浦安ってこんな街!
6.72022
【6月のノノパルフェ】登場から丸1年。今回のノノパルフェの主役は、旬の『さくらんぼ』! さくらんぼ以上にさくらんぼなパフェをお楽しみください♡
最新の情報をお探しの方はサイト内検索で最新情報がないか検索してみてください。
一昔前までのパフェといえば、コーンフレークにクリームにバナナ、チョコレートソース。ぐるぐるとソフトクリームみたいに絞ったトップには、燦然と赤く輝くさくらんぼ! …そんなイメージですよね。日の出の洋菓子店『l’atelier de nono』さんにて昨年7月から始まり、既存の“パフェ”のイメージをことごとく塗り替えてきた『ノノパルフェ』も、とうとう今月で丸1年。月替わりで内容を変えて提供してきたノノパルフェは、ついに12個目を迎えます。
そんな記念すべき12個目を飾るのは、さくらんぼを使ったパフェ『ノノパルフェ マシェリ』。パフェのトップに輝く飾りじゃない、堂々たる主役としてのさくらんぼの姿を、存分に引き出したパフェです。今月もノノパルフェの旅へレッツゴー☆
1日10食限定、大人気のノノパルフェ。ご予約はお早めに!
ノノパルフェは1日10食限定、事前予約制。リピーターが多く、土日は予約が始まってすぐに埋まる人気ぶりです。6月の土日も既にほぼ埋まっているそうなので、もしご希望の方は店頭かお電話で確認してみて! 特にさくらんぼ好きのアナタ、お急ぎください!!
実は私も、大のさくらんぼ好き。あの可憐な愛らしい姿、口に入れたときの淡くて優しい甘さ、弾けるみずみずしさ。お店に出回る時季が短く、さくらんぼを食べると「今年も季節が巡ってきたなぁ」としみじみ実感できるのも、さくらんぼの醍醐味です。私の大好きなさくらんぼ、パティシエの野々山さんはどうパフェにしてくれるんでしょうか!? 「では、お作りさせていただきますね」と空きグラスの前に立った野々山さん。さあ、幕が上がります。
パティシエのこだわりと思いを聞きながら、パフェが組み上がるのを待つ
まずはルイボスティーのジュレ。ルイボスティーは、ノノのお店でカフェメニューとして出しているものと同じ茶葉を使っています。「ドイツのロンネフェルトというメーカーのもので、とても香りの良いルイボスティーなんです。ノンカフェインの飲み物を用意したいと思って置き始めたのですが、意外とファンが多くて。愛飲しているスタッフも多いんですよ」と野々山さん。
そこにさくらんぼのソース。さくらんぼは佐藤錦を贅沢に使っています。「そのままだとちょっと青臭さがあるので、キルシュというさくらんぼのお酒を少し混ぜています」。クリームはフロマージュブラン、ヨーグルトとクリームチーズの間くらいの爽やかなクリームです。
続いてさくらんぼのマリネ。佐藤錦とアメリカンチェリーが交互に並べられ、リズム感を生み出します。中央にはノノのフィナンシェを乾燥させて砕いたフィナンシェロッシェ。食感のある大粒が入ります。
続いて登場したのが、カマンベールのアイス。形からカマンベールらしいですね!「フランスから仕入れるカマンベールチーズを、お店で追熟させて頃合いを見て加工しています。これはフランス修業時代に得た知識なんです」と野々山さん。さくらんぼの青みとカマンベールの癖が相まって、絶妙な味わいになるんですって! あ~早く食べたい♡
そして、佐藤錦のソルベ。きれいなピンク色は、さくらんぼそのものの色だそう。「まさに今が旬のさくらんぼ。食べると本当にさくらんぼの味なんです」。これも早く食べたい~!
パフェのトップには、普通のさくらんぼ…?と思いきや、「名前は『さくらんぼよりさくらんぼ』。種を抜き、そこに佐藤錦のコンフィチュールを詰めました。パフェを食べていて種を口から出すのってちょっと抵抗があるので、その必要がないように。さらに普通のさくらんぼよりもさくらんぼらしく味わっていただけるように」。ちなみにさくらんぼの軸はリアル感を出すため本物を使用。食べられませんので、最初にお皿の端へどけておくのが◎です。
そしてトップにはヨーグルトメレンゲ。「爽やかな酸味に仕上げました。メレンゲが苦手という方にも美味しく食べていただけると思います。お皿の横に出して時々かじってもいいですし、グラスの中に割り入れてもいいですよ」。こちらで完成です!
さくらんぼが主役、カマンベールを仲間に迎え、ルイボスティーでフィナーレを迎える。旅の物語のようなパフェ
あ~……可愛い。なんて愛らしいパフェでしょう。さくらんぼの愛らしさを損なわず、一昔前のパフェのイメージを壊さずに塗り替えるビジュアル。このまま連れて帰りたい!
まずは『さくらんぼよりさくらんぼ』を一口。ん~、さくらんぼ×∞! 淡い甘酸っぱさとみずみずしさはさくらんぼのまま、種部分のコンフィチュールがさくらんぼ感を何倍にも増幅させてくれる! さくらんぼ好きにはたまりません♡ そしてさくらんぼソルベも一口。これまたさくらんぼがギュギュっと詰まった贅沢すぎる味わい…! 何ですかこれ…こんなさくらんぼのソルベが存在していいのでしょうか?っていうか私ごときがこんな美味しいものを食べて良いのでしょうか??(美味しすぎて不安になる)
でもまだまだノノパルフェの旅は始まったばかり。ここからはカマンベールチーズが仲間に加わります。それだけでも充分美味しいさくらんぼソルベ、ぜひカマンベールチーズのアイスを割って一緒に味わってみて! カマンベールチーズの癖とコクが、さくらんぼの淡く可憐な味わいを引き立てて、旅は新たなステージへ。真っ白なワンピースに革靴を合わせたような、バラの花束にカスミソウを加えたような…異色のものが加わるからこそ両方の良さが引き立つんだということを、パティシエがパフェをもって示してくれます。
後半に入ると、粒でゴロッと入ったさくらんぼが存在感を示します。佐藤錦とアメリカンチェリー、2種類のさくらんぼの味の違いも感じてみてほしい! この2人がカマンベールチーズと一緒に醸し出す世界もまた違います。カマンベールってこんなに懐深かったとは…なんだか意外でもあり、ちょっとカマンベールを見直しました。
最後に登場するルイボスティーが、その華やかな香りとほんのりとした苦味とで、ノノパルフェの世界を優しく包み込んでくれます。佐藤錦のコンフィチュールがさくらんぼの後ろ姿を見せながら、旅はフィナーレへ…。ありがとう、さくらんぼ、ありがとう! 心の中でスタンディングオーベーション、割れるような拍手が胸いっぱいに広がる中、私はスプーンを置いたのでした。
1年という区切りを迎えたノノパルフェ
パフェの提供を始めて1年。野々山さんに、思いを伺ってみました。「ノノパルフェは、お客様から3000円近い金額と1時間半という時間をいただくもの。そこに応えるために毎月全力で考え、使ったことのない食材や合わせたことのない組み合わせにチャレンジしてきました。試行錯誤して出来上がったときの達成感は何事にも代えがたい。おかげでパティシエとしての枠はかなり広がったと感じます」
「そして、何より楽しい。目の前でお客様が『美味しい!』って食べている反応を見て、この仕事っていいなと改めて思いました」と晴れやかな笑顔を見せてくれた野々山さん。「毎月リピートしてくださる方も多いのですが、『これを食べてまた1か月がんばります!』とおっしゃってくださるんです。ノノパルフェを毎日の活力にしてくださっているんだなぁ…と、とても嬉しいですね。普通はケーキ屋って商品を渡すときしかお客様との接点がないので、どうしても薄いお付き合いになりがちなんですが、ノノパルフェを通じてお客様と長い時間コミュニケーションを取ることができる。それが実現できたのは、予想以上に大きな収穫でした」
もちろん、7月以降もノノパルフェの物語は続きます。全く同じパフェを作る予定はないそうなので、これからも野々山さんがどんどん新たな扉を開いてくれることでしょう! パティシエの頭の中を覗き見しているようなノノパルフェの旅、常連の方も初めましての方も、ぜひ思う存分楽しんでほしいです。
『ノノパルフェ マシェリ』は、6月30日までの提供。おひとつ2,880円、+300円で飲み物が付きます。今回はルイボスティーのジュレを使ったパフェなので、ルイボスティーがオススメ! 事前予約制・1日10食限定で、土日は埋まってきているのでぜひお早めに。ご予約は店頭もしくはお電話で受付中♪
6月の第3日曜は父の日。どんなスイーツが登場する?
そろそろ父の日♪ ノノの父の日ギフトは、まずは母の日にも好評だったマカロン。なんと中身はゴルゴンゾーラと山葵(ワサビ)…え~どんな味なの!?と思うかもしれませんが、食べてビックリ☆ ゴルゴンゾーラチーズの芳醇な香りを突き破って山葵の清冽な爽やかさが飛び出してくる、芽吹きを思わせるマカロンなんです! 甘さ控えめなので、ワインのお供にもピッタリ。こちらの『マカロンペール』は5つセットで2280円、今週から父の日までの限定販売です。
もう一つ、コーヒー好きなお父さんには『カフェショコラ』はいかがでしょう? バレンタインデーのとき期間限定で販売していた『アマンドショコラ』に似ていますが、こちらはブラジル産のスペシャリティコーヒー豆をそのままチョコレートでくるんだ一品。食べてみると、ガツンと香るカカオとチョコレートが大人のお味♡ これはお父さんも食べる手が止まらなくなってしまうのでは…。
その他、焼き菓子・生菓子も定番のほか、季節限定商品も続々登場しています♪ ジメジメ憂鬱な6月ですが、『ノノパルフェ マシェリ』に父の日スイーツに焼き菓子…ノノ自慢のスイーツラインナップを活力に、明るく元気に乗り切りましょう!
l’atelier de nono…浦安市日の出1-3-1 047-329-2838
10:00~18:00(Cafe ~17:00 LO)、火曜定休(水曜不定休あり)
Home | l’atelier de nono 新浦安 ケーキ 焼き菓子 (latelierdenono.com)
Instagram @latelie_de_nono
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローして最新情報を入手しよう
@urayasusumitai