【New Open】猫実に”保護猫カフェ『猫の館ME』”がオープン！見て、買って、遊んで… 猫さんたちを応援しようニャ～♡

地域で保護された猫たちがもてなしてくれる、成猫に特化した保護猫カフェ「猫の館ME」。今年5月、念願の猫実の地へ移転しました！

5月22日、「猫の館ＭＥ猫実館」が豊受神社の目の前にグランドオープンしました。２０１３年に千葉県初の保護猫カフェとして堀江で産声を上げた「猫の館ＭＥ」が、念願である猫実へ移転し〝猫実の猫カフェ〟として新たなスタートを切ったのです！「猫の館ＭＥ」オーナーの小倉さんに、お話を伺ってきました。

大三角線沿い、豊受神社の向かい側が「猫の館ME 猫実館」。ガラス窓から「どんなお店なの？」と覗く人も多いのだとか。

保護猫に家族を見つける

「猫の館ＭＥ」のコンセプトは、「猫を売らない猫のお店」。譲渡に結び付きづらい成猫に特化した保護猫カフェとして、浦安や近隣地域で保護された猫さんたちを里親さんたちの元に送り出してきました(９年間で２２２頭！)。保護猫活動には、病気の治療や予防接種・避妊手術など少なくないお金がかかります。「猫の館ＭＥ」では保護猫活動の収益源として、保護猫たちが猫スタッフとして働く「猫カフェ」、猫は売らずに猫グッズを販売する「ストア」、旅行中に猫家族のお世話をする「キャットシッター」の、3本柱で運営を続けてきました。

たくさんの支援で猫実へ

コロナ禍で「猫カフェ」「キャットシッター」の需要が激減し、厳しい経営判断を迫られた小倉さん。起死回生の一手が、「猫カフェを、広くて駅に近い猫実に移転すること」でした。「猫の付く地名の猫実に移転したい！とずっと思っていたので、常に物件探しをしていました。このタイミングで願ってもいなかった移転の話…ただ手元に大きな資金はない。そこでクラウドファンディングを立ち上げ、伸るか反るかの賭けに出たんです」。結果的には１６００万円という目標額を大きく上回る支援を獲得したＭＥさん。たくさんの支援者さんたちの思いを受け、念願であった猫実の地で保護猫カフェとしてオープンを迎えます。
猫カフェでは、猫スタッフたちとおもちゃで遊んだり、猫用のおやつ(各３３０円）をあげてみたり、猫さんたちと思う存分ふれあうことができます。初めて訪れる方も、スタッフさんのレクチャーをきちんと聞けば大丈夫。通常の入館は中学生以上ですが、小学生向けのキッズデー・キッズアワーも設けていますので、猫好きなお子さんのいらっしゃる方はぜひ利用してみて！
猫カフェで働く猫スタッフは、地域で保護された保護猫たち。ラウンジで猫スタッフとしてお客様をもてなしながら、里親になってくれる家族を探しています。「浦安ではここ数年、ボランティアさんの頑張りもあって、保護される猫の数は減少傾向です。ここ猫実館からも『猫家族を迎えるなら保護施設から』と強く発信をしていきたい」と話されます。

猫実の新たなパワースポットとして

「猫の館ＭＥ猫実館」では猫カフェのほか、猫グッズやチャリティー商品の販売も行なっています。猫柄の文房具やマグカップなどは猫好きなあの人へのプレゼントにも◎。猫のダヤン（わちふぃーるど）の販売店でもあります。猫家族用のおもちゃやおやつの購入もできますし、猫慣れした熟練の人スタッフによるシャンプーサービスもあります。こちらも大好評♡
「これからはネコヨガなどのイベントや、猫との暮らし方教室『おしっぽアカデミー』も定期的に開催できたらと思っています。あとはせっかく猫実に来たので、地域のお店とのコラボもたくさんやっていきたいと思っています。地域を巻き込んだイベントも開催したいですね」と意気込む小倉さん。猫実の新たなパワースポットとして、ますます浦安を盛り上げてくれそうな予感！