お会式とは、日蓮聖人がお亡くなりになられた日（ご入滅の忌日）に営む法要のことなんだそう。日蓮聖人は、弘安 5年（1282）10月13日辰の刻（午前8時）、池上で御入滅されたとか。大地は振動し時ならぬ桜の花が咲いて天地共に聖人の御入滅を悲しんだと伝えられているそうで、日蓮聖人の御命日の法要をお会式（おえしき）と呼ぶそうです。桜の花で飾った万灯をかかげて、まといを振り団扇太鼓を打ち、お題目を唱え、お寺参りをすることを「万灯練供養」と云いそう。正福寺さんでは正福寺さんでは月遅れの11月に行い、平成９年より現在のような「万灯練供養」を行っています。

日蓮聖人の御報恩はもとより、皆さんに「お寺に親しんでいただきたい、お寺をもっと身近に感じてもらいたい」という思いから地域の方々とともに始めたものなんだとか。そして今回は特別企画として、例年より多くのお店さんや団体が参加されています。

11月12日に行われる浦安正福寺のお会式は「報恩法要」「万灯練供養」、そして境内では漁港ライブ、また、今年は全農福島のもと丸善青果さんによる福島の野菜販売、青果、水産加工品販売があります。さまざまなお店さんや団体が、正福寺境内外にてキッチンカーも来てくれるのだとか！ ぜひともお誘い合わせの上、伺ってみてはいかがでしょうか。

説江山 正福寺　お会式