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「楽しく、おいしく、健康に──」浦安マラニックが予想外に楽しかった【試走会体験レポート】

浦安マラニックとは?

マラニック=ピクニック+マラソン。
ゆる~りとしたペースで走りながら景色や観光を楽しむスポーツがマラニック。全国各地でも開催されじわじわと人気が出ていますが、浦安でも4月14日に初めて開催されます。

浦安マラニックは、ガイドさんと一緒に市内14km程をゆっくり走りながら市内のスポットや美味しいお店を巡り、浦安の魅力を体験するイベント。

浦安マラニック開催概要・申込み方法はこちら

長距離走が苦手な私は、企画のお話で14kmという距離を聞いた瞬間に「へぇ~、でも別に走らず普通にお店に行けばいいのでは?」と身も蓋もない感想が浮かぶのみ(口には出さず)。しかし「絶対楽しいから!」という主催スタッフお二人の熱意あるお話を聞いているうちに感化され、いつの間にか「よし参加します!」と手のひらを返して参加を表明。
「スタッフの試走会を明日やるよ」とのことだったので、そのまま勢いで試走会に参加させていただきました。試走会当日のレポートを中心にお伝えします。

試走会当日、不安を抱えつつもスタート

試走会の参加者は私自身を含めて9名。朝10:00に新浦安駅前に集合し、ガイドさんから概要とコースの説明を聞いた後に念入りに準備体操。

当日は、定員30名前後の参加者を、ランニング経験などを考慮して3チームにレベル分けし、各チームにそれぞれガイドさんが付くそうです。また、14km走る自信のないランニング初心者向けに7~8km程度(予定)のショートカットコースも用意するとのことです。マラニック当日は明海大学に集合。スタートとゴールも明海大学で、教室を大学からお借りしているので更衣室も用意してあるとのこと。

10:30~
いざ出発!ちなみに私(37)の運動経験は、週に1回ほど2時間テニスをやるくらい。しかしここ2年近くサボり気味で体重も増加する一方のため、ひとり関節と体力に不安を抱えながらスタート。

皆さん談笑しながら走れるくらいゆっくりとしたペースです。

イベントに協力されている浦安ランナーズクラブのメンバーさんがペースメーカーとして先頭と後方で誘導してくれました。当日もチームに1~2人付いていただけるとのこと。ペース配分は1kmあたり7分半~8分程度が目安だそう。だいたい標準的な徒歩スピードの2倍くらいの速さですね。

当日のペース配分もこれくらいが基準とのことですが、ランニング経験者が多ければ経験者チームはもう少し早め、初心者チームは遅めなど、当日の参加者の希望やレベルに応じて臨機応変に判断するとのことです。

11:00~
総合公園や高洲中央公園でトイレ休憩と自販機での水分補給。この日は河津桜も咲いていて早めのお花見ができたようでなんだか得した気分。
チェックポイントや休憩中にはガイドさんだけでなく、参加者も各々持っている地域のちょっとした知識や情報を話して交流を深めていました。この日はコースを走りながらも、「あそこのスーパーはマイバッグには詰めてくれない(笑)」など本当にちょっとした情報?が飛び交って和気あいあいとした空気。

高洲中央公園に立ち寄ったあとは、元町方面を目指してひたすら境川沿いを走ります。境川沿いの桜並木は開花する時期には桜のトンネルのような春景も楽しめますが、4月14日は果たしてどうでしょうか。チェックポイント間の距離はこの境川沿いが最長で、およそ3kmほど。私はここでやや疲れを感じはじめてきました。

12:00~
途中コンビニでトイレ・買い物休憩も挟んで回復しつつ、最初に立ち寄るお店(コンビニは含まず)フィットネススタジオのTRUNKさん。当日はスムージーを提供していただけるそう。試走会の日は定休日でした…残念!なお、ここまでで約7kmと行程の半分ほど。ここから後半のコースにお店や観光スポットがギッシリ詰め込まれていると聞き、疲れ気味だった気持ちが前向きに。

別の日に訪問した時の写真を頂きました。身体のことを真剣に考えて作られたやさしいスムージーが、疲れた身体と心に染み渡りそう!

後半戦は怒涛のスポット巡りを堪能

12:15~
1888年から続く老舗の『浅田煎餅』さんで一休み。皆さん結構たくさんお煎餅買ってますね!お土産として持ち帰り用にも購入されていました。
私はお土産を入れるリュックやポーチがあると何かと便利だったことをここで知ることになります。

12:25~
境川にかかる、猫実と堀江を結ぶ境橋。浦安が漁村だった頃の風景が欄干に展示されています。「よく通ってるけどこの橋にこんな写真飾ってあったの知らなかった!」なんて声も。長く住んでいても意識して見てみないと見過ごしていたり知らなかったりすることがあるんですね。自分の住む街についての小さな気付きや驚きの積み重ねが、心や生活に少し彩りを添えてくれるのかもしれません。

12:35~
魚市場にもお店を開いている魚屋さんの『泉銀』さんで少し休憩。この日もお客さんが入れ替わり立ち替わりでお店は大盛況でした。こちらでは店主の森田さんのご厚意で、鯨の刺身をいただきます。鯨の刺身には実はランナーにぴったりの栄養素が詰まっているのだそう。魚への造詣と愛がとても深く、チャキチャキとした気持ちのいい喋りで私も即ファンになってしまいました。

12:50~
浦安で70年以上も営んでいる駄菓子屋さんの『重兵衛商店』さんで昔懐かしいお菓子を楽しみ、浦安で初の洋式建築だった旧濱野医院、江戸時代末期から明治初期に建てられた旧大塚住宅・旧宇田川住宅、と浦安の歴史に思いを馳せるスポット巡りが続きます。
続けて立ち寄った清瀧神社には『堀江水準標石』という水位表記の基準点とされた石が。一見するとただの四角い石なんですが、なんとこれは水準標石としては銚子の標石と並んで日本最古のものなのだとか!水と深い関わりのあった街だった歴史の標がここにも。

13:15~
さて、お腹も空いてきた頃合いで立ち寄るのが、こちらも70年以上伝統の味を守り続ける『さつまや』さん。こちらでは浦安名産の焼きあさりをいただきます。
店内に入ると貝の焼ける香ばしい匂いが食欲をそそります。一本一本丁寧に焼き上げた串あさりに秘伝のタレがよく染み込んでいて、何本でも食べたくなる一品です。ごちそうさまでした!

さつまやさんを後にし、有形文化財でもある庚申塔(こうしんとう)へ。かつてここが猫実村だった頃に庚申様を信心していた村人たちに寄って建てられたものだそう。敷地内には七匹の猿がいるとのことですが、全て見つけてみるのもまた一興。

13:30~
次に向かったのは、猫実のお肉屋さん『丸秀』さん。こちらでは揚げたて熱々のメンチカツをいただきました。このメンチカツ、地域で大人気の逸品で、サクサクの衣をかじると肉汁がジュワッと口の中に広がって口の中が幸せいっぱいに。ここまでの疲れも吹き飛んでしまう美味しさです。参加者からも「今まで食べてたメンチカツってなんだったんだろうっていうくらい美味しい」なんて声も漏れていました。

13:50~
お腹も満たされたところで、ここから新町方面へ戻るコースを取りますが、ゴールの明海大学までの道のりでまだまだ観光スポット巡りが続きます。皆さんも笑顔で楽しそう。ここまでスポット巡りが続いたこともあり、私もずいぶん体力が回復しています。

猫実のお寺、花蔵院。こちらには初代市長のお墓も建立されていると説明されました。また、境内の砂利かと思っていた白いものは貝殻なんだそう。ここにも浦安の漁業の名残が静かに存在していました。

観光スポット巡りはまだまだ続く!豊受神社に立ち寄った後は、住宅街のやや奥まった場所にたたずむ左右天命弁財天へ。ここはガイドさんも最近まで知らなかったんだとか。周囲には池が巡っていて、鯉が泳ぐ姿も。周辺の土地を見ると、かつて水害で苦しんでいた頃の名残も見受けられるそうで、ここでも水と関わってきた浦安の歴史と先人の苦労や努力に思いを巡らせずにはいられませんでした。

境川沿いに出て、行きのコースとは対岸となる道を通って新町に向かいます。途中、郷土博物館や若潮公園に立ち寄り、最後のチェックポイントであるシンボルロードの堤防跡へ。ご存知の方が多いと思いますが、ずっと先の鉄鋼通りまでこの堤防跡が続いています。実際に新町、中町、元町を自分の足で回ってみると、改めてよくこんなに広い範囲を埋め立てたものだなあと感慨深く感じてしまいます。

このあと、当日はゴールの明海大学を目指すことになりますが、試走会では明海大学へは行かずに終了。お疲れ様でした!

疲れを忘れるくらい得るものが多かった

走る前に感じていた体力面への不安は、各スポットで一息つけることもあり、ほとんど意識せずに走り終えることができました。翌日太ももが筋肉痛でパンパンになったのでやはり疲れは感じていたのだと思いますが、それを上回る楽しさ、驚き、気持ちよさなどが忘れさせてくれたのだと思います。一緒に走っておしゃべりできる人がいた、ということも気持ちを楽にして走れた大きな要因でした。

「走る」というとストイックなイメージが付きまといがちで、実際に私もそんな印象が強かったのですが、浦安マラニックはある意味走るのがオマケで、ちょっと健康になれて、美味しいものを食べて、人との縁や繋がりまで増やせる…なんだかオトクな欲張りセットでした。
結論としては、「絶対楽しいから!」は本当だった!!

浦安をよく知っている人も知らない人も、のんびり走りながら少しいつもと違った視点から街を見つめ、街の新しい魅力を発見して浦安をもっと好きになれる良い機会になるイベントだと感じました。今後も定期的に開催していきたいとのお話でしたので、次回はどんな発見があるのかな?といった楽しみも増えそうです。
私は市外在住ですが、自分の住む街で同じようにいつもと少し視点を変えながら走ってみても面白そうだなと思うようになりました。

「走る動機は何でもよくて、美味しくお酒を飲むために走る!でもいい」とは、運営スタッフの笠木さんのお言葉。4月は運動を始めるにも良い季節、食べ物も美味しい季節、そして新しい仲間との出会いが始まる季節でもあります。記事のどこか一つのポイントでも興味を持った方、ぜひオススメのイベントです。

取材にご協力いただいた浦安観光コンベンション協会のスタッフ、明海大学・了徳寺大学の学生スタッフ、浦安ランナーズクラブの皆さん

 

浦安マラニック 参加者申し込み概要

開催日:4月14日(土)※小雨決行・荒天中止
予定時間:9:00 ~ 15:00(受付、準備等の時間も含む)
集合場所:明海大学 浦安キャンパス (浦安市明海1丁目)

応募締め切り:4月3日 ※定員になり次第締め切りとなります。ご注意ください
参加料金
:2000円(コース内でプランニングされている飲食代・傷害保険代含む)
※懇親会任意参加の方 別途会費3000円 (16:00 ~ 18:00予定)
応募方法:浦安観光コンベンション協会へメール、または電話での申し込み
電話:047-350-7555
メール
:info@urayasu-kankou.jp
※氏名、携帯番号、携帯メールアドレスを記載の上お送りください。
※参加通知は4月4日(水)までにメールで通知されます。
定員:先着30名予定

持参するもの(必須)
ランニングシューズ 
運動のできる服装

あると便利なもの(推奨)
帽子
リュックやポーチなど(水やお金を入れたり、お土産を買う場合など)
サングラス

 

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