東西線浦安駅付近から北東へ伸びる片側2車線の道路「市川浦安線」、通称「バイパス」。道なりに真っ直ぐ行くと、江戸川を越え京葉道路を越えて、本八幡のコルトンプラザの横を通り過ぎ、渋滞で悪名高い国道14号に突き当たります。この突き当たり部分が真間川沿いに真っ直ぐ抜けられるようになり、鎌ヶ谷方面への道路とつながるというのです！ その名も『浦安鎌ヶ谷線』。 都市計画道路3・4・18号浦安鎌ケ谷線が全線開通します(市川市HPより)

具体的には、国道14号と突き当たった場所から北東へ1.6kmの区間が新たに開通することで、南北の道がつながります。踏み切り渋滞がネックになる京成線とは、立体交差になります。開通当日の11月10日には開通式が行われ、その日の14時半には道路が使えるようになるそうです。
（市川市HPより抜粋）

どこに行きやすくなるって？

鎌ヶ谷…と聞いてもピンと来ない方が多いかもしれません。実は私、何を隠そう鎌ヶ谷出身。せっかくの機会なので、簡単に鎌ヶ谷をご紹介します。

鎌ヶ谷市は船橋・市川・松戸・柏・白井に囲まれた人口10万人ほどの市です。特産品は梨（これは本当に美味しいですよ！ スーパーで売ってる梨とは比較になりません）、プロ野球日本ハムファイターズの2軍の本拠地（ハンカチ王子が入団した当初はよくニュースで映っていました）があります。「鎌ヶ谷大仏、知ってる！」とよく言われますが、別に取り立てて見に行くほどのものではないかな…というのが正直なところです。

そんな鎌ヶ谷をメインで訪れる機会はあまりないかもしれませんが、この浦安鎌ヶ谷線が開通することで、松戸・柏や手賀沼・利根川方面に出やすくなります。通りから少し入れば、市川の動植物園やファイターズ鎌ヶ谷スタジアム、ゴルフ場もあります。ちなみに法務局も道路沿いにあります。

浦安鎌ヶ谷線が開通することで、浦安から千葉県北西部の各市へのアクセスが良くなるはず！ 本八幡のあたりは渋滞の酷いエリアなので、周辺道路の混雑緩和も期待されます。個人的には「バイパスを真っ直ぐ行けば実家へ帰れる」という実感が、何より嬉しいです。