額縁の数だけ想いがある…！浦安にある画材＆額縁専門店『カスレイ』

浦安で唯一の画材と額縁の専門店『カスレイ』さん。
浦安にお住まいの方なら一度は目にして気になっているだろう特徴的な建物のお店です。

やなぎ通り沿い海楽バス停の目の前にあります。平成元年から歴史が始まって今年で28年目。ずっとこの場所で営まれているそうです。

昔から絵を描くのが好きで、世界堂やユザワヤによく行っていました。今でもパースを描く際に固形の水彩絵具や色鉛筆を使います。こんな身近に専門店があったとは！今回初めてお伺いしました。

お店の中は色で溢れかえっています。

油彩や水彩、色鉛筆、パステル…筆も色々取り揃えられています。今、大人に人気なのは水彩だそうです。匂いも気になりませんし、手軽に始められますからね。

コピックやトーンは小学生や中学生がよく買いに来るそうです。

ここ『カスレイ』さん最大のオススメは「額縁のオーダー」です。たくさんのサンプルの中から好きな材料を選び、作品にぴったりな額縁をオーダーすることができます。

「生もの以外は額装します」をコンセプトに、ご主人が地下の作業場で様々な作品に合わせ、細かいサイズを調整しながら材料を切断・組み立てされています。（材料によってはメーカーへの発注になる場合もあります。）

例えばこちらの額縁はシャドーボックスという立体的な作品のためにオーダーされたものです。真正面から見るとわからないのですが、額の後ろ側に厚みを持たせて作品が収まるようになっています。

立体作品にも対応していて、細かくオーダーできる額縁取扱店は少ないそうで、人から人へ口コミで広がり、浦安のみならず船橋、習志野、成田や六本木からも来店があるそうです。

とても気さくな奥様に今まで額装されたものをお伺いしていると実に様々。ホールインワンした時のゴルフクラブ、趣味で集めたご当地ストラップ、食器やユニフォーム。赤ちゃんのファーストシューズはパッケージの箱もレイアウトしながら。ご主人が奥様のために思い出のカメオを。お母様の形見の着物を姉妹で分けて。海外で見つけた素敵なレース。記念の切手一枚だけ。
もちろん平面的なものも額装できます。規格がばらばらの絵画やスカーフでもお手のもの。お子様が描いた初めての絵、雑誌の切り抜き、ポスター等も多いとのこと。

額縁のオーダーの他にマットをオーダーするという方法もあります。あえて大きめの額縁にマットを使ってたくさんの作品を飾ったり、色で楽しむこともできます。市販の額縁に作品の大きさが合わない場合にも対応できます。

二枚重ねの場合は間に挟む色が違うだけで全然印象が違います。

こちらの大きな機械を使うと細かい切り抜きもできるんだそうです。

試しに持って行った好きな作家さんの絵を使いマットの色を変えて見比べてみると…ほんの少しの色の違いでも印象が変わります。