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売り出す前に、知っておきたい!【売却成功のポイントを解説】気を付けたい、売却最初の落とし穴とは…?

家族構成やライフスタイルの変化で、「そろそろ住まいの見直しが必要かな?」と考え始める方も、多いのではないでしょうか。でも、家の売却は初めてという方がほとんど。「いくらで売れるの?」「ローンが残っているけど平気?」など、わからないことだらけで不安になりますよね。

実は、家を売るときに一番気をつけたいのが、一見うれしく感じる「高値査定額」なんです。

この記事では、そんな思わぬ失敗を防ぎ、失敗しない納得のいく売却を叶えるためのヒントをお伝えします。安心して次の一歩を踏み出すために、ぜひお読みいただけたら幸いです!

その「高値査定」、信じて大丈夫?

はじめての売却で、最初に陥りやすいのが「査定」の落とし穴です。

誰もが「少しでも高く売りたい」と思うのは当然のこと。そのため、複数の会社から査定結果が出た際、一番高い査定額を提示してくれた不動産会社を選びたくなります。

しかし、絶対に知っておくべき事実があります。それは、「査定額は、その価格で売れるという約束(買取保証)ではない」ということです。ここが売却において最も注意したいポイントです。

以下の「適正価格」と「相場より大幅な高値」で売り出した場合のシミュレーションを比べてみましょう。

【比較】売り出し価格による明暗の分かれ道

ステップ🟢 根拠のある「適正価格」で売り出した場合🔴 相場より大幅な「高値」で売り出した場合
① 売り出し市場(相場)に合った価格設定のため、WEBやチラシを見た買い手からの反響が集まりやすい。相場よりも高すぎるため、購入検討者の検索条件から外れ、問い合わせ自体が伸びない
② 売却活動購入希望者が現れやすく、無理な値下げをせずにスムーズに交渉や売却活動が進む。内見や反響がないため、焦って徐々に何度も値下げを繰り返すことになる。
③ 結果数ヶ月で希望に近い価格で売却が完了!資金計画もばっちりで、次のステップへ安心して進める。「結局、相場より安く売る羽目に…」
無駄な時間がかかったうえに、手元に残るお金も少なくなってしまうケースが多い。

なぜ、不動産会社は相場よりも高い査定を出すのか?

「売れない価格なら、最初から提示しなければいいのに…」と思いますよね。これには、不動産業界特有の事情が絡んでいます。

一部の不動産会社の中には、「とりあえず、売却の依頼(媒介契約)を取りたい」という心理が働くことがあります。仲介業者は、お部屋が売れなくてもペナルティはありません。それよりも、自社で扱う「売却物件を集める」ことを優先し、他社に勝つために実現性の低い高値査定を出すケースがあるのです。

だからこそ、高い査定額が出たときは喜ぶ前に「なぜ、その価格になるのか?」という客観的な根拠を必ず確認することが大切です。

根拠のない高値査定が招く「3つの大きなリスク」

「とりあえず高値で出して、ダメなら下げればいいや」と安易に考えるのは危険です。売却が長期化することで、以下のような大きなリスクを背負うことになります。

住み替え計画がくるう
売却時期が読めなくなり、次に住む家の購入計画や、お子様の転校に合わせた引越しのタイミングなどが大幅にずれてしまいます。
住宅ローンの返済が重なる(二重ローン)
買い替えを検討している場合、旧居が売れないまま新居を購入してしまうと、現在の住宅ローンと新しい住宅ローンの「二重払い」が発生し、家計を大きく圧迫する可能性があります。
精神的に大きく疲弊する
「いつ売れるのだろうか…」「このまま売れなかったらどうしよう…」という不安が毎日のように続き、想像以上にストレスや心理的負担が大きくなります。

失敗しない!「業者選び」と「査定基準」3つのポイント

では、どうすれば信頼できる不動産会社を見極められるのでしょうか。成功に導くための3つのポイントをチェックしましょう。

① 複数社に査定依頼し、「オリンピック採点形式」で見る

1社だけの査定では相場が分かりません。必ず複数社(3〜4社程度)に査定依頼をしましょう。その際、フィギュアスケートなどの採点のように「最高値と最低値を除いた中間値」を相場(適正な査定額)の参考にするのが、最も安全で確実な方法です。
② 査定額の「根拠」を明確に提示できるか?
「なぜこの価格で売れるのか?」を、周辺の過去の成約データや現在の売り出し事例などをもとに、論理的かつ分かりやすく説明できる業者を選びましょう。精神論や「うちなら売れます!」という勢いだけのアピールには注意が必要です。
③ 報告・連絡の頻度と内容の充実度
売却活動がスタートした際、定期的に「どのような反響があったか」「今後はどう動くべきか」を報告してくれるかが重要です。法律で定められた報告義務(専任媒介契約などの場合)をしっかり守り、密にコミュニケーションを取ってくれる業者は信頼できます。

(株)明和地所営業スタッフに聞いた!「優先順位の高いお客様」になって売却をスムーズに進めるコツ

不動産の営業担当者も人間です。より良い信頼関係を築くことで、売却活動はグッとスムーズになります。今回は、(株)明和地所の第一線で活躍する営業スタッフに「どんなお客様だとより頑張りたくなるか」を聞いてみました。

具体的な「濃い」相談をしてくださる方
「いくら以上で手元に残したいか」「いつまでに家を出たいか」「売却後のスケジュール」など、具体的な条件やご不安をご相談いただけると、それに沿った戦略や逆算したスケジュールが立てやすく、迅速に動けるので非常にありがたいです。(40代・男性スタッフ)

売却に至った「ストーリー」を共有してくださる方
「なぜ家を売却するのか」という背景をお話しいただけるお客様は、とても印象に残ります。「子供が成長して手狭になった」「老後に向けてダウンサイジングし、新しい生活を始めたい」「人生の新しい一歩のため」など、どんなことでもお話しいただけると嬉しいですね。一緒に伴走している気持ちが強くなります。(30代・女性スタッフ)

お話から、お客様にとっての「最適解」が生まれることもあります。こんなことまで聞いていいの?話していいの?と迷われるお客様もいらっしゃいますが、何でもお気軽に相談していただきたいです。

【結論】売却を成功させるためには…「適正価格」 と「パートナー選び」 が大切!

不動産売却を成功させる鍵は、「高値査定」に惑わされず、根拠のある適正価格を見極めること、そして信頼できるパートナーを選ぶことです。査定額の高さだけで判断するのではなく、「なぜその価格なのか」を論理的に説明できる担当者かどうかをしっかり確認しましょう。また、売却理由や希望スケジュールを率直に共有することで、より的確な提案やサポートを受けやすくなります。

不動産売却は人生の大きな決断だからこそ、焦らず正しい知識を持ち、自分に合った進め方を選ぶことが大切です。納得できる売却のために、信頼できる担当者と二人三脚で進めていきましょう。

■取材協力

(株)明和地所 売買コンサルティング事業部 営業課 主任 /YouTube課 係長 白石智広

明和地所売買コンサルティング事業部に10年以上所属。FP資格を持ち、資産運用にも精通。担当YouTubeは400万再生超え。社内外からの信頼が厚く、セミナー講師としてもお客様から高評価をいただいています。
https://www.meiwajisho.co.jp/aboutus/staff/tomohiro-shiraishi

■(株)明和地所とは… 創業47年。浦安一筋で歩み続ける、地域密着型の不動産会社。地域の不動産会社としては珍しく、賃貸・売買・物件管理・建築・地域メディアまでグループ内で幅広く展開。社内の知識、情報を惜しみなく地域に還元しています。
公式HPはこちら

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2026年7-8月号に掲載された内容を一部改正したものです。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。

監修
株式会社明和地所不動産・住まい

浦安を中心に不動産売買・賃貸仲介・賃貸管理を手がける明和地所グループの中核企業。本記事は浦安での実績を踏まえて制作・監修しています。

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