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浦安ってこんな街!

フリーペーパー9・10月号表紙の『ON AND ON』さんと、掲載その後の【あとがき編】

フリーペーパー「浦安に住みたい!」9・10月号、もうご覧いただきましたでしょうか? 今回表紙を飾ってくださったのは、特集『いつか行きたい まぼろしのお店。』にて巻頭でご紹介した、北栄の不定期営業カフェ『ON AND ON』さん。発行後、「web版で【あとがき編】やりません?」と声をかけていただいて、このたびweb版にて【フリーペーパー発行その後・あとがき編】を書くことになりました! 私たちにとっても初の試みとなる【あとがき編】、そんなアイデアをくださったON AND ONさんに感謝しつつ、きちんと仕上げなければというプレッシャーも感じつつ、今キーボードを打っているところです。

どんな【あとがき】にしようかな…と思いながら、今回はON AND ONの小野さんご夫婦(靖広さん・貴子さん)と、書き手である私・箕輪の対談形式としてみました。ぜひフリーペーパーの記事を読んだうえで、【あとがき編】もお楽しみいただけたら幸いです!

※フリーペーパーの内容はこちらのweb記事でもご覧いただけます↓

大人になってから恥ずかしいことってなかなかない

――表紙のご掲載、いかがでしたか?

靖広さん:いや~、恥ずかしかったですね。
貴子さん:小学生の子たちに会うと「本に載ってた人だ!」って言われるんですよ(笑)。みんな見てるんだなぁと思って。
靖広さん:でもこれは使命だと思ってるんです。だから自分たちでも配るし、SNSでも宣伝するし、ネットストアの商品に同封するし。大人になると、恥ずかしいことから逃げられるじゃないですか。だからこそ、逃げずに恥ずかしいことしたら、成長に繋がるんじゃないかなって思いますね。

――ありがとうございます(笑)。

靖広さん:あと感じたのは、pdfで送られてきたもの(※掲載する前、お店さんにはpdfをお送りして校正確認をしていただいています)を見たときと、実際冊子を開いて見たときと、同じものがwebに載ったときと、印象が全然違うということ。もう存在として違いますよね。同じ文章だけど、webに載ったのを読むとサラッとしている。今回はやはり冊子用の記事になっているから、やっぱり現物を手に取ってほしいという気持ちですね。

――それすごいわかります。紙面の文章、今回1300字くらいなんですけど、私も書いてて物足りないというか、もっともっと書きたいのに!という気持ちで。私自身がweb用に書く文章(大体3000字くらい。このあとがきは4000字超!)に慣れてしまっているからというのもあるんですけど、概要書くだけで終わっちゃう感じというか…もっと熱量を伝えたかったですね。

靖広さん:熱量は伝わりますよ。僕敢えて指摘しなかったんですけど、「人気店」ってフレーズ、これ僕たち自身は人気店だと思ってなくて。でも箕輪さんが書く文章だからスルーしました(笑)。

――え~!これだけ予約が取れなくて人気店じゃないわけないじゃないですか!

ちょっとひっかかる文章が好き

――掲載されて反響はありましたか?

靖広さん:そうですね、配布が始まってからInstagramのフォロワーは緩やかに増えていて。でも皆さん『ON AND ON』が不定期営業であることを理解してくださっていて、「今から行きたいんですけど!」みたいな問い合わせは今のところないです。まぁ今イートイン営業やってないから、直接的にはわからないけど。
貴子さん:今日(9/18)のテイクアウト営業でも、「浦安に住みたい!見てきました」という方何名かいらっしゃいましたね。SNSをフォローしてくださった方も、今回の特集のタイトルもそうですけど「いつか行きたい」と思ってくださっているのかな…と。
靖広さん:10月中旬からはイートインを再開する予定です。と言っても、クイックイートイン(サクッと食べて、サクッとご利用いただくオリジナルの営業スタイル)になると思いますが…。再開後の最初のメニューは『栗とほうじ茶のパフェ モンブラン風』を予定しています。これ、モンブラン『ふう』じゃなくてモンブラン『かぜ』なんですよ。長女が言ってて、それいいなぁと思って(笑)。

――小野さんの言葉の選び方いいですよね! SNSも毎回読むの楽しみにしてます。昔から文章書くのお好きなんですか?

靖広さん:いや、全然。小6のときの卒業文集なんてホントひどいですよ(笑)。全然本も読んでこなかったし。でも最近は読むようにしていて、何かを読んだときに心が躍ったり、刺激を受けたりする文章ってやっぱりあるから、そういうところからヒントを得ているのかな~。ちょっとひっかかる文章が好きなんですよね。冒頭が会話から始まったりとか、ちょっと釣られる感じ。

――もしかすると、一般的に執筆を生業としている人とはちょっと違った視点から文章を書いているから、小野さんの文章は不思議な魅力があるのかもしれませんね。今回、小冊子『ON AND OFF』も発行されました。営業日に店頭で購入できますし、ネットストアでも販売しています。写真・文章・デザインも全部小野さんが手がけているんですよね。

靖広さん:そうです! でも恥ずかしいからここで開けないで(笑) ! 今回のテーマは僕ら夫婦の出会いにもつながる○○で、××の思い出話なんかも入ってます(伏字のところは読んでからのお楽しみですって♪)。お店の話とは違うけど、ちょっと関係しているかな。これ読んでくださった方にだけわかる形で、年内に伏線回収しますよ。

――伏線回収(笑)!(このあとひとしきりマンガ談義で盛り上がる) ON AND ONさんのそういう取り組み、面白いですよね。イベントのフライヤーを取っておいた人にだけ特典があったりとか。

靖広さん:そうやって「買ってくれた方だけ」にわかる楽しみがあったら面白いと思うんですよ。今回100冊刷ったんですが、もう半分は売れていて。買ってくれたお客さんに、楽しみを還元できたらいいなって思いますね。

世の中の選択肢を狭めたくない

靖広さん:僕らみたいな営業スタイルのお店ってほとんどないと思うんです。若い人たちに、“こういう働き方もあるんだ”って気づいてもらえたらいいなと。「仕事があるから」「お金がないから」「場所がないから」って諦めかけている人たちの後押しができたら、すごく嬉しいです。

――特に浦安は賃料が高いし、テナントも少なくて新しいお店を開業するのって大変ですもんね…。

靖広さん:そうですね。カフェが開ける物件や手頃な家賃の物件が少なすぎですよね。チェーン店もいいけど、個人店の広がりも町の良さに繋がると思う。後は、親世代が良く言う「一つのことを本気でやるべき」みたいな、固定概念ってあるじゃないですか。僕はその考えが苦手で、二足のわらじでもいいと思うんですよね。人の意見や考えで選択肢や人生の幅を狭めたくないんです。そういう責任を感じているから、フリーペーパーの取材も受けるんですよ。

――2018年のアエルデさんの取材でも同じことおっしゃってましたね。思いが変わらないってすごい!

今は個々の力を伸ばす時期

靖広さん:僕は昔からグループに入るの苦手なんですよ。学校でも派手な友達と付き合うこともあれば、クラスの目立たない子と一緒に帰ることもあったりして。フリーでいたいんです。特に今はコロナ禍で、いろんなモノやサービス、お店がふるいにかけられている。グループで集まることも重要だけど、今は個々の力を伸ばす時期なんじゃないかなと感じてます。

――浦安でも、一つひとつのお店の強さが大切になってくると。

靖広さん:はい。それでなくても最近、SNSなどの影響でお客さんの目がどんどん肥えて、シビアになっていると感じます。そこにモノやサービスを提供するわけだから、覚悟も必要です。愛想のない僕が言うのもなんですが、嘘ついてまで振り向かせるのって良くないから、素直にやっていくだけですね!
貴子さん:店主なのに愛想ないから、常連のお客様に「最初はちょっと怖い人かなと思いました」って言われることもよくあって。でもどこかの瞬間で「あれ、意外と面白い人じゃん」って思ってくれて、ファンになってくださっている。店主がひとつのハードルになってるんですよね(笑)。

――靖広さんは確かに最初私も怖かったかも(笑)。でも実際お店に来てしゃべってみると、お茶目というか。お人柄がSNSの文章ともうまくリンクして、「ああ、こういう人なんだ」って腑に落ちるんですよね。だからこういうスタイルなんだ、だからこういうお料理なんだ、だからこういうお店なんだ!って、全部が繋がる。そこが上手くストンと来ると、ON AND ONがより魅力的になる、よりファンになるというのはあると思います。

靖広さん:お客さんの99.9%が貴子の料理を目当てで来てくれてて、僕は残りの0.1%で足を引っ張ってます(笑)。伸びしろがあった方がお店として成長できそうですから(笑)。

もっと人気のある冊子にしたい

――これからの「浦安に住みたい!」に期待することはありますか。

靖広さん:そうですね、一人ひとりの興味を掬い上げて行く工夫があってもいいのかなと思います。作り手として、伝える側の責任として、何か仕掛けていってほしいですね。表紙から「お!なんだ?」みたいな。

――そう言われてみると、今までも素直な特集ばかりかもしれません。編集室のメンバーがみんな素直だからかな(笑)。

靖広さん:僕らにも載る側の責任がありますから。こうして表紙に掲載していただいたので、やっぱりもっと人気のある冊子にしたいですよね。フリーペーパーだから読んだら捨てられちゃうものだけど、もっと手元に置いておきたくなるような、記憶に残るようなもの。

――そうですね。私たちも、これからも浦安で愛され続ける冊子を目指して頑張ります! ありがとうございました!

10月からは待望のイートイン再開を予定している『ON AND ON』。秋は実りの季節、果物をはじめの食べ物が美味しい時期…となると、いっそう貴子さんのつくるスイーツが楽しみです♡ また予約がんばらなくっちゃ!

フリーペーパー「浦安に住みたい!」が手に入る場所は、こちらからご確認いただけます。

※ON AND ONは不定期営業・事前予約制・メニューも毎回違うカフェです。営業日や予約の仕方など、最新情報はInstagramからチェック☆

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