８月11日、猫実3丁目にある貸しスペース「アトリエ花ことり」にて、『キッチンでできる小さな家庭菜園』というワークショップが開催されました！ コロナに戦争に円安に…世の中がめまぐるしく変化する中、やっぱり一番大切なのは「毎日きちんと食事ができること」だなぁ…と実感していた私。現役農家さんからどんな話が聞けるんだろう？とワクワクしながら参加してきましたよ♪

苗の持ち帰りと育て方のレクチャーもあり。手軽にレッツ家庭菜園！

こちらが「アトリエ花ことり」さん。お店の前には植物の苗がずらり！これは何の野菜でしょうか。答えはもうちょっと先で！

この日は山梨県で有機栽培農業をしている「やまねこ農舎」の山内たまさんが講師。。2018年に山梨県北杜市へ移住し、昨年新規就農の認定を取得。有機野菜を栽培し、現在ではデパートでの販売や都内のマルシェへの出品、レストランへの卸しなど活躍されています。

まずは山内さんと参加した4名とで自己紹介がてら、家庭菜園に興味を持ったきっかけや現在の取り組み状況をお話。私が参加した回は初心者が多く、「植物を育ててもすぐに枯らしてしまう…」「時間が無くてなかなか面倒が見られないんだけど、それでも取り組める家庭菜園があれば」といった声が聞かれました。「果菜類（トマトやナス、きゅうりなど実がなるもの）って育てるのが難しいんです。葉物は比較的育てやすく、室内で大きくなる種類もあります。今日は手軽に取り組める種類の苗を持ってきたので、ぜひ持ち帰って育ててみてくださいね」と山内さん。

今日の山内さんが持ってきてくださった苗は全部で6種類。カイワレ・小松菜・からし菜・水菜・レタス・ケールです。「ベビーリーフのように、ちょっと大きくなったら摘んでサラダにしてみてください。カイワレは小さな鉢で室内で育ててOK。小松菜・からし菜・水菜・レタスは、大きめの鉢やプランターに寄せ植えにして。苗の周りにウォータースペースを作ってあげるといいですよ。ケールは単独で植えるのが◎。大きくなったら植え替えて鉢上げをしてあげてください。15cmくらいになったら食べられますよ」

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そしてさらに、今回は山内さんお手製の肥料「ぼかし」も分けていただきました…！ ちょっと酸っぱいような、かつおぶしみたいな香りです。「これはもみ殻や米ぬか、菜種油のかす、黒みつなどを入れて発酵させた肥料です。葉が黄色くなってきたら肥料切れなので、株元ではなく周りに少し撒いてあげてください」

有機野菜が破格で買えちゃった☆

農家さんのことも、農業の仕組みもほとんど知らない私。山内さんのお話は全てが新鮮で、とても興味深かったです。山内さんのような有機栽培農家さんは、販路の確保が一番難しいのだそう。浦安界隈にも有機栽培のお野菜を買いたい方は多い気がしますが、販売場所がないとは…なんだか矛盾を感じます。日常的に美味しくて安心できるお野菜が買えたら、間違いなく今より健康で充実した毎日が送れそうですが…なんとかならないものでしょうか。

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この日はやまねこ舎さんの野菜販売もありました！ 有機栽培のインゲンにピーマン、しかもピーマンは詰め放題！ ですが袋が大きすぎて、普通に30個くらい入っちゃいました。これで300円って破格すぎる～。

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持ち帰りの苗に加えて、私はガーデンハックルベリーの苗も購入しちゃいました。実のなる木っていいな～と思っていたので、ちょっと頑張って育ててみます！（まずは雑草生え放題の庭をなんとかしないと）

次回も開催予定。ぜひお楽しみに♪

スーパーに行けば、プロの作ったキレイで美味しい野菜が簡単に買える現代。でももし外出できなくなったら？地震で道路が壊れて物流が滞ったら？ …いきなり畑を耕すのは難しいけれど、まずはベランダやキッチンで野菜を育ててみる。そして自分で育てた野菜を食べる楽しさを知る。日々畑と向かい合っている農家さんに敬意を表しつつ、少しずつ農業に興味を持っていけたらなと思いました。

この日は3回開催だった『キッチンでできる家庭菜園』、すべて満席で野菜は完売の大盛況だったそうです！季節を変えてまた開催予定とのこと、ぜひ浦安でやってほしいです～。最新情報は野菜の販売情報は、やまねこ農舎さんのInstagram・noteよりチェックしてみてくださいね♪

やまねこ農舎…Instagram・note
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