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【New Open】まるで舞台に並ぶアート作品のような料理の数々♡ 高級イタリアンをカジュアルに味わえるお店『CASA ORSETTO』行ってきました!

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9月2日にグランドオープンを迎えた『CASA ORSETTO(カーサ オルセット)』。ヤオコーやアクロスモールが並ぶ大通りを真っすぐ堀江中学校方面へ進むと、左手に見えてくる一軒家のお店です。“一流の食材にこだわり抜いた高級イタリアンをカジュアルに”というコンセプトのこちらのお店、メニューにはコースしかないのだとか…一体どんなお店なのか!? オープン前に潜入させていただきました!

しっとりおしゃれな内装は、これからはじまるコースの“舞台”

こちらが『CASA ORSETTO』。白い壁にイタリアの国旗が目を引きます。

お店に入るとまずカウンターが。

ここからすぐに階段を上り、2階が客席スペースです。

わあ、ステキ! ふんわりとした雰囲気のカーテンに木目調のテーブルと床、渋い色味のチェア…なんだかここから物語が始まりそうな、幕開け前の高揚感が漂います。

コロナ対策として、客席はゆとりを持った配置に。戸建ての利点を生かし、複数ある窓を開けて常に換気を行なっているとのこと。安心してお食事を楽しむことができます。

メニューはコースのみ。コースだけ…って高いんでしょ!?と思いきや、パスタが楽しめる3,000円のコース・フルコースで5,000円と意外とリーズナブル♪ 要予約で8,000円~の特別コースもあるそうです。この日いただいたのは、5,000円の“シェフのおまかせコース”…

って、すごいメニュー数! 旬に合わせ、内容は月替わりで変更していくそうです。

まるでアート作品のようなお料理が、次々舞台に登場します

まずは前菜(エントラータ)からいただきます。

トウモロコシの冷製スープ。上に乗っているチーズを割り、スープと混ぜながらいただきます。トウモロコシの濃厚な味わい、なのにさっぱり! スープの中には厚切りのベーコンが入っており、旨味を添えています。

こちらは自家製パン。ほどよい弾力とオイル感があります。これはもう一つ食べたい…でも、まだまだコースが続くからグッと我慢!

こちらはアンティパスト、果物を使ったサラダ。美しくて、見た目からため息が出ちゃいます。

チーズのコク、生ハムの旨味と塩気、そこにマスカットのジューシィな甘みが加わって、何なのこのハーモニー…! 

アンティパスト カルド(温かい前菜)、北海ホタテのパートフィロー包み焼き。

地中海地方のパイ生地であるパートフィロー、パリッパリ! 中には細かく切られたホタテとイカが詰まっているのですが、この中身がフワッフワなんです。パリッとフワッと魚介を楽しみつつ、上にかけられた野菜のソースが料理の輪郭をビシッと決めています。このまま食べても美味しいであろう食材に、ひと手間もふた手間もかけて仕上げる…イタリアンというよりもシェフのひとつの作品をいただいているような、そんな気持ちになります。

パスタ「トルテリーニ」。黄色いパスタに赤のトマトソース、とっても鮮やか!

手打ちパスタ「トルテリーニ」にはリコッタチーズが詰めてあり、濃厚なトマトソースとの相性は抜群。このあたりに来ると、料理に酔いしれるコツを覚えて来るというか、シェフの世界にどっぷりと浸かっている自分に気づきます。

パスタ「タリオリーニ」。

美味しいけど歯や口につくのが気になるイカスミを、なんとパスタに練り込んでくださっているんです! お歯黒にならずにイカスミ特有の磯の香りを存分に楽しめます。またこのイカが柔らかくて、パスタと絶妙な相性…。はぁ…(幸せ)。

そしてメイン、本日の炭火焼肉。美しすぎる~!

この日は豊後牛を使用。もともと脂のよく乗っている品種だそうで、炭火でじっくり焼いて脂をある程度落とし、ちょうど良く仕上げているのだそうです。すっごく柔らかくて、噛むとあま~い脂がジュワっと口いっぱいに広がる…とろけるようなお肉でした!

最後はドルチェ。なんと「浦安に住みたい!」と書いてくださいました!こんな感じで記念日にメッセージを入れることも可能です。

キャラメルとコーヒーソースのかけられたパンナコッタ。お供のカフェはコーヒー・紅茶・エスプレッソから選べます。滑らかな舌触りで胃の腑につるっと収まってくれる、最後を締めくくるのに相応しいドルチェでした。


取材の都合でこの日はお昼の時間にお伺いしましたが、営業時間は17時~のディナーのみとなります。暗くなるとスポットライトがテーブルを照らし、舞台に料理が登場するような演出になるのだそう! 夜も訪れてみていなぁ…。

コースだからこそ出せる料理、出会える世界を楽しんでほしい


『CASA ORSETTO』は、企画や販促を担当する比嘉さん(写真右)と、シェフの小倉さん(写真左)のお二人が共同オーナーとしてオープンさせたお店です。シェフの小倉さんは、これまで数々のイタリア料理のお店で修業をし、3年ほど前から浦安市今川のイタリアン『ボノサン』のシェフを務めていました。比嘉さんは小倉シェフの料理が好きで、ご家族でよく食事をしに行っていたのだそう。「小倉シェフの料理のファンだったんですよ。そうしたら、ボノサンがそろそろお店を閉めるという話を聞いて…こんなに美味しい小倉シェフの料理を浦安から出すなんてもったいない!と、一緒にお店をやることになったんです」と比嘉さん。

イタリアンのお店は数ある浦安ですが、コース専門なのは『CASA ORSETTO』だけ。コースのみとしたのは、小倉シェフがその腕を存分にふるい、お客様にふだん食べないものを食べてほしいという思いからなのだそうです。

「アラカルトで注文すると、自分の知っているもの・好きなものに偏りがちですよね。コースだと、シェフが表現したい料理をそのまま味わうことができる。小倉シェフの世界を、お客様にも存分に楽しんでもらいたいですね」。コースだからこそ出せる料理、出会える世界。『CASA ORSETTO』は、浦安に新しい風を吹きこんでくれることでしょう…!

「ボノサンでは、ワインに合うアラカルトのお料理を提供していたのですが、ここではコース料理。作るものはガラッと変わりました。これを機に、レストランという文化をもっと浦安に根付かせられたらいいなと思います」と小倉シェフ。繊細で手の込んだお料理の数々、どうやって考え出すのかお伺いすると、食材を見ると瞬時に頭に浮かぶ(!)のだそう。食材は国産・千葉県産にこだわり、手間ひまかけて一つひとつ作品のような料理を作り上げていきます。


コースと一緒に味わってほしいのは、お店の名前でもある『ORSETTO』のワイン。赤・白・スパークリングとあります。好きなものを飲むのも良いけれど、コースに合わせて「おまかせ」で頼むのも粋ですね♪

今後は「浦安コラボコース」が登場予定! 

今後の展開として、浦安のお店とコラボしたコースメニュー(要予約)も続々登場予定だそう。「堀江の『鮮魚 泉銀』さんとコラボした『泉銀コース』、猫実のお肉屋さん『マルヒデ』さんとコラボした『マルヒデコース』、整体のお店とコラボした体に良いコースなんていうのも考えています。浦安の良さをもっともっと伝えていけたらいいなと思っています」と比嘉さん。次々おもしろいアイディアを出す比嘉さんと、繊細な作品のようなお料理を生み出す小倉シェフ。この秋、そんなお二人が浦安を大いに盛り上げてくれそうです!


コース料理のみの提供になるので、事前予約が◎。苦手なものやアレルギーなどがある方は、予約時にお伝えください。電話のほか、ホームぺージ・LINEからも予約受付しているので、ぜひチェックしてみて♪ ちなみに月・木限定で、テイクアウトのフォカッチャの予約販売もされるとのこと。最新情報はホームページTwitterInstagramからご確認ください!

CASA ORSETTO…浦安市富士見4-2-37 047-318-3883
17時~22時半 火曜・第三水曜定休
駐車場4台あり
https://orsetto-urayasu.com/

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