やなぎ通り沿いにほっこりした可愛らしい看板…こちらはコーヒー豆を扱う『ゆうかcoffee』さん。バス停のすぐ近くなので、入ったことはなくとも存在は知っているという方も多いハズ！ 筆者もバス停の脇を通るたびにコーヒー屋さんがあるな～と思っていたのですが、今回はコーヒー好きな両親のために、帰省の手土産を探してお伺いしてみました。

入ってみると…う～ん、コーヒー豆のいい香り！思わず深呼吸。鼻の奥をくすぐる、ふくよかな香りがお店の中いっぱいに広がっています。

店内はそれほど広くないので、入るとすぐに商品の棚。えっと…と迷っていると、「何をお探しですか？」とスタッフさんが優しく声をかけてくれます。贈り物用であること、両親がわりと面倒くさがりであることなどを話し、ドリップパックを選ぶことに。

こちらのドリップパック『オアシス』は、パックにして美味しいお豆を厳選してつくった、ゆうかcoffeeのオリジナル。せっかくギフトなので、箱入り（18個入り2000円）のものにしました。

そして驚いたのが「セット価格」。なんと、２袋以上の購入で1500円の商品→1000円に、1800円・2000円の商品→1500円になるとのこと！ ドリップパックも対象になるそうなので、贈り物と一緒に自宅用のコーヒーも探してみることにしました。

「酸味の強いのが苦手で…」と話すと、「ウチで一番酸味の強いコーヒーがコレなんですけど」と試飲させてくれました。飲んでみると…あれ？そんなに酸っぱくない。

「ウチではストレートで飲んで美味しいコーヒーを厳選しているので、一番酸味が強くてもこのくらいなんです。深煎りのお豆もそのまま飲んで美味しいくらい、ミルクを入れないとキツいってことはないように仕上げています」。

「あと、薄めて飲むが好きなんです」スタッフさんが話しやすいので、思わず自分のことをどんどん話してしまう私。スタッフさんは一つずつ丁寧に答えてくださいます。「そうしたら、あっさりしたものがいいですよ。香りの良いものなら、薄めても楽しめますし…コスタリカとか、春のブレンド『ひらり』もオススメです」

結局、春を感じる『ひらり』（1500円→セット価格で1000円）にしました！

もちろんその場で挽いていただけます。ゆうかcoffeeさんの豆は雑味が少ないので、細かく挽いて味を出やすくしても美味しくいただけるそう。普段より粉を減らして淹れるのをオススメしているそうです。少ない豆の量でいつもの量が飲めちゃうなんて、経済的にも嬉しいですね。

驚いたのが、帰りの電車でのこと。なんかコーヒーのいい香りがするな～と思っていたのですが、なんと自分の持っているゆうかcoffeeの袋からでした！ 両隣に座った方にもきっと届いていたことでしょう…。いい豆だと、こんなに香りがするものなんだなと実感した出来事でした。（※豆は挽くとすぐに劣化してしまうので、なるべく早く冷凍庫に入れてください！）

家に帰って、早速コーヒーを淹れます。いつもスーパーで売っている安い豆ばかり飲んでいたので、お湯を注いだときのお豆の膨らみからして感動！

飲んでみると…

あぁ、美味しい…！ 味はしっかり、後味すっきり。ふんわりと豊かな香りが鼻に抜けていきます。苦味と酸味も、探してみるとわずかながら感じますが、コーヒー本来の味の良い引き立て役に徹しているといったところ。

薄めに淹れたほうが良いとの教え通り、私としてはだいぶお湯を注いだつもりだったのですが、それでも普通くらいの濃さでした。個人的にはもうちょっと薄くてもいいかも…と思うと、同じ豆の量でいつもの倍くらいコーヒーが飲める！しかも美味しい。そう考えると、そんなに高い買い物でもないなと思えます。しかしこの甘いものが欲しくなってしまう美味しさ…ずるいです！

ちなみにコーヒーを飲み終わったあと、帰ってきた家族は一様に「なんだかコーヒーのいいにおいがする」とソワソワしていました。

同封していただいたパンフレットには、ゆうかcoffeeのこだわりや、店長さんの熱い想いがつづられています。

これを読んで、次は『フレンチプレス（ペーパードリップより簡単で、香り高い味わいに淹れられる方法）』に挑戦したい！と思いました。両親がドリップコーヒー気に入ってくれたら、母の日にはフレンチプレスの器具とお豆をプレゼントしようかな？

プレゼント用に、自分用に…ちょっと良いコーヒーを探すなら、やなぎ通り沿いの『ゆうかcofee』さんへ行ってみてください。気さくで話しやすいスタッフさんとおしゃべりを楽しみながら、アナタにぴったりの美味しいコーヒーが手に入りますよ！

 
ゆうかcoffee…浦安市北栄1-1-13　047-727-4692