９月17日、日の出のシンボルロード沿いに、出来たての焼き菓子と作りたてのケーキを楽しめる【l’atelier de nono】がオープンしました。
実はここ、2019年に惜しまれつつも閉店したケーキ屋さん『Plume』の跡地で、Plumeで店長を務めていたシェフがオープンしたお店でもあるんです！

浦安の海をイメージした爽やかなコバルトブルーが目印！

「いつかは自分のお店を、と思っていました。はじめは下町の小さなお店でと考えていたので、新浦安でこの規模の開業は大きな決断でした」。
そうお話してくれたのはシェフの野々山さん。
迷いもある中、開業の後押しとなったのはご自身のＳＮＳに『もう一度新浦安でお店を開いて』というメッセージが来たことだったといいます。

「頼れる仲間たちの存在も大きかったです。以前一緒にPlumeで働いていたメンバーが集まってくれて、助けてくれる友人、応援してくれる人、待っていてくれるお客様がいる…。心強い方々がいるから、また浦安でスタートできました」。
オープンに向けては時間との勝負。試作のため泊まり込みになることもあったそうですが、それでも大切にしたことは、出来たてのおいしさを伝え、食べたときに『感動する』こと。正直に丁寧に、確かな技術で作られたノノのお菓子は、口に含んだ瞬間わっ！と心が華やぐような感動の後、ほっこりとした優しい甘さに包まれます。

店内ショーケースには焼きたての焼き菓子と作りたてのケーキが並びます。焦がしバターとナッツの香りが口いっぱいに広がる『焼きたてフィナンシェ（230円）』はノノの看板お菓子。フランス産の最高級バターを使った『グランマドレーヌ（480円）』は口に入れた瞬間「わ、美味しい」と言葉がこぼれてしまう贅沢なマドレーヌです。もちろんケーキも種類豊富。ホールケーキもあり、これからお誕生日やお祝い事にも重宝できそう！

「焼き菓子を食べた時に流れる、ゆっくりとした幸せな時間が昔から好きで。今回お店のメインを焼き菓子にしたのも、そんな良さを皆さんに知っていただきたかったからなんです」。見た目は地味ですけどね、と言いながらも、焼き菓子を見てにっこり笑う野々山さん。お話を聞くと焼き菓子が本当に好きなんだなぁと感じ、野々山さんの言う『幸せな時間』を感じながら食べてみたくなりました。

ノノの焼き菓子の優しさは、スタッフさんたちがつくる温かな雰囲気からも伝わってきます。笑顔と時々笑い声を交えながら、楽しそうに作業をするスタッフさんたちの空気に包み込まれると、お菓子を選ぶ私たちも自然と笑顔に。「作り手の気持ちはお客様にも伝わるから」と、野々山さんもお店の雰囲気づくりは大切にしているそうです。

人懐っこく朗らかな人柄ですが、その中に芯の強さを感じる野々山さん。お菓子づくりに対する真摯な姿を見ると自然と応援したくなり、今回のオープンにも今まで野々山さんに携わってきた様々な人が、お手伝いをしてくれたそうです。
「感謝してもしきれません。これからは新たな気持ちと出来たてのお菓子で、ノノを応援してくださる皆さんと浦安の方々に恩返しをしていきたいです」。

ノノは野々山さんと、野々山さんの人柄がつなげた『人の輪』によってつくり上げられたお店なんですね。私たちの日常にそっと寄り添い、優しくて心温まる素敵なお店がまた一つ、浦安に仲間入りしました。

店内ではこだわりのコーヒーや紅茶とともに、お好みのケーキや焼き菓子を作りたての状態で楽しむことができます。いずれはパティシエの作る出来たてパフェも楽しめるようになるとか…。楽しみです！

ギフトセットはお土産にも贈答用にも♡

★今年のクリスマスケーキはノノの“焼き菓子”で！

皆で少しずつ切り分けて…クリスマス当日はもちろん、食べ切れなければ翌日もまた楽しめるのが、焼き菓子の魅力のひとつ。いつもとは違う、ほっこりあたたかなクリスマスになるはずです。
【焼き菓子】
①ガトーバスク ルージュ（3,800円）
②クーロンヌ（2,680円）
③くるみとレーズンのクグロフ（2,480円）
④ブリオッシュ プラルーヌ（2,200円）
⑤シュトーレン（2,200円）

【生ケーキ】
⑥ショートケーキ（4号2,980円～）
⑦ブッシュ プラリネ オランジュ(4,200円）

●ご予約期間11/9～12/14　●受取期間12/18～25（それ以外は要相談）

ラトリエ・ドゥ・ノノ…浦安市日の出1-3-1　047-329-2838
10:00～18:00（Cafe ～17:00 LO）、火曜定休（水曜不定休あり）
Instagram　@latelie_de_nono