浦安ってこんな街!
5.182021
【New Open】いろんな種類の佃煮がずらり♪ 100年の歴史を持つ『内田商店』さんが、浦安駅近くに新しくお店をオープンさせました!
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浦安の昔ながらのお店といえば、海苔屋さんに焼き蛤屋さん、そして佃煮屋さん! 猫実・当代島には個性的な佃煮屋さんがいくつもあり、それぞれに伝統の味を守っています。そんな浦安伝統の佃煮屋さんの一つ『内田商店』さんが、この5月に新しくお店をオープンさせました!
浦安駅のバス停すぐそば! いろんな種類の佃煮がずらりと並びます
場所は浦安駅のスクランブル交差点からほど近く、宮前通り沿いのバス停目の前。開け放たれた格子戸からのぞいてみると、たくさんの種類の佃煮がショーケースに並びます。
浦安と言えば!貝の佃煮「あさり」「帆立」「青柳」から、みんな大好きな「昆布」に「あみ」、「くるみ小女子」「きゃらぶき」「葉唐辛子」…ここにはないものも合わせると30種類くらいあるんだそうです!
栗の佃煮(!)に煮豆、焼きあさりや焼き蛤もありました。佃煮は80~100gの少量パックが主。「一番使いやすく買いやすい、食べきりサイズにしています。いろんな種類を試して、好きなものを見つけてもらえたら」と内田社長。ちなみにこのパック、熱殺菌・真空包装なので常温で約2か月保存可能。海外へ送る方も多いのだそうです。
一番人気はやはり王道の「あさり」、そして「帆立」「青柳」。オープンしてまだ半月ほど、初めていらっしゃるお客様にはオススメの詰め合わせも用意されています。
佃煮のほかにも、ビックリなものが…
そして向こう側のショーケースにはお惣菜。イカアラレ、海老、田作…え、イナゴ??「そうです、あのイナゴです! 懐かしい~って買われるお客様も多いんですよ」
…いや、話には聞いたことあります。ええ。イナゴの佃煮。浦安で見つけるとは思っておらず、あの、心の準備が…「良かったらどうぞ!」ええええ~!!!(※このあとイナゴの写真が載りますので、苦手な方はご注意ください)
勇気を出していただいてみると、あれ…?普通に美味しい。小さめのエビの佃煮みたいな感じでした(※通常試食はありません)。イナゴ、美味しいじゃん!!
『柔らかくて甘め』な内田商店の佃煮
『内田商店』の歴史は100年ほど前に遡ります。浦安の缶詰工場で働いていた内田さんのお祖父さんが独立し、当代島で佃煮屋を始めました。最初は卸が中心で小売りはされておらず、ラインナップもここまで多くなかったのだそう。「お土産屋さんやデパートなどに卸すのが中心で長くやっていたのですが、20年ほど前に『消費者の方と直接つながりたい』と小売りをやることになって。工場は当代島の川沿いで人通りがないから、北栄に店舗を借りました。小売りをするタイミングで、佃煮の種類を増やしたんです。たくさんあったほうが選ぶのが楽しいでしょう」。北栄のお店を閉じてからは当代島の工場での直売、そして新浦安駅前マルシェでの販売もされていましたが、「浦安駅近くに店舗を構え、小売りをしたい!」と考えていらっしゃったのだそう。ご縁がつながりこの5月、駅近くのバス停目の前にオープンすることになりました。
内田商店さんの佃煮の特徴は、『柔らかくて甘め』。佃煮というと固くて塩辛い…というイメージがありますが、時代に合わせてアレンジをしているのだそうです。「佃煮屋と一口に言っても、1軒1軒味が違うんですよ。ぜひその違いも楽しんでもらえたら」。ということで、人気商品「あさり」と「ホタテ」をいただいてきました!
まず「あさり」は、甘辛の味付けの中に独特の風味が生きています。甘みが強いというよりもコクがある感じ! 噛むほどに染み出す旨味は、白いごはんとの相性抜群♪ ゴロゴロ入っている「帆立」は、なんだかとっても贅沢…。こちらも貝の風味を活かした佃煮です。こちらはお酒のアテにも良さそうでした!
あさり 帆立
個人的にはおやつ感覚で食べられる「くるみ小女子」、夕食のおかずが1品足りないときにさっと出せる「煮豆」もオススメです♡
浦安駅そばのお店のほか、不定期で出店している『新浦安駅前マルシェ』でも買えます!
「佃煮は日本の食文化。一人でも多くの方に内田商店の佃煮を知ってもらって、佃煮を後世に伝えていきたいですね」と内田さん。内田商店さんの佃煮は、こちらの猫実4丁目のお店のほか、不定期で新浦安駅前マルシェでも販売されています。まだこちらのお店も不定休とのことなので、最新情報は内田商店さんのInstagramからチェック! 日本の食文化であり、浦安伝統の佃煮を、ぜひ味わってみてくださいね。
内田商店…浦安市猫実4-19-16
不定休 ※営業情報はInstagramよりご確認ください!
※新浦安駅前マルシェにも不定期で出店があります!
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