浦安ってこんな街!
11.222021
浦安に本社のある、豊洲魚河岸『山治』さんのオンライン魚河岸を利用してみた! 感動の美味しさを自宅で楽しめます♡
最新の情報をお探しの方はサイト内検索で最新情報がないか検索してみてください。
かつて漁師町だった浦安には、漁師さんに魚屋さん、貝むきに海苔養殖…魚介に携わる仕事を生業にしている方が、たくさんいらっしゃいました。漁業権全面放棄から50年、東京に近いベッドタウンとしてサラリーマン世帯が多くなってきた浦安ですが、実は豊洲の魚河岸にお勤めの方も多いんです。豊洲市場の中でも最大規模を誇る仲卸『山治』さんもその一つ。
2020年のコロナ第一波をキッカケに始まった、山治さんの『オンライン魚河岸』。ずーっと気になっていたのですが、このたび思い切って注文してみました! 目利きのプロが自信を持ってお届けするオンライン魚河岸、体験レポします♡
注文はサイトから。休業日を除き中3日で発送してくれます
山治さんのサイトへ飛び、オンライン魚河岸をクリックすると、美味しそうなお魚セットがずらりと並びます!
プレミアム手巻き寿司セットにプレミアムお刺身セット、干物セットに西京漬セット、キレイなウニにウナギまで…うわ~、迷う。散々迷いましたが、やっぱり我が子の好きなマグロの入ったお刺身セット!と思い、プレミアムお刺身セット(中/2~3人分、5980円)を購入してみました。
ショッピングカートに入れ、情報を記入してクレジット決済。これでOK! 到着は市場の休業日を除く中3日で発送、私は月曜日に注文したので土曜日発送・日曜日に到着でした。
わくわくしながら迎えた日曜日。ピンポーン…届きましたよ~っ!!
届いたのは発泡スチロールの箱。中に入っているお魚が、大切に送られてきたのが伝わります。箱を開けて入っていたのは4種類。愛媛県産の生本マグロ(ひゃ~!)と北海道産のホタテ、この2つは通年でこのセットに入ります。季節の柵は金目鯛と平目、そしてお刺身セットだけにツマと大葉もセットになっている! 写真だと伝わりづらいかもしれませんが、一つひとつの柵がかなり大きいんですっ!! さあ、どうやって食べようかな…?
まずはお刺身でプレミアムな味わいをしっかりと楽しむ!
初日の夜はお刺身で。ツマと大葉がセットになっているので準備もラクラク(柵を切るときにちゃんと包丁を研いでおけばよかった…と後悔したので、ぜひ皆さん柵は研いだ包丁で切ってあげてください!)。我が家は4人家族なので、4種類を2切れずつ。どうです、このお刺身の盛り合わせ、色とりどりで超・贅沢じゃないですか!?
まず生本マグロ。むっちむちの身に程よい脂が乗っていて、旨味がギュッ!と詰まってます。噛むほどに口の中へ広がるマグロの旨味に酔いしれながら、この時間が永遠に続けばいいのに…と思ったほど。子どもたちにも大人気で、「もう一切れちょうだい!」攻撃から刺身を死守する私。
金目鯛は既に湯引きをしてくれているので、皮ごといただきます。この華やかな色は何物にも代えがたいですよね! コリっとした食感を残しつつ、皮までまるごとペロリ。皮の旨味と一緒になって、華やかな味わい。
透明感が美しい平目、贅沢に分厚く切ったせいか、口の中で平目の旨味が暴れ出す…! 淡泊なのに脂が乗っていて、これは旨いっ!
最後にホタテ、これがまた食べてビックリ。全然グニャグニャしないし生臭くもなく、プリっと噛めてジュワっと甘味があふれ出す、最早これはフルーツですよ…。マスカットのような爽やかさのあるホタテなんて、初めて食べました。
翌日はちょいとアレンジ。これもまた旨い!
柵が大きかったので、翌朝は金目鯛をお茶漬けに。
そして夜は、ホタテをバター焼きに、マグロをユッケにしてみました。バター焼きになったホタテも充分美味しかった! マグロは子どもが「全部食べる!」と言い張り、大人は小皿に少ししか食べれず…でした。トホホ。
さらにその翌朝は平目をお茶漬けに。全4回、存分に山治プレミアムお刺身セットを楽しませていただきました。どれもとにかく旨いっ!!
コロナで始まったオンライン魚河岸。これからも「旨い!」を全国へ届けます
「2020年の第一波のとき、ステイホームが叫ばれて飲食店やホテルなどが休業になって、豊洲で働くみんなの仕事も少なくなってしまって…。そんな時、女将が『何かやろうか』って、手探りで始めたのが『オンライン魚河岸』なんです」と話してくれたのは、山治さんのオンライン魚河岸を担当されている清水さん。仲卸が通常取引するのは小売店や飲食店などの業者ですが、オンラインでは一般客への小売りとなるため、価格帯や注文方法など試行錯誤を繰り返したのだそうです。「始めたのが4月末で、そのころはまだ他のお店もあんまりオンライン対応していなかったから、すごく注文が多かったですね。試行錯誤しながら少しずつやり方を変えていって、今の形に落ち着きました。ありがたいことに何度も頼んでくださるリピーターさんもいらっしゃって、関東近郊だけでなく全国から『お祝い事に』『実家の父の誕生日に』とご注文いただいています」
現在は感染状況がだいぶ収まり、飲食店への卸も活発になっているという山治さん。でも、これからもオンライン魚河岸は続けていく予定だそうです。「一般のお客様と繋がれるのがオンライン魚河岸。オンラインでのご注文を通じて、お魚って美味しい!と思っていただけるキッカケになったら嬉しいです」
やっぱり対面で魚を見て買いたい!そんなアナタはぜひ築地魚河岸へ♪
リアルの場で山治さんを楽しみたい! そんな時は、ぜひ築地場外へ行ってみてください。市場は豊洲に移転しましたが、築地の活気と賑わいを継承しようと『築地魚河岸』が設置されています。一般人でもふらっと立ち寄れて市場の賑わいを楽しめる、ワクワクする場所。せっかくなので私も行ってきました!
浦安から茅場町で日比谷線に乗り換えて、築地駅へ。地下鉄を出るとすぐに築地本願寺が見え、信号を一つ渡れば築地場外の賑わいが待っています。魚屋さんをはじめ、乾物屋さん・八百屋さん・海鮮丼屋さん…ここを抜けて『波除神社』を目指していくと、『築地魚河岸』と書かれた建物発見!
山治さんの築地店は、波除神社側の入り口から入ってすぐのところにあります。マルの魚から貝に蟹、切り身にサク、お刺身もあれば干物も加工品もあって、めっちゃ楽しい~!! オンラインの手軽さもいいけれど、こうして対面で目の前の魚を選ぶのはやっぱりイイですね!
私が訪れたのは火曜日の9時過ぎ、ちょうど業者さんの買い出しがひと段落し、一般客のお客様がちらほら訪れる時間帯でした。私はキラキラの切り身に魅かれて、太刀魚と秋鮭とメカジキをゲット☆ 大きめの保冷バッグを持っていくのが◎です!
たくさんのお客様の注文を聞き、魚を包んでお会計をして、時には雑談も楽しんで…忙しい中でもイキイキと動くスタッフさんたちに、思わず見とれてしまいました。
あさり売りからスタートし、最初は貝類専門店だったという山治さん。『すべてはお客様の「旨い!」の笑顔のために!』…そんな経営理念を掲げ、今では高級ホテルやお寿司屋さんをはじめ、大手百貨店や地方の魚市場、さらには海外までも魚介類を卸しています。今あるお店は豊洲と築地ですが、浦安の方が創業し、浦安にも事務所を構える仲卸。そんな山治さんのお魚の美味しさを、もっともっと浦安の方にも知ってもらいたい! オンラインで手軽にお買い物するもよし、築地の賑わいに触れに行くもよし。目利きの選ぶ最高の「旨い!」を、ぜひ体験してみませんか?
山治オンライン魚河岸はこちら
山治築地魚河岸店…東京都中央区築地6-27-1海幸橋棟1F 03-6260-6920
水日祝休、朝5時~14時
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