様々なジュニアアスリート達が活躍する浦安。すべてのアスリートに必要なトレーニングは何だと思いますか？根性？筋肉？柔軟？――――いえ、体幹です。

『自分の弱さを知り、自分の軸を作る』そう教えてくれるのはstudio AirTrip浦安の代表 川西隆由樹先生です。今回は著者の小学生の娘がジュニアアスリート体幹レッスンに行ってきました。

シルクサスペンションTM って何？

ニューヨークの五番街にあるピラティスオンフィフスで開発された最新の空中トレーニングツールです。６つのハンドル（電車のつり革のよう、場所を上下に自由に変えられる）とハンモック状のサスペンション（布）を使います。不安定な空中でエクササイズを行うことで、身体のバランス能力が向上し、普段使わない深層部の筋肉を使う事が可能になります。「もっと競技種目のパフォーマンスを上げたい」「ケガをしにくい身体をつくりたい」等、ジュニアアスリートにお勧めのレッスンです。小学生のころから自分の体を知り、上手に鍛えていきます。

ジュニアアスリートとは少々離れますが、背骨周りの姿勢が整い、肩こりや腰痛などにも効果が期待できるとか…デスクワークつづきの慢性肩こりの著者が、一般クラスに挑戦する日もくるかもしれません。

バレエ少女、ピルエットが回りたい。

studio AirTrip浦安では、体操教室やタンブリング教室を定期開催しており、著者の次女がお友達の紹介で楽しく通っています。

普段、教室からのお知らせはSNSツールのLINEからくるのですが、ある日、『ジュニアアスリート体幹レッスン受付開始』のお知らせが。都度払いで非会員でも参加できるとのことで、バレエを幼少期から習っている長女が挑戦することに。娘は幼稚園のころからバレエを習っていますが、『The バレリーナ』という姿勢ではなく、ピルエット（片足回転）がトゥシューズで、どうにもうまくいかないのが悩みです。発表会はこのご時世でまだ開催は危ぶまれるのですが、この機会に体つくりのプロに見てもらおうと体験を決めました。

お腹が落ちないように。呼吸を止めない。地味に見えるけど実はかなりツライ！！

レッスンは隔週木曜日の18時半から。教室に入ると色とりどりのサスペンション（布）が天井から吊るされていました。この時点でハンモックみたいと子供たちはワクワク顔。レッスン開始までの時間は好きに触っていてもOKなため、みんなすぐ乗りたがります。

あっという間に時間になり、レッスン開始。この日は5人定員中5人参加。小学校4年生～中学生（当教室の卒業生）でした。前列の二人は常連でやはり他の競技のパフォーマンス向上のため、定期的に通っているそうです。

まずは柔軟。腰を気持ちよく伸ばす～といわれていましたが、小学生って気持ちよく伸びるとか感覚はわかるのでしょうか…

少しづつ強度が上がっていきます。

グラグラしてしまったり、あまりに大変な場合は自分の立つ場所を前後にしたり調整が可能。自分で自分の体を鑑み、判断していきます。

肘を立てて体を一直線にしてキープするプランクの姿勢。もう…もうっ…みているだけで、キツそうです…（アラサー著者の心の声）

終盤には逆さまにもなります！初心者はタカ先生が順番にひとりひとりひっくり返してくれます。日常生活ではあり得ない光景です。シルクサスペンション^TM の空中ならではの動きです。

最後はタカ先生からのご褒美でハンモック体験もありました。生徒からは思わず「わぁーー！」「すごーい！」という歓声があがりました。ゆらゆら揺れることでリラックス効果が期待できるといいますが、明らかにテンション上がっていたのでリラックスしたのかは不明です。

あれ？お腹の奥が痛い

あっという間に時間は経ちましたが、約50分のレッスンは終了。キープする時間も多く、絵面で見るよりずっと地味に見えますが、効果はテキメン。翌日、娘はお腹の奥が痛い！と言っていました。

普段、目に見えず意識しない体幹を鍛えていくことで、自分の苦手を知ることに繋がり、苦手を知ることで競技のパフォーマンスが向上していきます。もちろん、一度では鍛えることは難しいのですが、娘に関しては『体幹を意識する』ことは一度で達成できたようです。

普段の木曜日は、塾の日程とかぶっていて隔週定期的に通うことは難しいのですが、夏期講習などの日程や塾のない日、木曜以外の開催日にはぜひ足を運んでみようと思いました。ジュニアアスリート、必見です！！

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