん。パイの上に施されている切込みは、野々山さんがひとつひとつナイフで入れているそう…繊細な作業すぎる！

コロンとしたフォルムは手でも持ちやすく、そのままサクっと一口…食べた瞬間にそのふわふわサックサクな食感の虜になりました。芳醇なバターの香りが口いっぱいに広がり、ほんのり甘いパイ生地はもう…なんと表現したらいいのでしょう！ホロホロっと溶けるような新食感とパイ生地自体の美味しさに、幸せな気持ちでいっぱいになりました。

このパイ生地、なんと3～4日かけて作られているというから驚きです。北海道産の発酵バターを織りこんで一晩ねかせ、また織りこんで畳んで伸ばしねかせ…と何度もこの工程を繰り返して作るそう。生地の断面をよく見ると、スゴイ…！

見えないくらいに何層にもなっているのに、一層一層潰れることなく重なっているんです。この層が、あのなんとも言えないふわっとサクッとホロッと食感を生み出しているのですね。

二口目に顔をのぞかせたのが、りんごのソテーとアーモンドクリーム。「長野県の小布施で作られている『ブラムリー』という品種の青りんごを使っています。普通のりんごよりも酸味の強いのが特徴です」と野々山さん。実際に見せていただきましたが、その大きさにびっくり！ずっしりと重くて実がぎゅっと詰まっているのを感じます。

「甘すぎない、程よい酸味がほしくてこの品種を使用しました。酸味があることでさっぱりとしていて、“後をひく感じ”に仕上がっていると思います」

野々山さんの言う通り、りんごの程よい酸味を感じながらもアーモンドクリームと絶妙なバランスで、心地良い甘さが口いっぱいに広がります。アップルパイってずっしりと重量感のあるイメージですが、ノノのアップルパイはふわっと軽くて程よい甘さ。この“程よさ”に後をひかれ、食べ終わった後にも「もう一個食べたいな」と思ってしまいました。

とっても美味しいアップルパイでした。ご紹介した「ショソン・オ・ポム」は期間限定販売ですが、今年いっぱいはお店で楽しめる予定とのこと！全て手作業で作られているので１日に出来る数も限られていますが、予約も出来るそうなのでぜひそちらも活用してみてください。

焼き菓子ひとつのお買い物でも、大歓迎です！お気に入りのお菓子を探してみて。

他にも、秋らしいお菓子が並んでいましたよ！

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野々山さん今年の秋イチオシの「モンブラン キュイ」や、ルバーヴを使ったケーキ「タルト ルバーヴ」など…美味しいはもちろん、見ているだけでほっこりするかわいらしい焼き菓子が勢ぞろいしています。

ショソン・オ・ポムで使われいてる青りんご「ブラムリー」のジャムも並んでいました！とても人気だそうで、今シーズンは出ているだけになるかも…？とのこと。気になる方はお早めに！

「ケーキ屋さんにひとつだけ買いに来るって気が引けるわ…というお話をいただいたことがあるのですが、全然気にしないで下さい。焼き菓子ひとつ買いにきてくださるの、大歓迎です」と野々山さん。出来立ての焼き菓子をひとつずつ買えるのも、ノノさんの魅力のひとつ。「今日のおやつにひとつだけ」なんていう買い方も、ちょっとおしゃれな気がしちゃいます。

私も“今日のおやつ”に、アップルパイをひとつ買いにいこうかな？と記事を書きながら思っています。お気に入りの焼き菓子を探しに、幸せな気持ちになれるアップルパイ「ショソン・オ・ポム」を楽しみに、ぜひ l’atelier de nonoさんへ、足を運んでみて下さい。

l’atelier de nono…浦安市日の出1-3-1　047-329-2838
10:00～18:00（Cafe ～17:00 LO）、火曜定休
Home | l’atelier de nono 新浦安 ケーキ 焼き菓子 (latelierdenono.com)
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