今年もいちご狩りの季節になりましたが、市川市福栄でイチゴ狩りが出来るってご存じでしたか？ 「去年も行ったし、今年ももう予約したんだー！」というママ友から教えてもらったのは「小原農園」さん。

「小原農園」

こんな近くでイチゴ狩りが出来るなんて！イチゴが大～好きな娘を連れて行かないわけにはいきません。その日のうちに早速私も電話予約をしました。1月末だったのですが、土・日のみの営業ということもあって、予約もすぐにいっぱいになってしまうらしく、予約できたのが約2週間後の2月12日（日）でした。
ちなみに、今シーズンのイチゴ狩りは1/21（土）からスタートしており、予約は1/6（土）から開始しているそう。予約は電話のみです。

そして待ちに待った当日、車のため、まずは教えてもらった「青葉少年スポーツ広場」の駐車場へ。砂利が敷き詰められた広い駐車場で、イチゴ狩りのビニールハウスからは福栄公園を挟んですぐ目の前なのでとっても便利です。
 

ちょっと早めに到着したのに、受付周辺にはすでに人だかり！半分はイチゴ狩り待ちの人、半分は農園で採れた野菜を買いに来た人といった感じ。販売している野菜は、大根、小松菜、しんとり（各150円）などで、どれも採りたて新鮮で美味しそう！特に大根は葉っぱが青々と長く、実に立派です。コンテナいっぱいに積まれていた大根がアッという間に売れていき、10：30には空っぽになりました。

そして同時に、受付の案内板を見て、ビックリ！ 「本日不作の為・・・」と値段や食べ放題の時間が変更になっていました。

◆値段
大人　￥1700→￥1000
小人　￥1200→￥500
幼児　￥700→無料

◆時間
30分→20分

かなり値段が下がっているため、嬉しい反面、どれほど不作なのか不安もよぎりつつ…開始時間の10：30になり、予約した順番に名前が呼ばれ、料金を支払い、ビニールハウスの中へ。外は北風が冷たかったのですが、中は温室なのでポカポカ、しばらくすると汗ばむくらいでした。入るとすぐに練乳が入ったパックが配られて、いざ食べ放題開始！

確かに大きくて真っ赤なイチゴがゴロゴロ…というわけではありませんでしたが、想像したほど不作ではなく、初体験の娘がイチゴ狩りを楽しむには十分でした。数が少ない分、大きくて真っ赤なイチゴを見付けた時は喜びも倍増ですし、小さくても熟れたイチゴはとっても甘くてジューシーでした。

品種は「紅ほっぺ」。紅ほっぺは、甘み、酸味ともに強く、中の果肉まで甘いのが特徴だそうです。こちらでは、ミツバチ交配で、実が付いてから農薬は散布していないそうなので、小さい子どもにも安心ですね。少量培地高設栽培ですが、管理はアナログだそうです。

約1メートルの高さにイチゴが実っているので、2歳の娘もなんとか手が届きます。真っ赤なイチゴを見付けると一目散に採りに走り、頬張ります。自分で選び→採り→食べるという一連の作業が新鮮だったようで、娘も20粒以上いただきました。お腹がいっぱいになると、私のためにせっせと美味しそうなイチゴを探して奔走してくれました。(笑)
 

20分間との案内でしたが、20分経過しても出るように促されることもなく、私たちを含め好きな方たちは30分前後食べ続けていても大丈夫でした。練乳も何度でもおかわりができるのも嬉しいですね。

ここを紹介してくれたママ友から、「イチゴ狩りの後、子どもには大根を1本、自分で畑から引き抜いて、持ち帰れるサービスが付いているんだよ。去年は料金のかからない2歳でもやらせてもらえたよ。」と聞いていたのですが、受付の案内板には「今期は大根不作のため、大根狩りは有料のお子様のみとなります。」と記載があり、ガッカリ…。お金を払ってでも娘に体験させてあげたいと思っていたところ、そんな私の気持ちを察してか、受付の女性が親切にも「そんなに残ってないから、やってっていいよー」と声を掛けて下さったのです。ラッキー！ おかげ様で、大きくて美味しそうな大根をあれこれ選んだり、なかなか抜けない大根と格闘する微笑ましい姿をビデオに収めることができました。新聞に包んで下さった男性の方も、「今日の大根で、これは一番立派ないい大根だよ！」と言って下さって、娘もとっても誇らしげ。こういう何気ない一言って、子どもにとっても本当に嬉しいものなのですよね。ありがいです。

春のレジャーの代表格、イチゴ狩り！こんなに近くで楽しめるなんてご存じでしたか？ ちなみに昨年は4月17日まで楽しめたそうですので、是非一度足を運んでみてはいかがですか？

小原農園…市川市福栄4-4-3　 090-8727-8284
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