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浦安ってこんな街!

新浦安のマンションは”広い”? 首都圏の中で”稀有な存在”なのは、なぜか――そのヒミツを聞いてみた!

新浦安エリアの住まい情報を調べていると、あることに気がつきました。「新浦安は、100㎡を超えるような広いマンションが、他のエリアと比べてやけに多いぞ?」しかも、都心の同じ広さの物件と比べると価格も都心ほど高くない。

これは偶然なのでしょうか? それとも何か理由があるのでしょうか。その疑問を解き明かすべく、浦安で40年以上不動産業を営む(株)明和地所の代表取締役社長 今泉向爾さんと、売買コンサルティング事業部営業課主任 白石智広さんに、お話を伺ってきました!


この記事でわかること

  • 新浦安マンションの平均専有面積は91.84㎡。首都圏の平均より約29㎡、割合にして約47%も広い!
  • 新浦安エリアのマンションは、100㎡超の大型物件が全体の約31%(約5,700件)を占める。
  • 「計画的に作られた街」であるためファミリー向けの大型物件が多く、さらに「東京駅直通」という好条件が揃っている。
  • 中古市場での流通が活発で買い手も多いため、資産(リセール)としても魅力的なエリアである。

【今泉代表が解説】なぜ、新浦安は広いのか?

新浦安エリアのマンション、平均専有面積は91㎡超

今泉代表がまず見せてくれたのが、(株)明和地所が独自に構築・保有する「浦安マンションストックデータバンク」です。浦安市内のマンション情報をほぼ網羅したこの巨大な自社データベースは、地域に長く密着してきた(株)明和地所だからこそ作れる強力な情報源となっています。

「(株)明和地所では、エリア内の膨大な物件データを蓄積・分析する独自のデータバンクを持っています。この網羅的なデータから新浦安エリアのマンションを調べたところ、平均専有面積はなんと91.84㎡でした。また、極端に広い物件の影響を受けにくい中央値で見ても87㎡台でした」

新浦安エリア 平均専有面積91.84㎡
(参考)新浦安エリア 専有面積中央値87㎡台
(参考)浦安市全体 専有面積中央値83㎡台
浦安市全体 マンションの広さ別 物件数グラフ(「浦安マンションストックデータバンク」より、一部未収録の可能性あり)

ちなみに首都圏における、中古マンションと新築マンションの平均専有面積を調べてみると…

首都圏の中古マンション約 62.66 ㎡(平均値)※1
首都圏の新築マンション約 68.40 ㎡(中央値)※2
※1)公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向 2025年1月〜12月」 ※2)株式会社不動産経済研究所「首都圏マンション 戸当たり価格と専有面積の平均値と中央値の推移」2024年11月

現在、首都圏で売買されている中古マンションの平均的な広さは約62.66㎡。年々コンパクト化が進むなかで、浦安マンションストックデータバンクが弾き出した91.84㎡という数字は、首都圏の平均より約29㎡、割合にして約47%も広いことになります。

さらに裏付けとして、実際に2025年に新浦安エリアで取引された物件の実績を見ても、平均89㎡台(首都圏平均より約43%広い)となっており、市場に流通している実態としても圧倒的な広さを誇っています。

首都圏の平均より約29㎡広い——これは畳に換算すると約18畳分…!ゆったりとしたLDKが丸々1つ分、または、約6畳のお部屋が3部屋分も余分についているような計算になりますね。

「首都圏の標準と比べて約47%も広い、この約29㎡ものゆとりこそが、新浦安の『普通』なんです。弊社のデータバンクで可視化されたこの数字を見たとき、改めてこのエリアの圧倒的な特別さを感じました」

なんと100㎡超えが全体の3割!

さらに(株)明和地所の「浦安マンションストックデータバンク」を詳しく見てみると、新浦安エリアにある約18,700件のマンションのうち、100㎡を超える物件は約5,700件で全体の約31%!さらに120㎡を超える特大物件も約9%(約1,700件)を占めていることが分かりました(※一部未収録の可能性あり)。

今泉代表によると「実際に、2025年取引された303件のうち、80件(約26%)が100㎡超えだった」そうです。

新浦安限定 マンションの広さ別 物件数グラフ(「浦安マンションストックデータバンク」より、一部未収録の可能性あり)

グラフを見ると、75〜85㎡が一番多いものの、90〜105㎡の大きな山があり、全体的に「広い物件」が多いことがよくわかります。

「今の首都圏で100㎡超えのマンションといえば数が少なく、価格も億を超えるような『高嶺の花』になってしまうのではないでしょうか。新浦安は、その常識が当てはまらない珍しいエリアなんです」

「計画的に作られた街」だからこその広さ

ではなぜ、こんなに広いマンションが多いのでしょうか? そのヒントは「街の成り立ち」にありました。

「新浦安は、海を埋め立てて計画的に造られた街です。2000年代初頭から2010年頃にかけて、大規模なマンション開発が一気に進みました。当時の『子育てファミリー』のニーズに応えるため、100㎡を超えるような広い物件が大量に作られたんです。この計画都市としての歴史が、他にはない『広さの余裕』を生み出していると考えます」

「広い」×「東京駅直通」という”最強の”組み合わせ

もちろん、広いマンションがたくさんある郊外の街は全国にあります。しかし、「東京駅まで電車で1本(直通)」という抜群のアクセスを兼ね備えたエリアとなると、グッと数が限られます。

「都心から離れれば広い家はありますが通勤が大変になりますし、逆に都心の広い家は高額になる傾向があります。『広さ』『都心へのアクセスの良さ』『現実的な価格』の3つを同時に叶えられる選択肢として、新浦安は非常に魅力的だと考えます。広いマンションをいくつも比較検討したいなら、新浦安は候補に入れたい街ですね」

【白石さんが解説】浦安の「買う&売る」リアル

2025年に成約した303件のうち、100㎡超は80件!

今泉代表のお話で、データや歴史から見た「新浦安の特徴」がよくわかりました。でも、実際のところ「売り買いの現場」はどうなっているのでしょうか?ここからは、自身のYouTubeチャンネル「住みかえノウハウ短大」(登録者12万人超!)でも大活躍中、FP資格を活かした資金計画相談も多数担当する営業担当の白石さんにバトンタッチして解説してもらいます。

大型マンションがたくさんあるということは、それだけ「中古で売りに出る数(二次流通市場)」も多いということだそうで――

「(株)明和地所のデータでは、市全体で年間400〜500件、うち新浦安では年間約300件マンションが売買されています。実際に2025年は成約した303件のうち、100㎡超のマンションは80件、全体の約26%が100㎡超のマンションでした。新築が建たなくても、これだけ多くの大型物件が選べる街は、首都圏でもかなり限られると思います」

新築の大規模供給は少なくても、住み替えによってコンスタントに物件が売りに出されるため、家探しをしている人にとっては「いつでも豊富な選択肢がある」という大きなメリットになるんですね!

「売りやすくて、買いやすい」資産としての魅力

こうして活発に物件が取引されていることは、将来の「お金(資産価値)」の面でもプラスに働きます。

「売り手にとっては『家を売りやすい』エリアと言えます。2003年以降、相場はほぼ右肩上がりで(※(株)明和地所 成約データより)買いたい方も多いため、売却したお金で住宅ローンをしっかり完済できるケースが多く、次のステップへ進みやすいんです」

ただし、この上昇基調には一つ例外があるそうで、それが2011年の東日本大震災での液状化被害でした。当時、新浦安エリアでも液状化現象が発生し、一時的に家の売り買いが停滞し、価格が下がった時期がありました。

「当時は正直『これからどうなるのか…』と思うこともありました。ですが、不動産市況は想定より早く回復。震災当時から浦安の売買業務に携わっている私たちから見ても、2012年頃から回復傾向に入り、その後、コロナショック等の局面を経ながらも、現在まで上昇傾向を維持しています」(参考:「浦安に住みたい!」2024年3-4月号より https://sumitai.ne.jp/urayasu/2024-03-12/127802.html

浦安市のポテンシャルの高さを感じさせるお話ですね。「そうですね。とは言え、液状化は資産評価において無視できないリスク要因です。購入の際は、ハザードマップやそのマンションの対策工事の履歴など、物件ごとの情報をしっかり確認することをおすすめします」

インフラの回復は震災から約1ヶ月でほぼ完了。市の財政も良く、コンパクトシティというのもあって各所の回復工事がスムーズに進んだ点も、ポテンシャルの高さを感じる事実です。

「買い手にとっても、『将来もし引っ越すことになっても売りやすいだろう』と見通しが立つことは、購入の大きな安心材料になります。このように、売り手にも買い手にもメリットがある動きの活発さが、新浦安のマンションを『良い資産』にしているのだと思います」

新浦安のマンションは「住む」だけでなく「持つ」メリットも大きい

広さ、都心へのアクセス、活発な中古市場、そして長期的に上昇してきた相場。これらが揃う新浦安は、首都圏でも本当に稀有な存在です。

「新浦安は、『住みやすい街』としてだけでなく、『資産として持つ街』として見ても非常に面白いエリアです。もちろん物件ごとの条件や買うタイミングによって事情は変わりますが、新浦安ならではのこの特徴を、お家探しの参考にしていただければと思います」

■取材協力

(株)明和地所 代表取締役 今泉向爾
https://www.meiwajisho.co.jp/aboutus/president

(株)明和地所 売買コンサルティング事業部 営業課 主任 /YouTube課 係長 白石智広
https://www.meiwajisho.co.jp/aboutus/staff/tomohiro-shiraishi

■関連記事
・新浦安でのマンション住み替えのタイミングについては、今泉代表のNOTEで詳しく解説中!(→住み替え記事リンクはこちら)

■(株)明和地所とは…創業47年。浦安一筋で歩み続ける、地域密着型の不動産会社。地域の不動産会社としては珍しく、賃貸・売買・物件管理・建築・地域メディアまでグループ内で幅広く展開。社内の知識、情報を惜しみなく地域に還元しています。
公式HPはこちら

■今記事における(株)明和地所「浦安マンションストックデータバンク」集計方法について
集計基準日:2026年7月
対象:新浦安駅を生活圏とする中町・新町の分譲マンション
単位:住戸数
データ出典:登記情報・分譲時資料・当社成約データ等
(未収録・確認中住戸を除く)

監修
株式会社明和地所不動産・住まい

浦安を中心に不動産売買・賃貸仲介・賃貸管理を手がける明和地所グループの中核企業。本記事は浦安での実績を踏まえて制作・監修しています。

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