市民による浦安の地域情報総合サイト

浦安ってこんな街!

【浦安市独自】市民全員へ商品券を配布するなど市独自の施策を発表

この記事は最後に更新されてから1年以上経っているため、情報が古くなっている可能性があります。
最新の情報をお探しの方はサイト内検索で最新情報がないか検索してみてください。

市民約17万人へ2,000円分の独自商品券配布

浦安市は4月22日に臨時記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症への経済対策として、市内の店舗限定で使える浦安市独自の商品券を全市民に配布するなど、市独自の対策を発表しました。

発表によると、新型コロナウイルス感染症によって影響を受けている地域経済や家庭への支援を目的として、市内の店舗で使用できる商品券「地域応援チケット(仮称)」を市民一人につき2000円分配布するとしています。
実施は本年度の補正予算の成立が前提となるため6月を予定、使用できる店舗については現在検討中とのことです。また、使用期限については未定ですが、市長は「コロナ終息後にも使えるようにしたい」ということです。

子育て世代や中小企業に向けた支援も拡充

この地域応援チケットの他にも、これまで実施していた施策と合わせて26の事業を発表しています。
浦安市新型コロナウイルス感染症に係る対策について – 浦安市ホームページ(PDF)

下にその一部を抜粋していますが、児童手当の加算など、学校が休校中で食費がかさんでいる子育て世帯にはありがたいですね。
また、感染の長期化に備えて中小企業への経営安定化資金の融資額上限を3,000万円まで引き上げるとともに、協力金については今後必要があれば考えていきたいとしています。

  • 児童手当の独自加算(一人あたり+5,000円、6月30日開始予定)
  • ひとり親世帯等への支援である児童扶養手当の独自加算(7月定例払いに+30,000円)
  • 感染症を起因とする任意休園の場合の保育料日割り返還
  • 障がい者就労支援対策給付⾦の創設
  • 介護保険デイサービス事業所への衛生用品等購入費の補助
  • 感染対策で事業を休止または縮小した障がい者及び障がい児の日中一時支援事業者への運営費補助
  • 感染対策で聴覚障がい者へ手話通訳者を派遣できない場合に、タブレット端末等での遠隔手話サービスを実施
  • PCやタブレット端末等がない小中学生のいる家庭に、タブレット端末等の貸し出し(およそ1,500台)
  • 経営が悪化している事業者に向けた経営安定化資金の融資上限額や期間を拡大、信用保証料の全額補助

これら事業の財源については、市のホームページでは下記のように記載されており、今後も状況に応じて家庭や企業へ向けた支援が期待されます。一方で、全国的にも潤沢な税収の浦安市とはいえ財源も無限ではありませんので、過度な期待もまた禁物だとは思います。

新型コロナウイルス感染症に係る対策については、長期的に取り組んでいく必要があり、今後順次、支援策を講じていこうと考えています。今回取りまとめた対策は、これまで行った事業および新たに実施する事業を合わせ、事業規模は市単独分が約14億円、国制度活用分が約175億円です。
なお、財源については、国および県からの交付金などを見込むとともに、一部事業の執行停止や財政調整基金により確保します。

【臨時記者会見】新型コロナウイルス感染症対策について(令和2年4月22日) – 浦安市ホームページ(外部サイト)

この一部事業の執行停止には、今年度予定していた「こども図書館」の設計の後ろ倒しが含まれるとNHKが報じています。
浦安市 事業見直し独自の商品券 – NHK NEWS WEB(外部サイト)

こども図書館は建設費や維持費について市議からも見直しの声が出る一方、楽しみにしているという市民の声もあり賛否は分かれていましたが、感染が終息するまでは計画は凍結ということになるのでしょうか。コロナ終息後の事業の先行きも気になるところです。

今私たちにできることは STAY HOME

地域応援チケットは6月実施予定との発表ですので、実施される頃には感染が終息に向かい、この2,000円を大好きなお店で心置きなく使って応援できる方向へと向かっていることを切に願います。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローして最新情報を入手しよう

月別アーカイブ

ページ上部へ戻る